2024年1月22日月曜日

BMW X3(G01)のDPFクリーニングをDIYで施工

愛車のBMW X3(G01)のDPF(Diesel Particulate Filter) のクリーニングをDIYで施工しました。前車のBMW X3(F25)でも同じ施工をしており視聴者様からG01のクリーニングのリクエストがあり、走行4万Kmと施工タイミングでした。 

DPFはディーゼル粒子フィルターというディーゼルエンジンの排気ガス中の煤を集積して、再生機構で堆積した煤を焼き切る機構を備えた触媒の1つで、再生で焼き切れなかった煤が蓄積して最悪のケースではDPF交換という数十万の高額修理が必要になるようです。 

一昔前のディーゼル車は排気ガスが黒煙モクモクで煤の排出が環境問題となり、この触媒が開発されたようです。またEGRという排気ガスを再度燃焼室に戻して有害成分を軽減する装置も搭載しています。 このEGRも煤を含んだ排ガスを循環させるため、EGR本体やインテークマニホールドに煤が堆積しやすく、クリーンディーゼル車のウイークポイントになっていて、走行10万Km前後で吸気系もクリーニングするケースが多いようです。 

BMWのG型からDPF処理後の排気ガスをEGRに送るルートが追加されており、吸気系に煤が堆積しにくくなっているようです。全てDPF処理後の排気ガスを循環させたほううが良さそうですが、燃焼室で煤を焼いてDPFの煤堆積を削減するためと思われます。 

このDPFはトラックにも搭載されており、20万㎞前後で交換周期となるようで、DPFクリーニングを行い延命するケースもあるようで、BMWのDPFも20~30万Kmの交換推奨部品となっています。 

今回は、DPFの詰まりを予防する目的でDPFに堆積した煤をクリーナをDPFに直接注入してクリーニングしました。使用したクリーナはワコーズの「DIESEL-2 ディーゼルツー DPFクリーナー」というもので、前車でも使用したものです。 

前回は、DPFの差圧センサーのパイプを利用してクリーナをDPFに注入しましたが、今回は差圧パイプのゴム状のホースを抜くことが出来なかったので、DPF前の温度センサーを外すための「クローフットレンチ フレアナットレンチセット」を合わせて購入しました。
このクローフットレンチは、配線付のセンサーを固定しているナットを外すための工具で、今回使用したのは14mmのクローフットレンチのみですが、サイズが豊富でO2センサーなどにも使用できるもので、他の整備にも使用する想定です。 

この車両のDPF前の温度センサーはエンジンルームの奥まった所にあるため、付属のエクステンションバーに手持ちの差込角9.5mmのラチェットレンチを使用して温度センサーを外すことが出来ました。 外した温度センサーの穴にワコーズ ディーゼルツー付属のチューブを挿入するのに当たり、穴のサイズが小さく奥まで入らなかったのでチューブの先端に細いパイプを結合して挿入しました。 

ワコーズ ディーゼルツーの説明の通り施工前に30回以上、缶を良く振ってから、付属のチューブをノズルに装着して、正立して3分程度クリーナを注入しました。泡状のクリーナがDPF内部で拡散するようです。 

クリーナ注入後、チューブを抜いて温度センサーを元に戻してワコーズ ディーゼルツーの説明の通り30分程アイドリングして、DPF再生条件の冷却水温度が70度以上になってから、BimmerLinkで再生指示を行いました。 暫く、アイドリング状態で再生しないかBimmerLinkでモニターしていましたが、再生が始まらないので走行再生して排圧でクリーナを排出する目的で2時間程度、市街地走行しました。 

走行後にBimmerLinkでDPFをモニターした所、再生後走行距離からみて走行直後に再生が始まり、短時間で再生が終わったようで、堆積煤の量が施工前の25g程度から15gと今一減っていない状態でした。 

ただし、低速のトルクが太くなったようで、施工前には起こらなかった車庫入れの時にタイヤからスキール音がするようになり、アクセルの付きも良くなったような気がします。ターボ車なので排気の抜けが良くなった効果だと思います。
 

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2024年1月15日月曜日

BMW車両診断ソフト「ISTA」のバージョンアップ成功とBimmerLink導入

愛車のBMW X3(G01)の車両診断にディーラーでも使用している「ISTA」の日本語化に成功し、そのSQLiteDBを入手した海外サイトISTAのバージョンアップモジュールも入手しました。 

