2023年12月12日火曜日

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(センターコンソールLED追加編)

愛車のBMW X3(G01)のアンビエント・ライトDIYレトロフィットが一通り完成しました。 純正と比べて、ドアトリム上下のLEDの色を変えられないなどの違いがありますが、照度調整や夜間減光、アンビエントライトのON/OFFなどのiDriveでのコントロールは問題なく動作しています。 

純正のアンビエント・ライトはセンターコンソール前部もLEDが光るようで、購入先にフットランプ用のLEDと延長ハーネスを追加で発注しました。 予備用に2セット購入したのですが、送料込みで12ドルとのことで約1800円です。 

2週間ほどで、追加発注したものが届き開封確認したところ、フットランプ用LEDは問題なかったのですが、延長ハーネスが車内でドア4枚に配線するハーネスが入っており、返品するのも面倒なので予備用にとっておくことにしました。 発注時にフットライト用LEDは画像を添付したのですが、延長ハーネスは配線済で画像を添付しなかったのが良くなかったようです。日本では言葉だけで何とかなるものですが、海外ではより正確に伝える工夫が必要と痛感しました。 

フットライト用LEDを分解して、LED基盤を摘出し、拡散用の白色レンズの爪を切り落として本来は横になっていた基盤を縦にしてグルーガンで固定しました。LED素子は2個ですので車両の前後方向により拡散させるのと、配線の収まりを考慮しました。 

延長ハーネスがないので、基盤に直接ついているハーネスを切断して手持ちの細目の電線をハンダ付けして延長しました。ハンダ部分は絶縁テープで1本ずつ絶縁してからテサテープで固定しました。
車両に配線済のECUの空きコネクターに接続して確認しましたが、問題なく点灯したので両面テープでセンターコンソールのエアコン操作パネル下に純正アンビエントライトの設置場所と思われる凹みがあるので、その部分にちょうど基盤が収まるように固定しました。 

ハーネスは内張の隙間に押し込んでグローブボックス下に配線することができたので、上から見る範囲では配線はまったく見えないのでフィット感も問題なしです。 設置後に点灯させてみると、足元用のLEDなので明るすぎる感じだったので、テサテープで発光部を隠すようにして減光しました。結局2個のLED素子の内、1個はテサテープで隠して拡張用レンズも1/3程度の面積に減らして丁度いい感じになりました。 

前席からはLED発光部はまったく見えないのですが、後席からは発光部が見えるので良く見るとテサテープが見えますが、恐らく純正もこの同じ部分にLEDが光るので、これで良しとします。 全て設置するまで、のべ時間で25時間程度を要しましたが、純正に近い光り方で過度に明るい感じもなく非常に満足度は高いです。 

純正のアンビエント・ライトはハイライン・パッケージ装着車に約5万円で選択できるメーカオプションで、ディラーで後付けはできないオプションです。 純正部品を集めると10万円を超え、ショップに施工までお願いすると30万円程度かかるようですので施工にはベルトサンダーの他にも多くの工具を必要としたのでDIYで手軽にできるものではありませんが、費用2万円強とコスパも良かったです。 

注意点としては、ECUをiDriveコントローラのコネクタに割り込ませて、E-SYSでアンビエントライトオプションコードの「4UR」をVOに追加して、「BDC_BODY2」と「HU_NBT2」を初期化のコーディング後、ISTAの車両診断でBDCモジュールにネットワークのワーニングエラーが表示されることです。ダメ元で購入先にエラー画面を添付して問い合わせてみましたが、ハードの不具合でなくユーザのコーディングに関することは分からないとの回答で予想通りの回答でした。 

後日、エンジン始動時にISTAで車両診断したと所、このエラーは検知されなかったので、劣化気味のバッテリーの電圧降下でエラーが出てた可能性もあり、様子見です。 近年インターフェースなどの後付けで車両に不具合やiDrive故障原因となるとの情報があり、ディラーで保証を打ち切られるをとの噂も気になりますが、これらのリスクも自己責任です。今の所、車両の異常や不具合はありません
 

