2023年10月24日火曜日

G01 BMW X3 納車整備③純正ドラレコのファームウェア更新と駐車監視バッテリー接続

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。 MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

前〃回、エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルームの点検を行い、前回は足回り点検しました。 外装や内装は特に契約前にチェックして問題ない事を確認済です。目立つ傷など皆無で4年落ちにしては程度は非常に良いです。 

内装で唯一、純正ドラレコに安物のマイクロSDを入れたせいか、走行中にマイクロSDを確認の旨エラーメッセージが出続けるという問題が生じていました。 対策として、クラス10の国産マイクロSDに交換して、次いでにファームウェアの更新して解決しました。 
ファームウェア更新は、BMWのダウンロードサイトからPC用のモニターソフトをダウンロードして、ドラレコのマイクロSDをPCに接続すると録画内容の確認の他、ファームウェア更新もできました。 

更新後のファームウェアバージョンは1.06になりました。TCLの同型機種には、もっと新しいファームウェアバージョンが出ているようですが、しばらくはこのバージョンで様子を観ようと思います。 

そして、このドラレコには駐車監視機能が付いているのですが、停車中の車両のバッテリーに負荷を掛けたくなかったので、車載していた容量15000mAH程度のポータブル電源を駐車監視用バッテリーとして活用することにしました。 

純正ドラレコの電源はリヤゲートの運転席側側面のヒューズボックスからとっていたので、そのシガーソケット配線にポータブル電源の12V出力を接続することで、駐車監視時の電源をポータブルバッテリーから供給可能となりました。 

因みに、純正ドラレコはエンジンOFFの信号を検知して駐車監視モードに切り替えるようですので、エンジンOFF信号を取っている配線はそのままにしてあります。 また、ポータブル電源はシガーソケット電源から分岐させた、後付けシガーソケットによって走行充電するように配線してあります。 

つまり走行中はシガーソケット電源からポータブル電源を充電しながら、パススルーでドラレコに電源を供給することになります。 ポータブル電源の12V出力に簡易電圧計を接続すると、12.0Vで充電中も電圧上昇はないようです。ドラレコ側も問題無く動作しているので電源の安定化にも良いかもしれません。 

後は、純正ドラレコの設定画面で、駐車監視の設定を11.9V、12時間、感度中にして、ポータブル電源の電圧降下でも駐車監視を中止する設定にしておきました。 

 使用したポータブル電源は、大分前にAmazonで入手したもので現在は販売されていないようですが、同様のものでパススルー対応、12V出力のあるものでしたら、同じことが出来ると思います。 10000mAHと少し容量が小さく未検証ですが、Amazonで5千円程度で販売されている、UPS電源でも同じことが出来ると思いますので、ご参考でスポンサーリンクに貼っておきます。
 

G01 BMW X3 納車整備③純正ドラレコのファームウェア更新と駐車監視バッテリー接続



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2023年10月16日月曜日

G01 BMW X3 納車整備①足回り点検と冬タイヤ適合確認

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

購入条件で、購入店の納車整備無しの現状渡しとしましたが、4万Kmで交換推奨されている燃料フィルター交換と12か月点検はサービスとして頂きました。 前回、エンジンオイルとフィルター交換して、エンジンルームの点検を行いました。外装や内装は特に契約前にチェックして問題ない事を確認済です。目立つ傷など皆無で4年落ちにしては程度は非常に良いです。 

足回りのタイヤの製造年数と溝深さは、契約前に確認しており、2021年40週近辺のBMW認証マーク付ききのブリヂストンアレンザ(ランフラット)で残り溝は5mm弱といった所です。 