入手したISTAのバージョンは「4.39.20」で2021年頃のもので最新のものではありませんが、日本語化したSQLiteDBのバージョン(4.40.40)に近いものでしたので、ISTAのバージョンアップにチャレンジしました。 ISTAのモジュールはサイズが大きく、一番大きいもので圧縮形式でも100GBを超えるため、MEGAのダウンロードサイトで一度にダウンロードするためには課金する必要があり、何日かに分けて無料でダウンロードしました。 

早速、ダウンロードしたファイルを1つのフォルダーに解凍してインストールしてみましたが、起動時にエラーが表示されてしまい、何度かリトライしましたが、結果は変わりませんでした。 どうしたものかと試しにISTAの旧バージョンをアンインストールしてからインストールしてみた所、エラーが出なくなり、ISTAのインストーラーが作成したSQLiteDBの格納フォルダーに以前に入手した日本語のSQLiteDBを配置して無事起動することが出来ました。 

旧バージョンは2019年頃の「v4.20.1」で一応、車両診断はできていましたが、前オーナーがディーラーでファームウェアアップデートをしており、車両のISTAレベルが2021年になっていたので、新しいバージョンの方が安心です。
ついでに、スマホで手軽に車両診断できる「BimmerLink」も導入しました。6千円の課金が掛かりますが、1度のみの課金で使用でき、バッテリー交換記録や電動パーキングブレーキのメンテナンスモード他の車両整備が手軽にできそうです。 

車両との接続は、導入済の「BimmerCode」で使用しているENETケーブルとiPhone用の変換コネクターをそのまま利用できます。ISTAよりメニューが分かりやすく、使用したい機能が直観的に探せるのも良い感じです。 

バージョンアップ後のISTAで車両診断してみましたが、検出するワーニングメッセージはバージョンアップ前と同じもので、メッセージの詳細表示のポップアップも日本語で表示され、エラー消去も問題無く出来ました。 これで、車両故障時の原因調査や、メンテナンスが本格的にできるようになり、ディーラーにお世話になる機会が減らせそうです。

ちなみに前車のX3(F25)ではリコール作業以外でディーラーにお世話になったことは一度も有りませんでした。 約6年間所有した前車のX3(F25)で、大きめの故障といえば、スピードセンサーの不具合で、ブレーキシステム異常というアラームがiDriveに表示され、最寄りのディーラーに入庫するよう促されました。 走行可能状態でしたので、帰宅後にISTAで車両診断して、そのエラーコードをネットで調べると、ブレーキセンサーの不具合である可能性が高いことが分かり、DIYで交換後にISTAでエラー消去して故障修理しました。 

古いBMWは故障が多いイメージがあると思いますが、Fシリーズ頃から信頼性が上がり、使用期間が約6年で車齢11年までの大きめの故障は、このブレーキセンサー位でした。 定期メンテナンスで、エンジンオイル他の油脂類交換、フィルター交換、ブレーキパッド交換などをしっかり行えば、車種や個体差はあると思いますが、8万Km程度までは大きな故障や部品交換は必要ない印象です。

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2024年1月8日月曜日

災害対策についての事例ご紹介

能登半島地震で被災した方々とご親族にお見舞い申し上げます。寒さも増してきており大変困難な状況ですが、一般人にできることは限られており、募金程度しかできませんが、なんとか凌いでいただきたいとお祈りいたします。 

日本は地震が多く気候変動も加わり、いつ同じような災害に遭遇するか分からず、その対策は必須だと改めて強く思います。最低限の水や食料の備蓄や避難用の持ち出し用品の再点検をして備えたいと考えております。
災害対策はその専門家やネットに情報が多くありますが、家族を守るために自分なりに考えて備えていることを紹介してみたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。 災害対策は、いつ起こるか分からないことに備えるリスク対策でもあり、どこまで対策するのかは各々の事情や考え方で大きく変わると思いますので、あくまでも1つの事例としてとらえていただきたいと思います。 