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(センターコンソールLED追加編)


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2023年12月4日月曜日

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(ドア内部配線・完成編)

愛車のBMW X3(G01)のG型からプラットフォームが7、5、3シリーズのFRモデル共通になったようで、内装も共通部品化や統一感が進んで前モデルに比べて2段階位高品質な感じなり、満足しています。 

内装の唯一の不満点としては、メーカオプション装備のハイライン・パッケージやセレクト・パッケージは装着されており、ほぼフルオプションなのですが、アンビエント・ライトが非装着なことです。 

このアンビエント・ライトはハイライン・パッケージ装着車に約5万円で選択できるメーカオプションで、ディラーで後付けはできないオプションです。色変更が出来ない普通のLEDも装着されていません。 前モデルでも明るさ控え目なアンバー系のLEDは装着されていたので、夜間にドアが真っ暗な状態には違和感があり、なんとか後付けできないものかとネットを調べてみました。 

純正部品を集めると10万円を超え、ショップに施工までお願いすると30万円程度かかることが分かり、断念しかけていた所、しAliexpressで2.5万円程度でG01用のキットが販売されているのを見つけました。 みんカラで、このキットを装着して、iDriveでのコントロールもできたとの記事も見つけることが出来たので、思い切ってAliexpressの11.11セールで送料込みで1.9万円で購入しまた。 

前回、動作確認の為、ECUをiDriveコントローラのコネクタに割り込ませて、E-SYSでアンビエントライトオプションコードの「4UR」をVOに追加して、「BDC_BODY2」と「HU_NBT2」を初期化コードしました。 このコーディングでiDriveの車両設定→ライト→インテリアライトに色変更他の操作項目が表示され、ECUのコネクタにフットライト用のLEDを接続してみた所、無事点灯し、色変更や明るさ変更、夜間減光、アンビエントライトOFFの操作も問題なく動作することが確認できました。
グローブボックス下にECUを設置する前提で、助手席ドアのコネクタを外して、コネクタの空きピンにキット付属のハーネスのピンを差し込みます。足元のドア側パネルを外すとドアコネクターにアクセスできました。 後席ドアも同様に、センターピラーのパネルをずらして狭いながらなんとか手を入れてコネクターにアクセスできたので、前席ドア同様に空きピンにハーネスのピンを差し込みました。 

問題は運転席のドアで、足元にヒューズボックスやECUが鎮座しており、取り外し出来ないか観察したのですが多くの配線コネクターが配置されており電装系を壊す恐れがあり、コネクターを外すことは断念しました。 キット付属のハーネスのピンを、ドアの中に通すためにコネクターの蛇腹を外して中に通すことが出来たので、後でドアパネルを外してからこのピンにドア用のハーネスを接続することにしました。念の為防水テープでむき出しのハーネス部分を保護しておきました。 

ここまで、配線したら、前後4か所のフットライトを接続して点灯させることが出来ました。取り付けは標準のフットライトを残したまま、前席側は両面テープで固定し、後席側はシート下のハーネスにタイラップで固定しました。 

付属のグローブボックス上のアンビエントライトは、左ハンドル用のガイドを切断加工してグルーガンで固定しました。少々荒業ですが装着すれば加工部分は見えず、オリジナルのパネルの加工無しですので良しとしました。 

後は、ドア内部の取り付けですが、ドア内張の取っ手部分を内張剥がしで抉って外し、固定しているT20トルクスネジ2本とドア下部の2本(リアドアは1本)を外してから、下側から順に手前に引いて内張りを外します。 配線コネクターとドアロックのワイヤーを外して、内張を摘出します。

内張の裏側を観察すると、アンビエントライトのLEDバーを固定する部分がドア内張にプラスチックの融着で固定されています。 この部分をベルトサンダーで削って、アンビエントライトのLEDバーを固定する部分を摘出します。上側のLEDバーを固定する爪にもご丁寧にプラスチックが融着されているので、ラジオペンチで爪を折らないように削り落とします。 