恐らく、3年目車検前にタイヤ交換していると思われますが、車検時走行距離が約3.2万Kmですので、約1万Kmで2mm以上の摩耗ということになり、耐摩耗性が低そうです。 来年末の車検までは、持ちそうですが後1万kmも走行すると溝が限界になりそうです。超高額タイヤの上に2万km程度で交換というのは如何なものかと思い、次回はミシュラン当たりのロングライフのものにする予定です。
さて、足回り点検ですが、タイヤを外して溝深さ、ブレーキディスクの厚さ、およびブレーキパッド残量をチェックしました。ブレーキディスク外周の耳も少なく、ブレーキパッド残量も5mm以上あり、少なくとも来年末の車検までは問題なさそうです。 

点検前にブレーキ周りをエアブローした所、大量のダストで車庫内がダストまみれになってしまいました。12か月点検時にタイヤの脱着はしていると思うので、ダスト清掃位はしておいて欲しかったですね。 純正のブレーキパッドはダストが酷く、前車の使用で感触の良かったDIXCELの低ダストタイプに交換する予定ですが、先に冬タイヤを入手したので少し先になりそうです。 

後、ドライブシャフトのブーツやラバーブッシュ類も目視点検で問題ないことを確認できたので、ラバー部品延命のおまじないで、お決まりのラバープロテクタントを塗布しておきました。 そして、冬タイヤを入手しておいたので適合チェックしました。

F25からホイール関係とタイヤサイズが変更されており、18インチの純正で7J、PCD112、オフセット+22、ハブ径66.6mmです。 入手したのは、ウエッズというメーカーの車種別社外アルミホイールで、18インチ、8J、PCD112、オフセット+32mmでホイール幅が1インチ大きいためか、純正よりオフセットが10mm大きくなっています。 

ハブ径の表記が見当たらりませんでしたが、車種別設計なので問題ないとは思いますが、念の為、現車で適合チェックしました。 適合チェックの結果は全く問題なく、フェンダーとタイヤ外周面の収まりも良さそうです。2020年製造のスタッドレスタイヤ付の4本セットで送料込みで約5万円でしたので、コスパ良いです。 

スタッドレスタイヤはグッドイヤーのイアスナビSUVという銘柄で、センター付近で残り溝約9mmとまだまだ使用できそうです。硬度計で約55とスタッドレスタイヤとしての性能は維持しているレベルと思います。 

冬タイヤといっても雪道走行の機会は殆どなく、アイスバーンのグリップ性能より乾燥路面のロングライフ性能を優先しての選択です。一説によるとこのタイヤはロングライフ性能で定評のあるダンロップで製造しているらしく、Made in Japanの刻印がありました。

G01 BMW X3 納車整備①足回り点検と冬タイヤ適合確認


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2023年10月9日月曜日

G01 BMW X3 納車整備①エンジンオイル交換

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

来年、フルモデルチェンジを予定しており、すぐに型落ちになってしまいそうですが、サイズアップやメータ周りの液晶化のリーク情報があり、現行型の方が使い勝手が良さそうなので後悔することは無いと考えています。 

購入条件で、購入店の納車整備無しの現状渡しとしましたが、4万Kmで交換推奨されている燃料フィルター交換と12か月点検はサービスとして頂きました。 エンジンオイルはDPFに影響があるとされる硫黄やリンの含有量が多い認証オイル以外が入っている可能性があり、 納車整備の第一弾でオイル交換を行いました。 

使用したオイルは、「モチュール 8100 X-クリーンジェネレーション2 5W40」という100%化学合成エンジンオイルで、API SN ACEA C3規格でBMWのLL04(クリーンディーゼル用)の認証オイルです。
価格は5Lで1万円弱と高額オイルですが、4万Km弱の走行距離のためフラッシングして、エンジン保護性能と省エネルギー性能を復活させるため、ワコーズの「S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー」を添加して、リフレッシュを図ることにしました。 

この添加材は、以前にF25 BMW X3にも使用しており、他のエンジンオイル添加材と異なり、添加後に明らかにアイドリング音が小さくなり振動も少なくなったこともあり、リピート使用することにしました。 