①家屋

 まず、家屋が災害に耐えるようにすることが一番大事だと思います。1980年以降の耐震基準の家屋でも1度の震度7程度の地震で倒壊しない最低限の基準のようで、出来れば耐震等級3以上にすることが望ましいと思います。 

我が家は築30年を超えましたが、鉄筋コンクリート造の地下車庫の上に地震に強いとされる2×4工法の2階建てで、立てたハウスメーカの耐震実験では震度7の地震に複数回耐える結果となっています。 

立地条件も大切で、利便性の高い土地を選びがちですが、湾岸エリアや泥濘地、特に埋立地や盛り土の土地は避けたいと考えています。揺れやすい上に液状化などでライフラインが寸断される可能性が高いからです。 

我が家は、ターミナル駅から私鉄で2駅程離れた場所で利便性は少し落ちますが、海岸から離れて標高も30m近くあり、地盤も古い関東ローム層上でひな壇の傾斜地ですが地盤調査でも比較的良い結果でした。 

木造の場合、防水・シロアリ対策も重要だと考えています。屋根や外壁の塗膜が劣化すると湿気や漏水で構造合板や構造材が腐食して耐震性能が低下するのは容易に想像できますので昨年、外壁と屋根の塗装をしました。 

また、木材が腐食するだけでなく、湿気が多くなるとシロアリ被害にあう確率が高くなり、腐食に加えてシロアリ被害で木材内部が空洞化して耐震性能が著しく低下することになり、その対策もしておきたい所です。 

②ライフライン

 家屋の倒壊を免れたところで、自宅で生活するためには、水・電気・ガス他のライフラインの確保が必要になります。特に飲料水の備蓄の他、洗い物のやトイレの生活用水も確保しておきたいと考えています。 

我が家では、1週間分の飲料水として2Lペットボトル6本入りのものを8箱備蓄して、2年毎に消費して入れ替えています。 生活用水は18Lタンク4つに加えて80Lの雨水タンクを庭に設置しています。ガスはカセットボンベ6本入りを6箱程度備蓄しています。 

災害時は停電になる確率が高く、最低限、情報収集用のTVやネット関係機器の2時間程度のバックアップ電源としてUPSを複数個所に設置し、更にソーラーパネルと蓄電池、小型発電機で最低限の電力は確保できるようにしています。 

昨年既設のソーラーパネルに加えて全負荷対応の蓄電池を設置しました。初期費用は高いですが、電力料金の高騰で日常の消費電力の6~7割程度を自給可能です。その経済効果で15~20年程度で、初期費用は回収できる見込みです。 

③車中泊装備と持ち出し用品

 万が一、火災などで自宅での生活が困難となった場合は、地下車庫か外で車中泊が出来るように寝具やポータブル電源と発電機を用意しています。ポータブル電源は通常、駐車監視用サブバッテリーとして活用しています。 

さらに車中泊もダメな場合は避難所にお世話になることなるので、持ち出し用品をリュックにまとめています。車中泊可能な場合もリュックは地下車庫に持ち出しする想定です。持ち出し用品の他、1週間分の非常食を備蓄し毎年、消費して入替えています。

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2024年1月1日月曜日

BMW純正ナビ2024年版の地図に更新

明けましておめでとうございます。昨年は多くの方にチャンネル登録いただきありがとうございました。今年こそは登録千人超えを目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。 

愛車のBMW X3(G01)の純正ナビ(iDrive ID6)を昨年末に2024年版に更新しました。恒例のナビ更新ですが、今回はBMW公式サイトからダウンロードしてUSBメモリに書き込んで更新しました。 e-BayではiDrive NBTevo用の2024年版ダウンロードが11月中旬頃から利用できたようですが、BMW公式サイトでは12月末になってようやくダウンロードができるようになっていました。
BMW公式サイトを利用した理由は、NBTevoのID5からFSCコードの入手が困難になったことと、円安でe-BayのNBTebo版の価格が4千円弱となっており、公式サイトは1年間有効で6.9千円で最低2回更新可能で1回当たり3.5千円とあまり変わらなかったからです。 

因みにe-BayのNBTebo版はID4用のFSCコード付きの価格で、このFSCコードはID5、ID6では使用できないものと思われます。ID5からセキュリティレベルが大分上がったようです。 

