クリーンディーゼルでトルクが太く意図する通りに車速をコントロールしやすいく燃費も良いです。Mスポーツで固めの足周りですが不快な突き上げも良く抑えこまれており、非常に良く出来た車だと満足しています。
G型からプラットフォームが7、5、3シリーズのFRモデル共通になったようで、内装も共通部品化や統一感が進んで前モデルに比べて2段階位高品質な感じなり、いい車感が高いです。
内装の唯一の不満点としては、メーカオプション装備のハイライン・パッケージやセレクト・パッケージは装着されており、ほぼフルオプションなのですが、アンビエント・ライトが非装着なことです。
このアンビエント・ライトはハイライン・パッケージ装着車に約5万円で選択できるメーカオプションで、ディラーで後付けはできないオプションです。色変更が出来ない普通のLEDも装着されていません。
前モデルでも明るさ控え目なアンバー系のLEDは装着されていたので、夜間にドアが真っ暗な状態には違和感があり、なんとか後付けできないものかとネットを調べてみました。
純正部品を集めると10万円を超え、ショップに施工までお願いすると30万円程度かかることが分かり、断念しかけていた所、Aliexpressで2.5万円程度でG01用のキットが販売されているのを見つけました。
みんカラで、このキットを装着して、iDriveでのコントロールもできたとの記事も見つけることが出来たので、思い切ってAliexpressの11.11セールで送料込みで1.9万円で購入しました。
商品到着後、早速開封確認して動作確認の為、ECUをiDriveコントローラのコネクタに割り込ませて、E-SYSでアンビエントライトオプションコードの「4UR」をVOに追加して、「BDC_BODY2」と「HU_NBT2」を初期化コードしました。
このコーディングでiDriveの車両設定→ライト→インテリアライトに色変更他の操作項目が表示され、ECUのコネクタにフットライト用のLEDを接続してみた所、無事点灯し、色変更や明るさ変更、夜間減光、アンビエントライトOFFの操作も問題なく動作することが確認できました。
次に配線ですが、グローブボックス下にECUを設置する前提で、助手席ドアのコネクタを外して、コネクタの空きピンにキット付属のハーネスのピンを差し込みます。足元のドア側パネルを外すとドアコネクターにアクセスできました。
後席ドアも同様に、センターピラーのパネルをずらして狭いながらなんとか手を入れてコネクターにアクセスできたので、前席ドア同様に空きピンにハーネスのピンを差し込みました。
問題は運転席のドアで、足元にヒューズボックスやECUが鎮座しており、取り外し出来ないか観察したのですが多くの配線コネクターが配置されており電装系を壊す恐れがあり、コネクターを外すことは断念しました。
キット付属のハーネスのピンを、ドアの中に通すためにコネクターの蛇腹を外して中に通すことが出来たので、後でドアパネルを外してからこのピンにドア用のハーネスを接続することにしました。念の為防水テープでむき出しのハーネス部分を保護しておきました。
ここまで、配線したら、前後4か所のフットライトを接続して点灯させることが出来ました。取り付けは標準のフットライトを残したまま、前席側は両面テープで固定し、後席側はシート下のハーネスにタイラップで固定しました。
付属のグローブボックス上のアンビエントライトは、左ハンドル用のガイドを切断加工してグルーガンで固定しました。少々荒業ですが装着すれば加工部分は見えず、オリジナルのパネルの加工無しですので良しとしました。
後は、ドア内部の取り付けですが、G型から変更されたパネルを固定するクリップ破損しやすいとの情報があり、Aliexpressで別途購入したクリップの到着後になります。
また、ドアパネルのLED装着部分の分解に必要になるベルトサンダーをAmazonで購入したので、これらのものが到着してから慎重かつ大胆にやってみますのでお楽しみにしてください。
BMW X3(G01)カスタム②アンビエントライトDIYレトロフィット(動作確認・配線編)
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