まずは、フラッシングからです。使用したフラッシング剤はカストロールの「エンジン内部洗浄油 エンジンシャンプー 300ml 4輪ガソリン/ディーゼル車両用」で、オイル交換前のオイルに注入し10分間アイドリングするだけで、頑固な汚れを古いオイルとともに排除するというものです。 

オイルフィラーキャップを外して、内部を観てみましたが綺麗な状態で、定期メンテナンスされていたようです。通常、BMWの正規輸入車は新車購入から3年間はディラーで無償サービスが付帯されているので、当然かも知れません。 

フラッシング剤を注入して10分強アイドリング後、オイルフィルターを外してから車体の下にもぐり、エーモンの「新型ポイパック 廃油処理材 吸収力・保持力アップ 6.5L」をドレーンプラグ下に設置してからドレーンプラグを外してオイルを排出しました。 

F25 BMW X3では上抜きでも、5L以上排出できたので上抜きも考えていましたが、この車両にはオイルレベルゲージが見当たりませんでした。まあ、フラッシング剤を入れているので確実に古いオイルを排出するためも下抜きがベターです。 

オイル排出がほぼ終わってから、オイルフィルターに付属している、ドレーンワッシャーをドレーンプラグに挿入して、ドレーンプラグを締めて上部のオイルフィラーから新油を注入します。 ワコーズの「S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー」は、注入前にエンジンオイルに混ぜるように指定があるので、事前にエンジンオイルに注入してオイル缶を揺するようににて、よく攪拌しておきました。 

オイルフィルター交換時は5.5Lのオイル量指定ですので、5Lオイル+添加材270mlで5.3Lで丁度良さそうですが、5L弱注入してから一度、エンジンオイルレベルをチェックしました。 やはり、MAXレベルにはなっておらず残りのオイルを注入して、再度オイルレベルをチェックして、ほぼMAXレベルになったのでオイル交換終了です。点検整備記録簿にエンジンオイル交換の記録を記載し、iDriveのエンジンオイル交換時期をリセットして作業完了です。


G01 BMW X3 納車整備①エンジンオイル交換


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車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰②(オーディオ関係他)
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2023年10月3日火曜日

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰②(オーディオ関係)

愛車のBMW X3(F25)を現行モデルG01型に入替えるのに当たり、残暑の中、丸3日以上掛けて下取り車の現状復帰を行いました。 前回、換装していたiDriveをNBTからCICに戻して無事動作確認できた情報をお伝えしました。次に難易度の高いオーディオ関係の現状復帰の情報を忘備録を兼ねて記事にします。 

下取り車のオーディオは、6スピーカの標準オーディオでiDrive内蔵アンプ駆動のものでした。ツイーターが無く高域が出ていないのと、シート下ウーハーとドアスピーカが直列接続で低音がブーミーなお世辞にも良い音とは言えないものでした。 そこで、何度かの段階に分けて、アンプ内蔵DSP、ドアスピーカ交換・デッドニング、ウーハー交換・駆動用アンプ追加などを行い、かなり好みの音が出るようになり満足していました。 

購入したG01型はオプションの「harman/kardonサラウンド・サウンド・システム」を搭載しておりDSP付600Wアンプ、9チャンネル・16スピーカーとスペック的には十二分なものです。 下取り車から取り外したDSPは4チャンネルの標準オーディオ用のもので、流用はできそうも無いですが、中古としてオークション出品も可能なので、iDriveと合わせて現状復帰することにしました。
DSP取り外しの様子は動画を撮れていませんが、iDriveの現状復帰と合わせて、ヘッドユニット背面のビッグコネクターのDSP専用割り込み配線を取り外すのがメインで、別途追加していたスピーカコードやバッ直電源、キャパシターなどを取り外しました。 

シート下ウーハーは座席を取り外して行う必要があり、結構大変ですが、駆動用アンプを接続するため、純正の直列コネクターを外している状態でしたので、合わせて元の16インチスピーカに戻しました。 

