2023年11月6日月曜日

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

一通りの納車整備を終え、オリジナルの気になる部分のカスタムに着手しました。まずは手ごろなコーディングからです。F系はネットに情報が豊富でしたが、G系はコーディング情報をなかなか見つけられませんでした。 

また、手持ちのE-SYSはバージョンが古いためか、ヘッドユニットのコーディングが出来ない状態でバージョンアップが必要でした。ISTAで車両診断した時に車両のi-levelが2022年になっていたので、前オーナがディラーでECUのバージョンアップを行ったためと思われます。 

E-SYSのバージョンアップは時間が掛かりそうなのと、G系では、BimmerCodeというスマホアプリでコーディングされる方が多いようでしたので、まずはBimmerCodeでコーディングすることにしました。
オリジナルで気になる部分は主に、ライトスイッチ「0」で、周囲が暗くなると「A」と同様にヘッドライトが点灯する仕様になったようで、ガレージで作業していてヘッドライトが点灯してしまうことでした。 

BimmerCodeで、このライトスイッチ「0」でヘッドライト消灯、他のコーディングを行うため、手持ちのE-NETケーブルをiPhoneのLightningに接続するためのアダプターを用意しました。あとはBimmerCode内でフルバージョンの購入(確か7千円)するだけです。 

iPhoneの設定で機内モードに切り替えてから、E-NETケーブルを車両のOBDポートに接続して、アダプター経由でiPhoneに繋ぎ、BimmerCodeを起動します。BimmerCodeの設定画面でE-NETを選択して、接続ボタンを押下します。 メーカー選択、車種選択すると、コーディング可能な項目が表示されるので、必要な項目を選択してコード実行するだけですので、非常に簡単です。

E-SYSのようにパラメータを探したりする必要がなく、コーディングミスのリスクも低くなりそうです。 BimmerCodeでコーディングした項目は以下の通りです。 

①オート スタート ストップ機能 ・オート スタート ストップ機能メモリ 無効→有効 
②ライト ・オート マチック ライト コントロール 「A」「0」有効→「A」有効 
③ディスプレイオプション インスツルメントクラスタ (ディスプレイ レイアウト M Sport → M) ロゴ ロゴなし → M 
④ディスプレイオプション iDrive 起動時アニメーション コネクテッドドライブ→Mバージョン1 
⑤CarPlay CarPlay fullscreen mode 無効→有効 
⑥オーディオ 警告音 BMW→LL 
⑦ミラー オートミラーチルト角度 100%→70% 

BimmerCodeでもカスタムコーディングは可能なようですが、慣れているE-SYSの方が使いやすそうなので、ネットで探してみた所、E-NETケーブルの販売サイトでE-SYSバージョン3.33と対応ランチャーソフトを入手できたので、バージョンアップしました。 早速、BimmerCodeで簡易コーディング項目に加えて以下のコーディングを行い、問題なくコーディングできました。 E-SYSでコーディングした項目は以下の通りです。 

①ナビスピードロック解除 
・Canseling speed lock value 10→255 
・Activation speed lock value 10→255 
※Video in Motion iDrideコントローラ 前倒し+Media→Menu→Media 表示画面でSPEED LOCK解除 
②USBビデオ有効化 
・Which USB poet to play video off→Both 
・Xvid(MP4) Video Decoder off→on 
・VCD and SVCD video support off→on 
③デイライトON/OFF選択有効化 
・Daytime Running Light Checkbox off→ STANDERD 
④ナビ起動時警告音 
LEGAL_DISCLAIMER_TIME  ld_mit_timeout→ kein_ld 
⑤自動時刻補正(GPS) 
CLOCK_CHANGE_AUTOMATIC nit_activ→activ 
SETTING_TIME_AUTOMATIC nit_activ→activ 
⑥AUX有効化 
CDMM_AUX_HU nit_activ→activ 
CDMM_ANALOG_AUX nit_activ→activ 
CDMM_AUX_SIMPLE_1 nit_activ→activ
 