地図更新方法はBMW公式サイトの「BMW ConnectedDrive Store 」で「USBマップ・アップデート」サービスを購入してから、使用OSのダウンロードマネージャーをダウンロードしてインストールします。 

ログインしてダウンロードマネージャーの指示にしたがい、地図データーをダウンロードします。ダウンロードには5時間程度掛かるので、有線接続したデスクトップパソコンで就寝前にダウンロード開始しておきました。 

用意したUSBメモリは、NBTの時に使用してた旧東芝製V2.0の128GBのもので、他のデータが残っているとエラーになるのでUSB内のデータをバックアップして空の状態にしました。 ダウンロード後にUSBメモリを確認するとFSCコードの他、いくつかのフォルダーに分かれていますが、このまま車両で認識したので、NBTのようにルート直下にすべてのファイルを配置する必要は無いようです。 

後は車両のセンターコンソール後方のUSBポートにUSBメモリを刺すと、iDriveモニターに更新画面が表示されるので更新指示をするだけでした。 途中でFSCコードを聞いてくることもなく、そのまま放置しておけばOKでした。 ただし、一度、不足データーがある旨画面が表示され、それでも更新するか聞いてきたので、更新指示をすると再度更新が始まり、約50分で更新完了しました。めでたしめでたし。 

因みにナビデータ更新は走行時でも問題ないようですが、例年通りバッテリー上がり防止のため、充電器で6A充電しながらエンジンを掛けずに更新しました。 この方法だと15分程で、車両電源が落ちるので何度かスタートボタンを押して更新しましたが、途中で電源が落ちても再度、始動時に再開されるようです。

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2023年12月25日月曜日

BMW X3(G01)冬タイヤ交換に合わせてブレーキフルードをDIYで交換

愛車のBMW X3(G01)のサービスインターバルがブレーキフルード交換時期となっていました。MyBMWアプリでも次のサービスにアラート表示されていました。 ブレーキフルード交換というと車検時に2年毎に交換することが多いですが、前オーナが2年目の定期点検時にタイヤ交換に合わせてブレーキパッド交換とブレーキフルード交換をしたようです。 

ブレーキパッドは純正品で残り5mm前後の残量があるので、今回は冬タイヤ交換に合わせてブレーキフルード交換のみを行いました。 使用したブレーキフルードはBMW純正のDOT4のもので、Amazonで3千円弱で入手しました。 少々高価ですが前車で使用していたブレーキフルードの残りがあったので、異なるフルードを混ぜて使用したくなかったためです。 

純正ブレーキパッドは、ダストが酷く早めにDIXCELの低ダストタイプに変える予定です。納車時にも点検して清掃していますが、500Km弱の走行でエアブローすると大量のダストが出てきました。 ただし、前車のF25に比べて純正ブレーキパッドのブレーキローターへの攻撃性は減っているようで、ブレーキローターの減りはそれほど進んでいませんでした。 

ブレーキフルードの交換の前準備として、エンジンルームのリザーバータンクのキャップを外して、古いフルードをMINレベル程度まで抜き取ってから、新油を補充しておきます。 後は、タイヤを外して、ブリーダプラグに手持ちのワンマンブリーダーを装着して、ナットを緩めてブレーキを10回から20回踏み込んで古いブレーキフルードを排出してリザーバータンクの新油に入替えるだけです。
ワンマンブリーダーというのは、ブレーキを踏んで古いブレーキフルードを排出する時に、フルードが車体側に逆流してエアを噛まないように逆流防止弁が付いたもので、1人で作業するのに便利なものです。 ブレーキフルードに空気が混入すると、べーパーロック現象と同じ症状になり、混入した空気が圧縮されることで、最悪ブレーキを踏んでも効かなくなり非常に危険なので、注意が必要です。 

新油のブレーキフルードを補充しながら同じ作業を4輪繰り返して、ブリーダプラグのナットを締め付けて、リザーバータンク内のオイルレベルを確認してからキャップを締めておきます。 ブレーキフルードは塗装を溶かす劇薬といわれているので、ブレーキフルードが周囲にこぼれていれば確実にふき取る必要があります。 

