AUXやスピーカのケーブルは流れる電流が微細で、1~2m程度の長さならその伝送抵抗は殆ど音質に影響なく接点やアンプ内部のダンピングファクターの方が重要であるとのオーディオマニアの見解があります。
ただし、オーディオはその見た目や高級感が与える心理的な要因も無視できないと思います。そこで、アメリカのスタジオで原音録音時の使用頻度が高いといわれている「BELDEN」を試してみることにしました。
入手した「BELDEN/8412」は、ケーブルのみの1m単位の切売りのもので、Amazonで1mで千円以下と手ごろなものです。
通常はギターシールドなどに使用されるもののようで、太目のケーブルですが2芯+シールドで、AUX用に使用してその評価がが高かったものです。
ケーブル外皮の黒い被覆を剥いて、網目状のシールドをまとめて、中の白と黒の2芯の被覆を剥いてiDriveのビッグコネクターの延長用に購入したアダプターにハンダ付けしました。
今回使用したのは普通のハンダですが、高級オーディオケーブルの場合はハンダもオーディオ用を使用しているようで、そのようなハンダが有ることを初めて知りました。
ケーブルのもう片端は、AUXの雌コネクターをハンダ付けしてみましたが、ケーブルや芯線が太いためか混線しやすいため、後で手持ちのケーブル片側を切断した5cm程度のAUXの雌コネクターに変更しました。
直接、DAPのAUXに接続した方が良さそうですが、ケーブルが太くDAPまでの取り回しが困難なため、DAPと「BELDEN」の間にフレキシブルなケーブルで品質の良さそうなAUXケーブルを別途入手して使用しました。
視聴してみた感想としては、普通のケーブルと殆ど差を感じることが出来ませんでしたが、プラシーボ効果だとは思いますが、各楽器の音の分離が良くなった気がします。
ベース音のコピーをするために、スタジオ用のヘッドホン経由で聞くのと同等のような感じです。
動画では伝わることは無いと思いますが、一応、カメラ内臓ステレオマイクで空気録音したもので比較してみます。
比較で使用した音源は「e-onkyo」からダウンロードした192KHz、24bitのハイレゾFree楽曲で、「Beagle Kick」の「LOVIN'YOU」です。
この音源を手持ちのDAP「Pioneer XDP-20」で、内臓DACで192KHz、32bitにアップサンプリングしてAGC(疑似バランス)出力しています。
BMWに追加したAUXのケーブルを「BELDEN/8412」に見直し
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