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功


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2023年10月30日月曜日

G01 BMW X3 納車整備④日本語化に成功したISTAで車両チェック

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルーム、足回りの納車点検を行い、純正ドラレコのマイクロSDエラーも解消し問題は無さそうです。 これまでの点検は、目視点検中心でしたので、車両ECUのソフトウェア関係のチェックを行いました。車両チェックに使用したのはBMWディラーでも使用しているISTAという診断ソフトです。
使用したISTAは3年程前にeBayでダウンロード版を2千円以下で入手したもので、2019年にリリースされたISTA-D(v4.20.1)、 ISTA-P (3.66.0.200)の他、 最新版のINPA、EDIABAS、NCS Expert、WinKFP、Toolset32 他が付属しており、ISTAの1クリックインストーラも付いていました。 

ISTAはSQLiteDBという言語別のデータベースを使用しているのですが、日本語版のSQLiteDBは入手困難で、英語版のSQLiteDBファイルをコピーして書き換えたためか所どころでコンテンツが見えなかったり、エラーがでてしまう状態でした。 今回、車両入替に当たり、コーディングツールのE-SYSのバージョンアップが必要となり、海外の入手先を調べていた所、日本語版のSQLiteDBをダウンロードできるサイトを見つけたので、早速入手して正式に日本語化に成功しました。 

入手した日本語版のSQLiteDBのバージョンは、4.39 .12、4.37.40、4.38.30、4.40.40の4バージョンで、手持ちのISTAより大分新しいものでしたが、本体より当たらしいDBでしたので、ISTA本体は後日バージョンアップすることにしました。 早速、日本語版SQLiteDBを使用してISTAを立ち上げると、SQLiteDBのバージョンをチェックしているようで、エラーが出てしまいました。 

そこで、SQLiteDBを開いて、バージョンをISTA本体の4.20.1に合わせて書き換えて再度ISTAを起動した所うまく行き、使用可能な状態にすることが出来ました。 この状態で、車両のOBDポートにENETケーブルを接続して、ISTAを起動して車両診断した所、問題なく診断することが出来ました。 

診断結果は、かなりワーニングエラーが出ていて焦りましたが、エラー消去してみたところ、ワーニングエラーは無くなり一安心です。エラー消去後、再度診断した所3つのワーニングエラーが検出され、その対処をしました。 

1つ目は、バッテリー劣化のエラーでしたので、手持ちのバッテリー診断ツールで確認した所、950A規格のバッテリーで300A台の電流しか出ておらず、交換が必要との診断結果でした。因みにこれらのワーニングエラーはiDriveの車両ステータスには表示されないレベルのものです。 

とりあえず、今年に入替えた手持ちのバッテリーメンテナンス充電器でメンテナンス充電をして様子を観ることにしました。使用したのはUS仕様のMXS 5.0とういモデルで、8ステップ全自動充電サイクルでメンテナンス時160Ahまで対応しており、日本仕様の寒冷地モードの代わりにAGMバッテリー専用モードが追加されているものです。 

後日、再度ISTAで診断した所、バッテリー劣化のアラームは出なくなりましたが、バッテリーチェッカーでは相変わらず300A台の電流で要交換の診断でした。もう暫くメンテナンス充電をして様子を観ることにしました。 

2つ目のエラーは、「S8412:ヘッドユニットConnectedDrive機能制限」というもので、恐らくコンクリートガレージ内での診断で、TCBモジュール内のSIMが通信不可で検知したエラーと思われますが、前オーナが車両売却時にディーラーで通信無効に設定した可能性があるため、ISTA内のサービス→ヘッドユニット→ConnectedDriveの更新を実行した所、エラーは検知しなくなりました。 

3つ目のエラーは、「800AC5:KAFASカメラのウインドウヒータ:プラス側へのショートまたは断線」というもので、フロントウインドウ上部のレーンアシストカメラ前方の曇り止めヒーターの電源エラーで、熱線切れの場合はフロントガラス交換が必要になるもので大事ですが、診断時点ではエラー検知しておらず、バッテリー劣化が原因かもしれず、様子見としました。
 

G01 BMW X3 納車整備④日本語化に成功したISTAで車両チェック


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2023年10月24日火曜日

G01 BMW X3 納車整備③純正ドラレコのファームウェア更新と駐車監視バッテリー接続

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。 MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