最後にブレーキを踏んでエア噛みがない事を確認して、点検整備記録簿にブレーキフルード交換の記録を記載し、サービスリマインダーのリセットをして交換作業完了です。 

サービスリマインダーのリセット方法は、エンジンオイル交換時と同様ですが、ブレーキを踏まずにスタートボタンを押してしばらく待ってから、トリップメーター内のリセットボタンを長押しするとインフォメーションディスプレイにサービス画面が表示されたらリセットボタンをはなします。 この状態でリセットボタンを何度か押して、リセットしたい項目でリセットボタンを長押しするとリセットしまうか?と聞いてくるのでリセットボタンを離して再度リセットボタンを長押しすることでリセットできます。 このリセットを行うことで、iDriveのサービス履歴が更新され、MyBMWのサービスアラートも出なくなります。
 

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2023年12月19日火曜日

360度録画ドラレコと駐車監視用バッテリーをDIYで設置

愛車のBMW X3(G01)の純正ドラレコは前後録画対応で駐車監視用に手持ちのポータブル電源を使用しています。 ハイビジョン画質で、前後車両のナンバープレートの読み取りも可能ですが、横方向と車内の録画のために360度録画のドラレコを増設することにしました。

入手したのはコムテックの「HDR360GW」という機種で、旧型の中古品ですがヤフオクで1万円以下でした。別途、駐車監視用ハーネス「HDROP-14」の同等品を1.3千円で購入しましたが、最新型は3万円以上しますので格安で入手できました。
商品到着後、念の為に付属のシガーソケット電源で動作確認しましたがリヤカメラを含めて問題なく動作しました。 カメラの設置場所ですが、前方視界の邪魔にならず、操作のしやすい運転席側のバックミラー裏に設置することにしました。

360度カメラのレンズがバックミラーで隠れないように高さを調整して配線はAピラーを経由して運転席下に通しました。 リヤカメラはリアガラス中央上部のパネルに固定するために、配線をフロントカメラからAピラーからルーフ側の内張を経由して、後席横で一度下してトランクの横から再度リアピラーパネルを通してテールゲートのヒンジを通して配線しました。 

この車両は、リヤゲートのヒンジ部分にプラスチックカバーで純正配線を通しており、ネジ2本を外すことで配線を通すことが出来たので、ゴムの蛇腹を通す必要が無く、比較的簡単に配線できました。 

電源は運転席右下のヒューズボックスからエーモンの「平型ヒューズ電源 20Aヒューズ差替用」を利用してシガーソケット電源を分岐させました。 BMWのシガーソケット電源はキーロック後、タイマーで15分程度通電が続くのでACC電源の代わりにイグニッションONで通電する電源を、トランクルーム右横の純正ドラレコの配線から運転席下まで配線してリレーの動作電源としてシガーソケット電源をイグニッションONで通電するようにしました。 

駐車監視用配線にはACCと常時電源が必要になり、常時電源を車両のバッテリーから取るとバッテリー上がりのリスクが高くなるので、純正ドラレコの駐車監視用にトランクルームに設置済のポータブル電源から運転席下に配線しました。 ポータブル電源のDC12Vは「5521」と呼ばれる外径5.5mm 内径2.1mmのピンプラグでしたので、配線にプラグを加工取付してトランクルーム横から前後のドアシルカバーを通して運転席下に配線しました。 

これで、配線が出来たので、駐車監視の動作テストをしたのですが、電圧不足で駐車監視モードに入りませんでした。ポータブル電源の電圧をテスターで測定すると満充電状態でも12V以下となっており、気温低下で電圧降下しているようです。 

使用していたポータブル電源は恐らく三元系リチウムイオン電池で電圧も気温20度位で12.5Vと低めのため、冬季は電圧降下を起こすようです。 そこで、満充電で13.5V程度のリン酸鉄リチウムイオン電池を使用したDC電源のパススルー対応で容量200WhのELECAENTAというメーカーの小型ポータブル電源「Mars EM200」をAmazonのブラックフライデーセールで1.8万円位で入手しました。 

リン酸鉄リチウムイオン電池は繰り返し充放電に強く、三元系リチウムイオン電池の約6倍、3000回を毎日充放電しても10年近く使用できるもので、満充電で200Whあれば、2台のドラレコで合計1~1.5Ah程度消費としても10時間以上は持つ計算です。 