最後に前後のドアスピーカを元に戻すため、ドア内張を外して、スピーカ固定用の3本のトルクスネジを外して、オリジナルのスピーカに戻しました。追加していたスピーカコードもオリジナルのスピーカコードに戻して、内張を元に戻すだけです。 ドア内張とスピーカ周辺に施工したデッドニングは、再利用できないのでそのままにしました。オリジナルスピーカに戻した状態でも音質が良くなっている気がしたのは、残したデッドニングの効果かも知れません。 

その他、レーダー探知機やドライブレコーダー他の社外電装品と備品を取り外し無事、現状復帰完了です。現状復帰に当たっては、車両側の部品を破損しないように注意する必要がありますが、追加配線撤去時にシガーソケット電源をショートさせてしまい、ヒューズ交換で事無きを得ました。 ちなみに交換したヒューズは、グローブボックス奥の54番ヒューズです。他にもシガーソケットのヒューズは65番、108番、147番、176番と沢山あるようですが、殆どの場合はグローブボックス奥の54番が切れることが多いようです。

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰②(オーディオ関係)


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2023年9月25日月曜日

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰①(NBT→CIC)

愛車のBMW X3(F25)が今年末に車検を迎え、車齢11年になります。どこも不具合は無く、車検を通して来年以降に車両入替することを考えていました。 そんな中、ゴルフ仲間が車両入替るとの情報に触発され、株価上昇で含み益が大きく膨らんでいることもあり、中古車をリサーチしてみると、現行のG01の相場が安くなっていることに気づいてしまいました。 

BMW X3のG01型のクリーンディーゼル車は中古車でも5百万を超える相場でしたが、LCI前なら3百万円台のものがあり、近場の中古車業者2店舗で見積りを取ってみることにしました。 現行のBMW X3は2022年のLCIで、運転支援機能が強化され2眼カメラから3眼カメラになり、一部機能のハンズフリー認証を取得するなど進化していますが、車両前後のデザインが変わりLCI前の方が好みのデザインです。 

下取りは1百万以上を想定していたのですが、2店舗とも走行5万Kmを超えると店頭販売はせずにオークションに出品するとのことで、オークション相場での査定となり1百万をかなり下回る見積りでした。 店頭販売する中古車店舗ならもう少し高値になったかも知れませんが、交渉により下取り前提で初期見積りから20万円程の大幅値引の好条件を提示して頂いた店舗の方で悩みながらも契約することにしました。
同じ車種のモデル違いで、エンジン出力も殆ど変わらず変わり映えがしないのが難点ですが、試乗した所、現車で悩まされていた荒れた路面での突き上げや前後のピッチングもかなり解消されており、運転支援機能も充実しており内装も現車に比べ大分高級感があります。 

車齢11年ということで、ゴムブッシュ類などの足回りのへたりや水回りなどのエンジン補器類の交換を控えており、かなりの重整備が想定されていたのも車両入替を決断する大きな要因となりました。 

ということで、下取りに出すことになった愛車のBMW X3(F25)は契約店舗からオークションに出すため現状復帰(特にiDriveのNBTからCIC)することが条件となり、残暑の中、現状復帰を行いました。 まずは、難関のiDriveのNBTからCICへの現状復帰からです。逆にCICからNBTに換装する場合の参考として大またな手順を下記しますが、詳細は過去に投稿したレトロフィット情報やAndroidモニターの取り付け情報をご参照ください

車両入替(BMW X3 F25→G01)に当たり下取り車両の現状復帰①(NBT→CIC)