前〃回、エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルームの点検を行い、前回は足回り点検しました。 外装や内装は特に契約前にチェックして問題ない事を確認済です。目立つ傷など皆無で4年落ちにしては程度は非常に良いです。 

内装で唯一、純正ドラレコに安物のマイクロSDを入れたせいか、走行中にマイクロSDを確認の旨エラーメッセージが出続けるという問題が生じていました。 対策として、クラス10の国産マイクロSDに交換して、次いでにファームウェアの更新して解決しました。 
ファームウェア更新は、BMWのダウンロードサイトからPC用のモニターソフトをダウンロードして、ドラレコのマイクロSDをPCに接続すると録画内容の確認の他、ファームウェア更新もできました。 

更新後のファームウェアバージョンは1.06になりました。TCLの同型機種には、もっと新しいファームウェアバージョンが出ているようですが、しばらくはこのバージョンで様子を観ようと思います。 

そして、このドラレコには駐車監視機能が付いているのですが、停車中の車両のバッテリーに負荷を掛けたくなかったので、車載していた容量15000mAH程度のポータブル電源を駐車監視用バッテリーとして活用することにしました。 

純正ドラレコの電源はリヤゲートの運転席側側面のヒューズボックスからとっていたので、そのシガーソケット配線にポータブル電源の12V出力を接続することで、駐車監視時の電源をポータブルバッテリーから供給可能となりました。 

因みに、純正ドラレコはエンジンOFFの信号を検知して駐車監視モードに切り替えるようですので、エンジンOFF信号を取っている配線はそのままにしてあります。 また、ポータブル電源はシガーソケット電源から分岐させた、後付けシガーソケットによって走行充電するように配線してあります。 

つまり走行中はシガーソケット電源からポータブル電源を充電しながら、パススルーでドラレコに電源を供給することになります。 ポータブル電源の12V出力に簡易電圧計を接続すると、12.0Vで充電中も電圧上昇はないようです。ドラレコ側も問題無く動作しているので電源の安定化にも良いかもしれません。 

後は、純正ドラレコの設定画面で、駐車監視の設定を11.9V、12時間、感度中にして、ポータブル電源の電圧降下でも駐車監視を中止する設定にしておきました。 

 使用したポータブル電源は、大分前にAmazonで入手したもので現在は販売されていないようですが、同様のものでパススルー対応、12V出力のあるものでしたら、同じことが出来ると思います。 10000mAHと少し容量が小さく未検証ですが、Amazonで5千円程度で販売されている、UPS電源でも同じことが出来ると思いますので、ご参考でスポンサーリンクに貼っておきます。
 

G01 BMW X3 納車整備③純正ドラレコのファームウェア更新と駐車監視バッテリー接続



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2023年10月16日月曜日

G01 BMW X3 納車整備①足回り点検と冬タイヤ適合確認

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

購入条件で、購入店の納車整備無しの現状渡しとしましたが、4万Kmで交換推奨されている燃料フィルター交換と12か月点検はサービスとして頂きました。 前回、エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルームの点検を行いました。外装や内装は特に契約前にチェックして問題ない事を確認済です。目立つ傷など皆無で4年落ちにしては程度は非常に良いです。 

足回りのタイヤの製造年数と溝深さは、契約前に確認しており、2021年40週近辺のBMW認証マーク付ききのブリヂストンアレンザ(ランフラット)で残り溝は5mm弱といった所です。 

恐らく、3年目車検前にタイヤ交換していると思われますが、車検時走行距離が約3.2万Kmですので、約1万Kmで2mm以上の摩耗ということになり、耐摩耗性が低そうです。 来年末の車検までは、持ちそうですが後1万kmも走行すると溝が限界になりそうです。超高額タイヤの上に2万km程度で交換というのは如何なものかと思い、次回はミシュラン当たりのロングライフのものにする予定です。
さて、足回り点検ですが、タイヤを外して溝深さ、ブレーキディスクの厚さ、およびブレーキパッド残量をチェックしました。ブレーキディスク外周の耳も少なく、ブレーキパッド残量も5mm以上あり、少なくとも来年末の車検までは問題なさそうです。 