上側はLEDバーを固定する部品をこの爪に嵌めて、外れないようにグルーガンで固定します。LEDバーをこの部品の爪に掛けて固定し、LED発光部品に接続します。LEDバーの長さが余ったので、1cm弱カットしました。 下側は、純正状態で固定する爪にLEDバーをはめ込むだけで、LED発光部品に差し込んでから下側をグルーガンで固定しました。

ドアポケット内のLEDは、純正と異なり、細いLEDテープ状になっており、ドアポケットの後ろ側に穴を開けて通しました。 

ドア内部の配線ハーネスを設置済のコネクターに繋ぐために、内張を剥がした状態のドアのスピーカーを固定しているプラスチックパネルの周囲のT30トルクスネジを外して、白いプラスチックのネジを90度日左に回転させます。 この状態でスピーカーを固定しているプラスチックパネルを少し浮かせることが出来たので、ドア前部のコネクターの蛇腹を外した穴へドア内部の配線ハーネスの雌ピン部分を通します。 

通した雌ピンを、雄側とハーネスの色が合うようにコネクターに差し込んでコネクターとスピーカーを固定しているプラスチックパネルを元に戻します。この状態で、ドア内張のLED発光部のコネクターを配線ハーネスのコネクターに刺して、点灯確認しました。 問題なく、LEDが発光することを確認できたので、ドア内張を元に戻します。

運転席側はコネクター経由を断念したので、ハーネスの雌ピンを雄ピンに直接差し込んで、1本ずつ絶縁テープを巻いてからテサテープで保護しておきました。 この作業で丸2日、ドア2枚で1日掛かりました。室内側の配線と動作確認を合わせて、のべ5日、20時間以上の作業時間が掛かりましたが、無事レトロフィット完成です。めでたしめでたし。 

 因みにドアポケット内部の細いLEDテープは、明るすぎだった為、適当な明るさになるようにテサテープで発光部を隠すようにして減光しました。あと純正はセンターコンソール前部もLEDが光るようで、購入先にフットランプ用のLEDと延長ハーネスを追加で発注しました。 ECUのコネクターが一つ余っているので、フットランプ用LEDを加工して取り付ける予定ですので、到着後、施工する予定です。 

ちなみに、純正のアンビエント・ライトはハイライン・パッケージオプションとの組み合わせになっているので恐らくドア内部の形状がハイライン・パッケージ装着車でないと適合しないようです。 また、G型から変更されたパネルを固定するクリップ破損しやすいとの情報があり、Aliexpressで別途購入したクリップの到着後に施工したのですが、ドアクリップは従来の形状のものでした。

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(動作確認・配線編)


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2023年11月27日月曜日

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(動作確認・配線編)

愛車のBMW X3(G01)の納車から、約1か月が経過して納車整備もほぼ終わり今の所、不具合も無く問題なさそうです。高速道路で運転支援機能も試してみましたが、前車追従のACCは非常に便利で特に渋滞時のペダル操作が激減するのは疲れている時にとても有用です。 

クリーンディーゼルでトルクが太く意図する通りに車速をコントロールしやすいく燃費も良いです。Mスポーツで固めの足周りですが不快な突き上げも良く抑えこまれており、非常に良く出来た車だと満足しています。 

G型からプラットフォームが7、5、3シリーズのFRモデル共通になったようで、内装も共通部品化や統一感が進んで前モデルに比べて2段階位高品質な感じなり、いい車感が高いです。

内装の唯一の不満点としては、メーカオプション装備のハイライン・パッケージやセレクト・パッケージは装着されており、ほぼフルオプションなのですが、アンビエント・ライトが非装着なことです。 