①ZGWを元に戻してNBTに配線追加したCAN2配線を撤去し、ループさせていた光通信ケーブルをZGWに接続 
②12.3インチのAndroidモニターを上方にひいて取り外し、背面のコネクター類を取り外し 
③エアコン操作パネル下のカバーを下方向に外して、温度センサーを取り外し 
④センターのエアコン吹き出し部を手前に引いて浮かせ、エアコン操作パネルのトルクスネジ4本を取り外し 
⑤エアコン操作パネル裏のコネクターを外して、NBTユニットを固定しているトルクスネジ4本を取り外し 
⑥NBTユニットを手前に引き出して、背面のコネクターをすべて取り外し 
⑦Androidモニターの配線を下側に引き込み、CANエミュレータの割り込みコネクターを含めて取り外し 
⑧CICユニットの背面に取り外したコネクターを差し戻して、映像信号ケーブルをモニター側へ配線 
⑨CIC用モニターに映像信号ケーブルと、電源、CAN信号のコネクターを接続 
⑩E-SYS(コーディングツール)でCICモジュールをアクティベートして動作確認 
⑪動作確認OKなら、モニター、ヘッドユニット、エアコン操作パネル、エアコン吹き出し部を元に戻して終了 

※動画に映っていませんが、センターコンソールのiDriveコントローラーも換装しており、カバーを外してCAN2配線、コントローラー本体、タッチセンサー制御モジュールを外して、CIC用のコントローラーに戻しています。 
 

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2023年9月19日火曜日

木造住宅の大敵、シロアリ被害の予防をDIYで対策してみた

早いもので、築30年のリフォームに当たって、自宅を建てていただいたハウスメーカの30年点検から約1年が経過しました。 点検結果を受けて、防水性能維持の目的で外壁・屋根と老朽化していたシステムキッチンの入替え、および10年前に設置したソーラーパネルのパワーコンディショナー交換を兼ねた蓄電池の設置を実施しました。 

30年点検の結果で、シロアリ薬剤の期限切れで床下点検もして頂き、シロアリ被害はなく、土台の木材も良く乾燥しているものの、シロアリ予防の薬剤散布を薦められました。 シロアリ予防の薬剤は、シックハウス対策の一環で有機系薬剤の気化によるアレルギー反応を抑えるために、薬剤効果の弱いものに変更されており、5年~10年保証のものに変更されているようです。 

リフォーム工事をお願いした業者の社長によると、自宅は地下車庫の上に立っており、1階の水回りは、この地下車庫の上にあるため、地中からのシロアリ侵入リスクは低いとの意見も頂ました。5年毎に点検、薬剤処理となると費用面の負担もあり、シロアリ薬剤はやはり健康面でも避けたかったので、後日DIYでホウ酸による予防をすることにしました。
ホウ酸は人体への影響は微小で、無機物のため一度、床下に散布すると半永久的に予防効果を期待できるようです。弱点は水に流されるので雨の当たる屋外には向いていないということです。今年の春、試しに給湯器で60度のお湯を散水器に入れて20%のホウ酸水溶液を庭のウッドデッキの裏側に散布してみたのですが、散水器のノズルが詰まってしまい、何度もノズルを掃除する必要がありました。 

床下の狭い空間で、ノズルの掃除を繰り返すのは厳く、どうしたものかと思案している内に気候が暑くなり、とても床下で作業をする気になれず放置していました。 そのような中、シロアリ対策について、調べているうちにベイト対策という毒餌を屋外に設置して巣ごと駆除する方法があることを知り、手軽に入手できる「シロアリハンター」というものを試してみることにしましした。 入手したのは、6個入りの「シロアリハンター」で詳しいガイドブックもついてAmazonで1.5千円程度です。5月に抜いた雑草が生い茂っていたので、雑草抜きの道具とシャベルを合わせて入手しました。

まずは、雑草抜きですが軍手を付けてあらかた手で引き抜いて、根っこの部分を入手した草抜きで取り除きました。 あとは、シャベルで「シロアリハンター」の設置場所を3cm程度掘って埋めていくだけです、設置場所はガイドブックを参考に庭のウッドデッキの土台周りや日陰になりやすいフェンス近くと、侵入リスクが高そうな下水管の近くに設置してみました。 