点検前にブレーキ周りをエアブローした所、大量のダストで車庫内がダストまみれになってしまいました。12か月点検時にタイヤの脱着はしていると思うので、ダスト清掃位はしておいて欲しかったですね。 純正のブレーキパッドはダストが酷く、前車の使用で感触の良かったDIXCELの低ダストタイプに交換する予定ですが、先に冬タイヤを入手したので少し先になりそうです。 

後、ドライブシャフトのブーツやラバーブッシュ類も目視点検で問題ないことを確認できたので、ラバー部品延命のおまじないで、お決まりのラバープロテクタントを塗布しておきました。 そして、冬タイヤを入手しておいたので適合チェックしました。

F25からホイール関係とタイヤサイズが変更されており、18インチの純正で7J、PCD112、オフセット+22、ハブ径66.6mmです。 入手したのは、ウエッズというメーカーの車種別社外アルミホイールで、18インチ、8J、PCD112、オフセット+32mmでホイール幅が1インチ大きいためか、純正よりオフセットが10mm大きくなっています。 

ハブ径の表記が見当たらりませんでしたが、車種別設計なので問題ないとは思いますが、念の為、現車で適合チェックしました。 適合チェックの結果は全く問題なく、フェンダーとタイヤ外周面の収まりも良さそうです。2020年製造のスタッドレスタイヤ付の4本セットで送料込みで約5万円でしたので、コスパ良いです。 

スタッドレスタイヤはグッドイヤーのイアスナビSUVという銘柄で、センター付近で残り溝約9mmとまだまだ使用できそうです。硬度計で約55とスタッドレスタイヤとしての性能は維持しているレベルと思います。 

冬タイヤといっても雪道走行の機会は殆どなく、アイスバーンのグリップ性能より乾燥路面のロングライフ性能を優先しての選択です。一説によるとこのタイヤはロングライフ性能で定評のあるダンロップで製造しているらしく、Made in Japanの刻印がありました。

G01 BMW X3 納車整備①足回り点検と冬タイヤ適合確認


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2023年10月9日月曜日

G01 BMW X3 納車整備①エンジンオイル交換

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

来年、フルモデルチェンジを予定しており、すぐに型落ちになってしまいそうですが、サイズアップやメータ周りの液晶化のリーク情報があり、現行型の方が使い勝手が良さそうなので後悔することは無いと考えています。 

購入条件で、購入店の納車整備無しの現状渡しとしましたが、4万Kmで交換推奨されている燃料フィルター交換と12か月点検はサービスとして頂きました。 エンジンオイルはDPFに影響があるとされる硫黄やリンの含有量が多い認証オイル以外が入っている可能性があり、 納車整備の第一弾でオイル交換を行いました。 

使用したオイルは、「モチュール 8100 X-クリーンジェネレーション2 5W40」という100%化学合成エンジンオイルで、API SN ACEA C3規格でBMWのLL04(クリーンディーゼル用)の認証オイルです。
価格は5Lで1万円弱と高額オイルですが、4万Km弱の走行距離のためフラッシングして、エンジン保護性能と省エネルギー性能を復活させるため、ワコーズの「S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー」を添加して、リフレッシュを図ることにしました。 

この添加材は、以前にF25 BMW X3にも使用しており、他のエンジンオイル添加材と異なり、添加後に明らかにアイドリング音が小さくなり振動も少なくなったこともあり、リピート使用することにしました。 

まずは、フラッシングからです。使用したフラッシング剤はカストロールの「エンジン内部洗浄油 エンジンシャンプー 300ml 4輪ガソリン/ディーゼル車両用」で、オイル交換前のオイルに注入し10分間アイドリングするだけで、頑固な汚れを古いオイルとともに排除するというものです。 

オイルフィラーキャップを外して、内部を観てみましたが綺麗な状態で、定期メンテナンスされていたようです。通常、BMWの正規輸入車は新車購入から3年間はディラーで無償サービスが付帯されているので、当然かも知れません。 