このアンビエント・ライトはハイライン・パッケージ装着車に約5万円で選択できるメーカオプションで、ディラーで後付けはできないオプションです。色変更が出来ない普通のLEDも装着されていません。 前モデルでも明るさ控え目なアンバー系のLEDは装着されていたので、夜間にドアが真っ暗な状態には違和感があり、なんとか後付けできないものかとネットを調べてみました。 

純正部品を集めると10万円を超え、ショップに施工までお願いすると30万円程度かかることが分かり、断念しかけていた所、Aliexpressで2.5万円程度でG01用のキットが販売されているのを見つけました。 みんカラで、このキットを装着して、iDriveでのコントロールもできたとの記事も見つけることが出来たので、思い切ってAliexpressの11.11セールで送料込みで1.9万円で購入しました。
商品到着後、早速開封確認して動作確認の為、ECUをiDriveコントローラのコネクタに割り込ませて、E-SYSでアンビエントライトオプションコードの「4UR」をVOに追加して、「BDC_BODY2」と「HU_NBT2」を初期化コードしました。 

このコーディングでiDriveの車両設定→ライト→インテリアライトに色変更他の操作項目が表示され、ECUのコネクタにフットライト用のLEDを接続してみた所、無事点灯し、色変更や明るさ変更、夜間減光、アンビエントライトOFFの操作も問題なく動作することが確認できました。 

次に配線ですが、グローブボックス下にECUを設置する前提で、助手席ドアのコネクタを外して、コネクタの空きピンにキット付属のハーネスのピンを差し込みます。足元のドア側パネルを外すとドアコネクターにアクセスできました。 後席ドアも同様に、センターピラーのパネルをずらして狭いながらなんとか手を入れてコネクターにアクセスできたので、前席ドア同様に空きピンにハーネスのピンを差し込みました。 

問題は運転席のドアで、足元にヒューズボックスやECUが鎮座しており、取り外し出来ないか観察したのですが多くの配線コネクターが配置されており電装系を壊す恐れがあり、コネクターを外すことは断念しました。 キット付属のハーネスのピンを、ドアの中に通すためにコネクターの蛇腹を外して中に通すことが出来たので、後でドアパネルを外してからこのピンにドア用のハーネスを接続することにしました。念の為防水テープでむき出しのハーネス部分を保護しておきました。 

ここまで、配線したら、前後4か所のフットライトを接続して点灯させることが出来ました。取り付けは標準のフットライトを残したまま、前席側は両面テープで固定し、後席側はシート下のハーネスにタイラップで固定しました。 

付属のグローブボックス上のアンビエントライトは、左ハンドル用のガイドを切断加工してグルーガンで固定しました。少々荒業ですが装着すれば加工部分は見えず、オリジナルのパネルの加工無しですので良しとしました。 

後は、ドア内部の取り付けですが、G型から変更されたパネルを固定するクリップ破損しやすいとの情報があり、Aliexpressで別途購入したクリップの到着後になります。 また、ドアパネルのLED装着部分の分解に必要になるベルトサンダーをAmazonで購入したので、これらのものが到着してから慎重かつ大胆にやってみますのでお楽しみにしてください。
 

BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(動作確認・配線編)


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2023年11月21日火曜日

「MY BMW」スマホアプリの使用レビュー

愛車のBMW X3(G01)の納車から、約1か月が経過して納車整備もほぼ終わり今の所、不具合も無く問題なさそうです。高速道路で運転支援機能も試してみましたが、前車追従のACCは非常に便利で特に渋滞時のペダル操作が激減するのは疲れている時にとても有用です。 

クリーンディーゼルでトルクが太く意図する通りに車速をコントロールしやすいく燃費も良いです。Mスポーツで固めの足周りですが不快な突き上げも良く抑えこまれており、非常に良く出来た車だと満足しています。 

BMWは2013年モデルの頃から「connected Drive」という車載通信モジュールを使用したサービスを提供していて、iDriveのヘッドユニットにアプリをインストールしたり、通信機能で天気予報をリアルタイムで表示する機能を搭載しています。 

