BMWの場合、前後重量配分を50:50に近づけるため重量物のバッテリーを車体最後方に設置しており、エンジンルームの充電端子まで、約5mも距離が離れています。
エンジンルームの充電端子を観察するとプラス側は直径1cm近い電線で抵抗は極小と思われますが、マイナス側端子はボデーアースに接続されているので、抵抗が気になります。
バッテリーのマイナス端子の接続先を確認すると約1cmの直径の電線で、車体最後方のに1か所ボデーアースがされており、この状態で設計上は問題ないのだと思います。
これは想像ですが、エンジンルームの充電ポートは、バッテリー上がりの際に他車のバッテリーでジャンプスタートするための端子で、この場合はスターターがエンジンルームにあるためボデーアースの距離が短いので問題ないと推測されます。
エンジンルームの充電ポートにCTEKの充電用コードを接続しているので、充電環境を改善するため、バッテリーのアースポイントからエンジンルームにアーシングケーブルでバイパスして試してみることにしました。
使用したアーシングKITは「BX-11G アースキット アーシングチューン ノンカット 4m巻き 12V車専用」というもので、Amazonで約2.5千円でした。
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また、運転席足元のアースポイントからドレレコ他の後付け電装品のアースも取っているので、これらの電源環境の改善にもなりそうです。
アーシング接続完了後にエンジンルームの充電ポートでバッテリーチェッカーで再計測してみたところ、CCA値は若干上がった程度でしたので、バッテリーチェッカーはバッテリーに直接繋がないとダメだという結論です。
ただし、充電時の電流の流れは抵抗の少ないアーシングケーブルのバイパスを使用できるようになったので改善されたと推測されます。
また、駐車時はCTEKの充電器を繋ぎっぱなしにしているので、出庫時にトランクルームのバッテリー接続だと面倒なのと、ケーブルを外し忘れ防止にもなりそうです。
【BMW X3 G01】バッテリー充電端子にアーシングしてみた
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