フラッシング剤を注入して10分強アイドリング後、オイルフィルターを外してから車体の下にもぐり、エーモンの「新型ポイパック 廃油処理材 吸収力・保持力アップ 6.5L」をドレーンプラグ下に設置してからドレーンプラグを外してオイルを排出しました。 

F25 BMW X3では上抜きでも、5L以上排出できたので上抜きも考えていましたが、この車両にはオイルレベルゲージが見当たりませんでした。まあ、フラッシング剤を入れているので確実に古いオイルを排出するためも下抜きがベターです。 

オイル排出がほぼ終わってから、オイルフィルターに付属している、ドレーンワッシャーをドレーンプラグに挿入して、ドレーンプラグを締めて上部のオイルフィラーから新油を注入します。 ワコーズの「S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー」は、注入前にエンジンオイルに混ぜるように指定があるので、事前にエンジンオイルに注入してオイル缶を揺するようににて、よく攪拌しておきました。 

オイルフィルター交換時は5.5Lのオイル量指定ですので、5Lオイル+添加材270mlで5.3Lで丁度良さそうですが、5L弱注入してから一度、エンジンオイルレベルをチェックしました。 やはり、MAXレベルにはなっておらず残りのオイルを注入して、再度オイルレベルをチェックして、ほぼMAXレベルになったのでオイル交換終了です。点検整備記録簿にエンジンオイル交換の記録を記載し、iDriveのエンジンオイル交換時期をリセットして作業完了です。


G01 BMW X3 納車整備①エンジンオイル交換


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2023年10月3日火曜日

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰②(オーディオ関係)

愛車のBMW X3(F25)を現行モデルG01型に入替えるのに当たり、残暑の中、丸3日以上掛けて下取り車の現状復帰を行いました。 前回、換装していたiDriveをNBTからCICに戻して無事動作確認できた情報をお伝えしました。次に難易度の高いオーディオ関係の現状復帰の情報を忘備録を兼ねて記事にします。 

下取り車のオーディオは、6スピーカの標準オーディオでiDrive内蔵アンプ駆動のものでした。ツイーターが無く高域が出ていないのと、シート下ウーハーとドアスピーカが直列接続で低音がブーミーなお世辞にも良い音とは言えないものでした。 そこで、何度かの段階に分けて、アンプ内蔵DSP、ドアスピーカ交換・デッドニング、ウーハー交換・駆動用アンプ追加などを行い、かなり好みの音が出るようになり満足していました。 

購入したG01型はオプションの「harman/kardonサラウンド・サウンド・システム」を搭載しておりDSP付600Wアンプ、9チャンネル・16スピーカーとスペック的には十二分なものです。 下取り車から取り外したDSPは4チャンネルの標準オーディオ用のもので、流用はできそうも無いですが、中古としてオークション出品も可能なので、iDriveと合わせて現状復帰することにしました。
DSP取り外しの様子は動画を撮れていませんが、iDriveの現状復帰と合わせて、ヘッドユニット背面のビッグコネクターのDSP専用割り込み配線を取り外すのがメインで、別途追加していたスピーカコードやバッ直電源、キャパシターなどを取り外しました。 

シート下ウーハーは座席を取り外して行う必要があり、結構大変ですが、駆動用アンプを接続するため、純正の直列コネクターを外している状態でしたので、合わせて元の16インチスピーカに戻しました。 

最後に前後のドアスピーカを元に戻すため、ドア内張を外して、スピーカ固定用の3本のトルクスネジを外して、オリジナルのスピーカに戻しました。追加していたスピーカコードもオリジナルのスピーカコードに戻して、内張を元に戻すだけです。 ドア内張とスピーカ周辺に施工したデッドニングは、再利用できないのでそのままにしました。オリジナルスピーカに戻した状態でも音質が良くなっている気がしたのは、残したデッドニングの効果かも知れません。 

その他、レーダー探知機やドライブレコーダー他の社外電装品と備品を取り外し無事、現状復帰完了です。現状復帰に当たっては、車両側の部品を破損しないように注意する必要がありますが、追加配線撤去時にシガーソケット電源をショートさせてしまい、ヒューズ交換で事無きを得ました。 ちなみに交換したヒューズは、グローブボックス奥の54番ヒューズです。他にもシガーソケットのヒューズは65番、108番、147番、176番と沢山あるようですが、殆どの場合はグローブボックス奥の54番が切れることが多いようです。