このサービスは当初、オプション購入で永年使用できるもののようでしたが、近年サブスクリプション化により、毎年サービス料金を支払う料金体系に変更されたようです。 また、「MY BMW」というスマホアプリで、車載通信モジュールと通信して、車両の位置情報、施錠状態やサービス状況をモニタリングすることが出来るようになっています。 

この「MY BMW」アプリの使用についても、「connected Drive」のサブスク契約が必要と思っていたのですが、現時点では「BMW リモートサービス」という無料サブスクサービスになっているようです。 

そこで、スマホに「MY BMW」アプリをインストールして、車両と接続をしてみましたが上手くいきませんでした。どうも「BMW CONNECTED DRIVE」サイトでユーザ登録した際のスマホ電話番号で認証しているようで、スマホのWifiをOFFにすることで接続できました。 一度、接続できれば、Wifi経由でも接続できました。
この「MY BMW」アプリの「車両ステータス確認」でドア・ウインドウのロック状態確認と期日の近いサービスや走行距離が確認できます。この機能で施錠忘れが確認できるのは便利だと思います。 

サービス確認の方は、iDriveで確認できる内容と同じで、「車検」「法定点検」「エンジンオイル」「車両チェック」「ブレーキフルード」の5項目のみで、期限の近いものは車両のメータークラスターにも表示されるので無くても支障ないですね。 

「リモートサービス」として、ロック・アンロック、ライト点灯、ホーン、換気をスマホからリモートで操作できる機能もありますが、試してみたところタイムラグが長く、殆ど使用する機会はなさそうです。 

「車両位置の確認」という機能で、自車位置を確認できる機能があり、盗難時などに自車位置が確認できるのは良いですね。ただし、iDriveで自車位置確認をOFFにすることが出来るので、この機能を使用されると追跡できなくなってしまいます。 

その他、Googleマップで検索した目的地を車両に送信してナビの目的地設定ができるので、この機能が個人的には1番便利だと思います。 この車両のiDriveは第6世代のNBTevoで、第3世代のNBTに比べて目的地検索が付近50Kmからの検索がベースになっていて使い難くなっつていたので、目的地設定は、ほぼこの機能を使用しています。 

蛇足になりますが、「connected Drive」の料金は、基本機能といえる「CONNECTED BOOSTER」というサービスで年間9900円(税込み)、「ドライバー・サポート・デスク」という目的地までのルートや飲食店情報などを運転中にドライバーに代わって様々な情報を調べてくれるサービスが年間16200円(税込み)、「USBマップ・アップデート」という車両のナビゲーションシステムに最新の地図データを取り込むための機能が年間6900円(税込み)です。 

その他、「BMWリモートサービス」「Apple CarPlay」「BMWコネクテッド・ドライブ・サービス」「BMW SOSコール」「BMWテレサービス」というサービス体系になっていて、自車の場合はこれらのサービスは契約期間未期限となっています。 

「BMWコネクテッド・ドライブ・サービス」というサービスには「BMWオンライン」と「BMW Apps」という機能があり、「BMWオンライン」は新車購入後3年間利用可能となっていて、4年目以降は毎年「CONNECTED BOOSTER」を契約する必要があるようです。 

この「CONNECTED BOOSTER」で利用できるサービスは「BMWオンライン」の他、「リモート3Dビュー」「オンライン音声認識」「Connected Navigation」「BMWリモートサービス」になっているようですが、自分の場合は何れもなくても問題なさそうです。 「USBマップ・アップデート」は1年契約で、2回か3回のアップデートが期待できるので、2024年版がリリースされた時点で購入してみる予定です。
 

「MY BMW」スマホアプリの使用レビュー


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2023年11月15日水曜日

BMW X3(G01)カスタム①キドニーグリル内丸見え問題の解消とドアミラーカバー交換

愛車のBMW X3(G01)の納車から、約1か月が経過して納車整備もほぼ終わり今の所、不具合も無く問題なさそうです。高速道路で運転支援機能も試してみましたが、前車追従のACCは非常に便利で特に渋滞時のペダル操作が激減するのは疲れている時にとても有用です。 

