入手したISTAのバージョンは「4.39.20」で2021年頃のもので最新のものではありませんが、日本語化したSQLiteDBのバージョン(4.40.40)に近いものでしたので、ISTAのバージョンアップにチャレンジしました。
ISTAのモジュールはサイズが大きく、一番大きいもので圧縮形式でも100GBを超えるため、MEGAのダウンロードサイトで一度にダウンロードするためには課金する必要があり、何日かに分けて無料でダウンロードしました。
早速、ダウンロードしたファイルを1つのフォルダーに解凍してインストールしてみましたが、起動時にエラーが表示されてしまい、何度かリトライしましたが、結果は変わりませんでした。
どうしたものかと試しにISTAの旧バージョンをアンインストールしてからインストールしてみた所、エラーが出なくなり、ISTAのインストーラーが作成したSQLiteDBの格納フォルダーに以前に入手した日本語のSQLiteDBを配置して無事起動することが出来ました。
旧バージョンは2019年頃の「v4.20.1」で一応、車両診断はできていましたが、前オーナーがディーラーでファームウェアアップデートをしており、車両のISTAレベルが2021年になっていたので、新しいバージョンの方が安心です。
ついでに、スマホで手軽に車両診断できる「BimmerLink」も導入しました。6千円の課金が掛かりますが、1度のみの課金で使用でき、バッテリー交換記録や電動パーキングブレーキのメンテナンスモード他の車両整備が手軽にできそうです。
車両との接続は、導入済の「BimmerCode」で使用しているENETケーブルとiPhone用の変換コネクターをそのまま利用できます。ISTAよりメニューが分かりやすく、使用したい機能が直観的に探せるのも良い感じです。
バージョンアップ後のISTAで車両診断してみましたが、検出するワーニングメッセージはバージョンアップ前と同じもので、メッセージの詳細表示のポップアップも日本語で表示され、エラー消去も問題無く出来ました。
これで、車両故障時の原因調査や、メンテナンスが本格的にできるようになり、ディーラーにお世話になる機会が減らせそうです。
ちなみに前車のX3(F25)ではリコール作業以外でディーラーにお世話になったことは一度も有りませんでした。
約6年間所有した前車のX3(F25)で、大きめの故障といえば、スピードセンサーの不具合で、ブレーキシステム異常というアラームがiDriveに表示され、最寄りのディーラーに入庫するよう促されました。
走行可能状態でしたので、帰宅後にISTAで車両診断して、そのエラーコードをネットで調べると、ブレーキセンサーの不具合である可能性が高いことが分かり、DIYで交換後にISTAでエラー消去して故障修理しました。
古いBMWは故障が多いイメージがあると思いますが、Fシリーズ頃から信頼性が上がり、使用期間が約6年で車齢11年までの大きめの故障は、このブレーキセンサー位でした。
定期メンテナンスで、エンジンオイル他の油脂類交換、フィルター交換、ブレーキパッド交換などをしっかり行えば、車種や個体差はあると思いますが、8万Km程度までは大きな故障や部品交換は必要ない印象です。
BMW車両診断ソフト「ISTA」のバージョンアップ成功とBimmerLink導入
関連記事
BMW純正ナビ2024年版の地図に更新
BMW X3(G01)冬タイヤ交換に合わせてブレーキフルードをDIYで交換
360度録画ドラレコと駐車監視用バッテリーをDIYで設置
BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(センターコンソールLED追加編)
BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(ドア内部配線・完成編)
BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(動作確認・配線編)
BMW X3(G01)カスタム①キドニーグリル内丸見え問題の解消とドアミラーカバー交換
BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功