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰②(オーディオ関係)


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2023年9月25日月曜日

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰①(NBT→CIC)

愛車のBMW X3(F25)が今年末に車検を迎え、車齢11年になります。どこも不具合は無く、車検を通して来年以降に車両入替することを考えていました。 そんな中、ゴルフ仲間が車両入替るとの情報に触発され、株価上昇で含み益が大きく膨らんでいることもあり、中古車をリサーチしてみると、現行のG01の相場が安くなっていることに気づいてしまいました。 

BMW X3のG01型のクリーンディーゼル車は中古車でも5百万を超える相場でしたが、LCI前なら3百万円台のものがあり、近場の中古車業者2店舗で見積りを取ってみることにしました。 現行のBMW X3は2022年のLCIで、運転支援機能が強化され2眼カメラから3眼カメラになり、一部機能のハンズフリー認証を取得するなど進化していますが、車両前後のデザインが変わりLCI前の方が好みのデザインです。 

下取りは1百万以上を想定していたのですが、2店舗とも走行5万Kmを超えると店頭販売はせずにオークションに出品するとのことで、オークション相場での査定となり1百万をかなり下回る見積りでした。 店頭販売する中古車店舗ならもう少し高値になったかも知れませんが、交渉により下取り前提で初期見積りから20万円程の大幅値引の好条件を提示して頂いた店舗の方で悩みながらも契約することにしました。
同じ車種のモデル違いで、エンジン出力も殆ど変わらず変わり映えがしないのが難点ですが、試乗した所、現車で悩まされていた荒れた路面での突き上げや前後のピッチングもかなり解消されており、運転支援機能も充実しており内装も現車に比べ大分高級感があります。 

車齢11年ということで、ゴムブッシュ類などの足回りのへたりや水回りなどのエンジン補器類の交換を控えており、かなりの重整備が想定されていたのも車両入替を決断する大きな要因となりました。 

ということで、下取りに出すことになった愛車のBMW X3(F25)は契約店舗からオークションに出すため現状復帰(特にiDriveのNBTからCIC)することが条件となり、残暑の中、現状復帰を行いました。 まずは、難関のiDriveのNBTからCICへの現状復帰からです。逆にCICからNBTに換装する場合の参考として大またな手順を下記しますが、詳細は過去に投稿したレトロフィット情報やAndroidモニターの取り付け情報をご参照ください

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰①(NBT→CIC)

①ZGWを元に戻してNBTに配線追加したCAN2配線を撤去し、ループさせていた光通信ケーブルをZGWに接続 
②12.3インチのAndroidモニターを上方にひいて取り外し、背面のコネクター類を取り外し 
③エアコン操作パネル下のカバーを下方向に外して、温度センサーを取り外し 
④センターのエアコン吹き出し部を手前に引いて浮かせ、エアコン操作パネルのトルクスネジ4本を取り外し 
⑤エアコン操作パネル裏のコネクターを外して、NBTユニットを固定しているトルクスネジ4本を取り外し 
⑥NBTユニットを手前に引き出して、背面のコネクターをすべて取り外し 
⑦Androidモニターの配線を下側に引き込み、CANエミュレータの割り込みコネクターを含めて取り外し 
⑧CICユニットの背面に取り外したコネクターを差し戻して、映像信号ケーブルをモニター側へ配線 
⑨CIC用モニターに映像信号ケーブルと、電源、CAN信号のコネクターを接続 
⑩E-SYS(コーディングツール)でCICモジュールをアクティベートして動作確認 
⑪動作確認OKなら、モニター、ヘッドユニット、エアコン操作パネル、エアコン吹き出し部を元に戻して終了 

※動画に映っていませんが、センターコンソールのiDriveコントローラーも換装しており、カバーを外してCAN2配線、コントローラー本体、タッチセンサー制御モジュールを外して、CIC用のコントローラーに戻しています。 
 

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