クリーンディーゼルでトルクが太く意図する通りに車速をコントロールしやすく燃費も良いです。Mスポーツで固めの足周りですが不快な突き上げも良く抑えこまれており、非常に良く出来た車だと満足しています。 2019年モデルで来年にはフルモデルチェンジを予定していますが、外装も古さを感じることなく、むしろ2021年のマイナーチェンジモデルよりスッキリした感じで好みのデザインです。 

唯一、気になる点としては、キドニーグリル内の斜めに設置されたシルバーの補強バーが丸見えで安っぽくみえてしまうことです。グリルシャッター付きの車両もあるようですが、このカスタムは高額になりそうです。 そこで、このシルバーの補強バーを黒色に塗装することを考えましたが、素材がアルミのようですので特殊塗料で下地処理が必要となりそうで断念しました。 

どうしたものかとネットで調べていたところ、補強バーの色付きカバーが販売されていることを知り、黒色を探していたのですがAmazonでは見当たらず、Aliexpressで送料込みで約1.5千円と価格も手ごろのものを見つけました。 

ついでに、カーボン調のドアミラーカバーも3千円以下で販売されていたので、左ハンドル用と思われますが人柱になる覚悟で入手してみました。ボデー同色のオリジナルのカバーを外して換装するタイプのものです。 Mモデルに装着されているドアミラー上部が角状になっているもので、純正品のM Performanceのものだと10万円以上するものと同様の形状のものです。
商品到着後、補強バーのから装着しました。装着に当たりキドニーグリルを外す必要がありネット情報で上側3か所の爪を外して浮かせて、左右と下側の爪を外す方法で試してみましたが上手く外れませんでした。 

気分転換で運転席側で、上3か所の爪を外して、グリルを両手で上下左右に揺さぶるように強めに動かすことで外すことができました。かなり力を掛けたので爪の破損を確認しましたが、大丈夫そうです。 

後は、樹脂カバーを補強バーに嵌めるだけですが、脱落防止のため両面テープで補強することにしました。補強バーと樹脂カバーの接着面をシリコンオフで脱脂しておきました。 補強バーの切れ目が奥側になるように上下の装着位置を確認して押し込むだけですが、かなり強く押し込まないと嵌りません、端の方を押し込んでから徐々に押していくと上手く嵌めることが出来ました。 

次にドアミラーカバーですが、まず純正のカバーを外す必要があり、ミラーを下側に向けて上部を内張剥がしで広げながら指を入れて手前に引っ張るとミラーが外すことができます。ミラーを割ると高額になりますので力加減は細心の注意が必要です。 

ミラーが外れると、カバーの上部2個の爪にアクセスできるので、マイナスドライバーで爪を浮かせながらカバーを少しずつ外していきます。下側の爪は上側を下方向に傾けながら抉ると外れました。バキっと嫌な音がしましたので爪の破損を確認しましたが大丈夫でした。 

ここまでできれば、換装するカーボン調カバーの爪の位置を確認しながら押し込むだけです。左ハンドル用と思われますが、左右対称形状のようでまったく問題なく装着できました。 純正カバーの上に両面テープで張り付けるタイプよりもフィット感抜群で、ドアミラーの降りたたみ時の角部分の干渉もなくまるで純正のようで人柱大成功です。
 

BMW X3(G01)カスタム①キドニーグリル内丸見え問題の解消とドアミラーカバー交換


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2023年11月6日月曜日

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

一通りの納車整備を終え、オリジナルの気になる部分のカスタムに着手しました。まずは手ごろなコーディングからです。F系はネットに情報が豊富でしたが、G系はコーディング情報をなかなか見つけられませんでした。 