商品到着後、既設のポータブル電源と配線を入替えて走行充電用のカーチャージャーを接続して、動作確認したところ問題なく駐車監視モードに入り、約8時間2台のドラレコの駐車監視録画ができることを確認しました。
 

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2023年12月12日火曜日

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(センターコンソールLED追加編)

愛車のBMW X3(G01)のアンビエント・ライトDIYレトロフィットが一通り完成しました。 純正と比べて、ドアトリム上下のLEDの色を変えられないなどの違いがありますが、照度調整や夜間減光、アンビエントライトのON/OFFなどのiDriveでのコントロールは問題なく動作しています。 

純正のアンビエント・ライトはセンターコンソール前部もLEDが光るようで、購入先にフットランプ用のLEDと延長ハーネスを追加で発注しました。 予備用に2セット購入したのですが、送料込みで12ドルとのことで約1800円です。 

2週間ほどで、追加発注したものが届き開封確認したところ、フットランプ用LEDは問題なかったのですが、延長ハーネスが車内でドア4枚に配線するハーネスが入っており、返品するのも面倒なので予備用にとっておくことにしました。 発注時にフットライト用LEDは画像を添付したのですが、延長ハーネスは配線済で画像を添付しなかったのが良くなかったようです。日本では言葉だけで何とかなるものですが、海外ではより正確に伝える工夫が必要と痛感しました。 

フットライト用LEDを分解して、LED基盤を摘出し、拡散用の白色レンズの爪を切り落として本来は横になっていた基盤を縦にしてグルーガンで固定しました。LED素子は2個ですので車両の前後方向により拡散させるのと、配線の収まりを考慮しました。 

延長ハーネスがないので、基盤に直接ついているハーネスを切断して手持ちの細目の電線をハンダ付けして延長しました。ハンダ部分は絶縁テープで1本ずつ絶縁してからテサテープで固定しました。
車両に配線済のECUの空きコネクターに接続して確認しましたが、問題なく点灯したので両面テープでセンターコンソールのエアコン操作パネル下に純正アンビエントライトの設置場所と思われる凹みがあるので、その部分にちょうど基盤が収まるように固定しました。 

ハーネスは内張の隙間に押し込んでグローブボックス下に配線することができたので、上から見る範囲では配線はまったく見えないのでフィット感も問題なしです。 設置後に点灯させてみると、足元用のLEDなので明るすぎる感じだったので、テサテープで発光部を隠すようにして減光しました。結局2個のLED素子の内、1個はテサテープで隠して拡張用レンズも1/3程度の面積に減らして丁度いい感じになりました。 

前席からはLED発光部はまったく見えないのですが、後席からは発光部が見えるので良く見るとテサテープが見えますが、恐らく純正もこの同じ部分にLEDが光るので、これで良しとします。 全て設置するまで、のべ時間で25時間程度を要しましたが、純正に近い光り方で過度に明るい感じもなく非常に満足度は高いです。 

純正のアンビエント・ライトはハイライン・パッケージ装着車に約5万円で選択できるメーカオプションで、ディラーで後付けはできないオプションです。 純正部品を集めると10万円を超え、ショップに施工までお願いすると30万円程度かかるようですので施工にはベルトサンダーの他にも多くの工具を必要としたのでDIYで手軽にできるものではありませんが、費用2万円強とコスパも良かったです。 

注意点としては、ECUをiDriveコントローラのコネクタに割り込ませて、E-SYSでアンビエントライトオプションコードの「4UR」をVOに追加して、「BDC_BODY2」と「HU_NBT2」を初期化のコーディング後、ISTAの車両診断でBDCモジュールにネットワークのワーニングエラーが表示されることです。ダメ元で購入先にエラー画面を添付して問い合わせてみましたが、ハードの不具合でなくユーザのコーディングに関することは分からないとの回答で予想通りの回答でした。 

後日、エンジン始動時にISTAで車両診断したと所、このエラーは検知されなかったので、劣化気味のバッテリーの電圧降下でエラーが出てた可能性もあり、様子見です。 近年インターフェースなどの後付けで車両に不具合やiDrive故障原因となるとの情報があり、ディラーで保証を打ち切られるをとの噂も気になりますが、これらのリスクも自己責任です。今の所、車両の異常や不具合はありません
 

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