侵入リスクの高そうな下水管周りは、草抜きするとシロアリの天敵とされる黒アリが沢山いたので大丈夫そうです。防草シートに上に防犯砂利を敷いているので下水管から少し離れた場所に1個設置しました。

あとは、2,3か月後に「シロアリハンター」を裏返してシロアリがいるようであれば、その周囲に追加で設置してシロアリの巣毎駆除するようです。 10年以上、庭のウッドデッキにシロアリ被害は無く、黒アリもいることから、庭の地中にシロアリは居ないと信じたいのですが、床下の薬剤効果が切れているようですので、念の為の予防対策です。
 

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2023年9月11日月曜日

容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池で停電時どの位凌げるのか検証してみた

先日の台風13号に伴う線状降水帯で、大雨が降り一部で停電も起こっていたので、万が一に備えて容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池を満充電状態にしました。 太陽光発電と蓄電池のモニターで「充電モード」に設定すると、蓄電池からの放電が中止されて太陽光発電の余剰電力がなくても、商用電源から蓄電池に充電することが出来ます。 

気象情報と連携してAIで停電リスクがある場合にオプションで自動で蓄電池の運転モードを切り替える機能もありますが、設置時にこのオプションは選択していないので、手動で切替えました。 

台風の場合は、天気予報で事前に停電リスクを予測できますが、地震の場合は突発的で自動切換えでは対応困難と思われますが、地震発生から停電まで時間がある場合は手動で切換えることも可能です。
「充電モード」にすると、2KWh程度で充電するよう制御しているようで、容量6.5KWhの蓄電池の場合、満充電まで3時間程度掛かることが分かりました。 この蓄電池は、停電に備えて「キープ容量」を設定でき、10%キープで運用しているので、蓄電池を使い切った状態で実質的には約5KWh程度の充電が行われることになります。 

夕方、台風13号が温帯低気圧に変わり、強風による停電リスクは無くなったので、太陽光発電がほぼゼロになった17時に通常運転モードの「クリーンモード(夜間充電なし)」に切換えて、停電時に満充電の蓄電池でどの程度凌げるのか検証してみました。 

17時から放電開始して、約6時間は停電想定で、リビングの照明と情報収集用TV、および扇風機を使用して、冷蔵庫他の待機電力と合わせて0.5KWh程度の消費電力でした。 この日は、日中も気温30度以下で、エアコン無しで過ごすことが出来ましたが、猛暑でリビングのエアコンも使用する場合の消費電力は、約2倍の1KWh程度になると思われます。 

単純計算で、放電開始後0.5KWhで6時間ですので、3KWhを消費したことになります。エアコン使用の場合は6KWh消費でこの時点で蓄電池を使いきってしまうことが想定されます。 放電開始後、夜11時に就寝想定で、家電をすべてOFFにした状態で消費電力は0.3KWhで、冷蔵庫の定格消費電力が167Wですので、他の家電の待機電力が150W近くあることが分かりました。 

この状態で、翌日の朝5時時点、蓄電池放電開始後12時間で、残りがキープ容量位まで減っていました。つまり夕方までに蓄電池を満充電にしておければ、待機電力削減などの停電時の節電の工夫によって太陽光発電が期待できない夜間の電力をなんとか賄えることが分かりました。 

停電翌日も復旧せずに悪天候で、太陽光発電が少ない場合は翌日は電力を使えない状態も想定されますが、大災害でなければ通常は2時間~1日程度で復旧されると期待できるので、十分と思われます。 

大災害で何日も停電状態となるような場合は、避難所や車中泊を利用することになると思いますが、家で生活できる状態でソーラーパネルや蓄電池も稼働していれば自給生活も不可能ではなく、蓄電池導入の大きなメリットになりそうです。

 

容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池で停電時どの位凌げるのか検証してみた


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