また、手持ちのE-SYSはバージョンが古いためか、ヘッドユニットのコーディングが出来ない状態でバージョンアップが必要でした。ISTAで車両診断した時に車両のi-levelが2022年になっていたので、前オーナがディラーでECUのバージョンアップを行ったためと思われます。 

E-SYSのバージョンアップは時間が掛かりそうなのと、G系では、BimmerCodeというスマホアプリでコーディングされる方が多いようでしたので、まずはBimmerCodeでコーディングすることにしました。
オリジナルで気になる部分は主に、ライトスイッチ「0」で、周囲が暗くなると「A」と同様にヘッドライトが点灯する仕様になったようで、ガレージで作業していてヘッドライトが点灯してしまうことでした。 

BimmerCodeで、このライトスイッチ「0」でヘッドライト消灯、他のコーディングを行うため、手持ちのE-NETケーブルをiPhoneのLightningに接続するためのアダプターを用意しました。あとはBimmerCode内でフルバージョンの購入(確か7千円)するだけです。 

iPhoneの設定で機内モードに切り替えてから、E-NETケーブルを車両のOBDポートに接続して、アダプター経由でiPhoneに繋ぎ、BimmerCodeを起動します。BimmerCodeの設定画面でE-NETを選択して、接続ボタンを押下します。 メーカー選択、車種選択すると、コーディング可能な項目が表示されるので、必要な項目を選択してコード実行するだけですので、非常に簡単です。

E-SYSのようにパラメータを探したりする必要がなく、コーディングミスのリスクも低くなりそうです。 BimmerCodeでコーディングした項目は以下の通りです。 

①オート スタート ストップ機能 ・オート スタート ストップ機能メモリ 無効→有効 
②ライト ・オート マチック ライト コントロール 「A」「0」有効→「A」有効 
③ディスプレイオプション インスツルメントクラスタ (ディスプレイ レイアウト M Sport → M) ロゴ ロゴなし → M 
④ディスプレイオプション iDrive 起動時アニメーション コネクテッドドライブ→Mバージョン1 
⑤CarPlay CarPlay fullscreen mode 無効→有効 
⑥オーディオ 警告音 BMW→LL 
⑦ミラー オートミラーチルト角度 100%→70% 

BimmerCodeでもカスタムコーディングは可能なようですが、慣れているE-SYSの方が使いやすそうなので、ネットで探してみた所、E-NETケーブルの販売サイトでE-SYSバージョン3.33と対応ランチャーソフトを入手できたので、バージョンアップしました。 早速、BimmerCodeで簡易コーディング項目に加えて以下のコーディングを行い、問題なくコーディングできました。 E-SYSでコーディングした項目は以下の通りです。 

①ナビスピードロック解除 
・Canseling speed lock value 10→255 
・Activation speed lock value 10→255 
※Video in Motion iDrideコントローラ 前倒し+Media→Menu→Media 表示画面でSPEED LOCK解除 
②USBビデオ有効化 
・Which USB poet to play video off→Both 
・Xvid(MP4) Video Decoder off→on 
・VCD and SVCD video support off→on 
③デイライトON/OFF選択有効化 
・Daytime Running Light Checkbox off→ STANDERD 
④ナビ起動時警告音 
LEGAL_DISCLAIMER_TIME  ld_mit_timeout→ kein_ld 
⑤自動時刻補正(GPS) 
CLOCK_CHANGE_AUTOMATIC nit_activ→activ 
SETTING_TIME_AUTOMATIC nit_activ→activ 
⑥AUX有効化 
CDMM_AUX_HU nit_activ→activ 
CDMM_ANALOG_AUX nit_activ→activ 
CDMM_AUX_SIMPLE_1 nit_activ→activ
 

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功


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2023年10月30日月曜日

G01 BMW X3 納車整備④日本語化に成功したISTAで車両チェック

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルーム、足回りの納車点検を行い、純正ドラレコのマイクロSDエラーも解消し問題は無さそうです。 これまでの点検は、目視点検中心でしたので、車両ECUのソフトウェア関係のチェックを行いました。車両チェックに使用したのはBMWディラーでも使用しているISTAという診断ソフトです。
使用したISTAは3年程前にeBayでダウンロード版を2千円以下で入手したもので、2019年にリリースされたISTA-D(v4.20.1)、 ISTA-P (3.66.0.200)の他、 最新版のINPA、EDIABAS、NCS Expert、WinKFP、Toolset32 他が付属しており、ISTAの1クリックインストーラも付いていました。 

ISTAはSQLiteDBという言語別のデータベースを使用しているのですが、日本語版のSQLiteDBは入手困難で、英語版のSQLiteDBファイルをコピーして書き換えたためか所どころでコンテンツが見えなかったり、エラーがでてしまう状態でした。 今回、車両入替に当たり、コーディングツールのE-SYSのバージョンアップが必要となり、海外の入手先を調べていた所、日本語版のSQLiteDBをダウンロードできるサイトを見つけたので、早速入手して正式に日本語化に成功しました。 

入手した日本語版のSQLiteDBのバージョンは、4.39 .12、4.37.40、4.38.30、4.40.40の4バージョンで、手持ちのISTAより大分新しいものでしたが、本体より当たらしいDBでしたので、ISTA本体は後日バージョンアップすることにしました。 早速、日本語版SQLiteDBを使用してISTAを立ち上げると、SQLiteDBのバージョンをチェックしているようで、エラーが出てしまいました。 

そこで、SQLiteDBを開いて、バージョンをISTA本体の4.20.1に合わせて書き換えて再度ISTAを起動した所うまく行き、使用可能な状態にすることが出来ました。 この状態で、車両のOBDポートにENETケーブルを接続して、ISTAを起動して車両診断した所、問題なく診断することが出来ました。 

診断結果は、かなりワーニングエラーが出ていて焦りましたが、エラー消去してみたところ、ワーニングエラーは無くなり一安心です。エラー消去後、再度診断した所3つのワーニングエラーが検出され、その対処をしました。 

1つ目は、バッテリー劣化のエラーでしたので、手持ちのバッテリー診断ツールで確認した所、950A規格のバッテリーで300A台の電流しか出ておらず、交換が必要との診断結果でした。因みにこれらのワーニングエラーはiDriveの車両ステータスには表示されないレベルのものです。 

とりあえず、今年に入替えた手持ちのバッテリーメンテナンス充電器でメンテナンス充電をして様子を観ることにしました。使用したのはUS仕様のMXS 5.0とういモデルで、8ステップ全自動充電サイクルでメンテナンス時160Ahまで対応しており、日本仕様の寒冷地モードの代わりにAGMバッテリー専用モードが追加されているものです。 

後日、再度ISTAで診断した所、バッテリー劣化のアラームは出なくなりましたが、バッテリーチェッカーでは相変わらず300A台の電流で要交換の診断でした。もう暫くメンテナンス充電をして様子を観ることにしました。 

2つ目のエラーは、「S8412:ヘッドユニットConnectedDrive機能制限」というもので、恐らくコンクリートガレージ内での診断で、TCBモジュール内のSIMが通信不可で検知したエラーと思われますが、前オーナが車両売却時にディーラーで通信無効に設定した可能性があるため、ISTA内のサービス→ヘッドユニット→ConnectedDriveの更新を実行した所、エラーは検知しなくなりました。 

3つ目のエラーは、「800AC5:KAFASカメラのウインドウヒータ:プラス側へのショートまたは断線」というもので、フロントウインドウ上部のレーンアシストカメラ前方の曇り止めヒーターの電源エラーで、熱線切れの場合はフロントガラス交換が必要になるもので大事ですが、診断時点ではエラー検知しておらず、バッテリー劣化が原因かもしれず、様子見としました。
 

G01 BMW X3 納車整備④日本語化に成功したISTAで車両チェック


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