2022年6月8日水曜日

VW POLO(6R)梅雨入り準備(エアコンオイル補充、ワイパーゴム交換他)

嫁のVW POLO(6R)が今年7月に車検を迎えます。今回もユーザ車検にする予定ですので、少しずつメンテナンスを始めました。 車検時にお勧めされることが多いワイパーゴムとエアコンフィルターの交換ですがどちらも梅雨入り前に行ったほうが良いですね。 

ワイパーゴム交換他 

ワイパーゴムは以前からPIAAの「ワイパー 替えゴム 700mm 超強力シリコート 特殊シリコンゴム 2本入 呼番83W SUW70E」を使用しています。 フロントの助手席側は長さが短く、フロントワイパー2本とリアワイパーの合計3本分のワイパーゴムを交換できます。 

それから先日、フィルターを再生した純水(軟水)器で水洗い洗車後、撥水効果が落ちてきたボデーと前後ガラスのコーティングをしておきました。 ボデーはシュアラスターの撥水系「ゼロドロップ」、ガラスは昔から愛用している「レインX」を使用しました。 

ついでに、ウオッシャー液の補充と結露防止でヘッドライトユニット内に入れている乾燥剤を入替えておきました。 ヘッドライトユニット内に入れておいた乾燥剤は折りたたんだ状態だったため、カチカチに固まっていて、なかなか取り出せませんでしたので、今回は折りたたまずに入れておきました。
   

VW POLO(6R)梅雨入り準備(ワイパーゴム交換他)


 

エアコンオイル補充とクリーニング 

エアコンのメンテナンスとしては、エアコンフィルター交換が定番ですが、今回は殆ど汚れ、詰まりが無くエアガンで清掃しておきました。 

2年以上前にエアコンオイルの補充を行いましたので、過補充は良くないようなので10gとオイル容量の少なく安価なエアコンオイルで補充しておきました。 エアコンオイル補充でエアコンをMAX状態で運転するので、家庭用エアコンクリーナを利用したエアコンのクリーニングを同時に行いました。 

エアコンクリーナは本来、エバポレーターに直接スプレーするものですが、車の場合、ダッシュボード奥に設置されていることが多く、エアコンMAX状態の風力でエバポレーターに届かせる作戦です。 

エアコンクリーナ1本では量が多いので、愛車のBMW X3(F25)のエアコンオイル補充とエアコンクリーニングも合わせて行いました。 エアコンクリーナーは無臭タイプを使用していますが、暫らくエアコンMAXでドアを開けた状態で結露水でクリーナを洗い流しながら換気しておきました。
   

VW POLO(6R)梅雨入り準備(エアコンオイル補充とクリーニング)


 

 愛車のBMW X3(F25)でも同じことをしており、ほぼ同じ手順です。

 

エアコンオイルの補充手順

・エアコンオイル缶のガスが漏れないように蝶ネジを緩めた状態のガスホースにネジ込んみます。 
・車体の低圧側バルブのキャップを外してガスホースに接続します。 
・オイル缶を少し緩めてガスホース内のエア抜きを行います。プシュと音がしたらすぐにオイル缶を締め込みます。 
・ガスホースの蝶ネジを締め込んでオイル缶に穴を開けてから、蝶ネジを緩めてオイル缶のガスが出る状態にします。 
・エアコンをMAX状態で運転して、オイル缶のガスを車体側に注入します・手で握って振ると注入が早くなるようです。 
・缶の冷気が手に伝わらなくなるので、注入完了したことが分かります。後は低圧側バルブからガスホースを取外してキャップを閉めて終了です。
   

エアコンクリーニング手順

・助手席足元のエアコンクリーナの蓋を留めているフックを中央側に寄せて外します。 
・エアコンフィルターを抜き取ります。 
・エアコンMAX状態でエアコンクリーナーを外した内気循環用フィルターの奥に角度を変えながら注入していきます。 
・注入後しばらくドアを開けてエアコンMAX状態で運転して結露水でクリーナを洗い流しながら換気します。 
・エアコンフィルターと蓋に戻してから点検用蓋を取付けて終了です。

 

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2022年6月7日火曜日

BMW X3(F25)梅雨入り準備(エアコンオイル補充、クリーニング他)

愛車のBMW X3(F25)の梅雨入り準備として、エアコンオイル補充と家庭用エアコンクリーナーを利用したクリーニングを行いました。 ワイパーゴムは1年程前に交換しており、拭き取り残しやムラも出ていないので今回は拭き取り清掃して交換は見送りました。 

ついでに、ウオッシャー液の補充と結露防止でヘッドライトユニット内に入れている乾燥剤を入替えておきました。 ヘッドライトユニット内に入れている乾燥剤は「KING 強力乾燥剤 オゾ 即効タイプ」というもので4枚入りで800円位のものを使用しています。 

前回のエアコンオイル交換の手順が不明確で、低圧側バルブの差込み不足でガス漏れなども発生していたため、エアコンガス補充を兼ねて再度施工しました。 使用したエアコンオイルは「デンゲン(Dengen) 高性能カーエアコン用潤滑剤 (PAGオイル) R134a専用ガス缶 50g」という比較的安価なものです。 

有名な「WAKO'S(ワコーズ) パワーエアコン プラス」は4千円弱と価格が上がっており、千円以下で内容量 50ml (PAGオイル:10ml / R134aガス:40g)のものにしました。 エアコンオイルは入れすぎも良くないようですが、10ml程度であれば問題なさそうなのも今回のものを選択した理由です。

 

BMW X3(F25)梅雨入り準備(エアコンオイル補充、クリーニング他)

 


 エアコンオイルの補充手順 

・エアコンオイル缶のガスが漏れないように蝶ネジを緩めた状態のガスホースにネジ込んみます。 
・車体の低圧側バルブのキャップを外してガスホースに接続します。 
※この車両は奥まった場所に低圧側バルブがあり接続しにくく、ガスホースが抜けない状態で接続できているか要確認です。 
・オイル缶を少し緩めてガスホース内のエア抜きを行います。プシュと音がしたらすぐにオイル缶を締め込みます。 
・ガスホースの蝶ネジを締め込んでオイル缶に穴を開けてから、蝶ネジを緩めてオイル缶のガスが出る状態にします。 
・エアコンをMAX状態で運転して、オイル缶のガスを車体側に注入します
・手で握って振ると注入が早くなるようです。 
・缶の冷気が手に伝わらなくなるので、注入完了したことが分かります。後は低圧側バルブからガスホースを取外してキャップを閉めて終了です。 

 エアコンクリーニング手順 

・グローブボックス奥の点検用蓋を外します。 
・内気循環用フィルターの蓋の爪を押しながら外して、内気循環用フィルターを抜き取ります。 
・エアコンMAX状態でエアコンクリーナーを外した内気循環用フィルターの奥に角度を変えながら注入していきます。 
・注入後しばらくドアを開けてエアコンMAX状態で運転して結露水でクリーナを洗い流しながら換気します。 
・内気循環用フィルターと蓋に戻してから点検用蓋を取付けて終了です。


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2022年6月1日水曜日

2連結した純水(軟水)器のフィルター再生!

昨年7月に2連結にした洗車用の純水(軟水)器の軟水の硬度を調べた所、殆ど効果がなくなっていたので、陽イオンフィルターを再生しました。 2連結にしていることも有り、再生不足になる懸念がありましたが、再生用食塩水の量を約20リットルにして再生できました。
過去に、陽イオンフィルターの効果が持続するのか調べた所、1Lフィルターの場合、75,000 ÷ 硬度 = 作られる軟水の量(リットル)の目安とのことです。 地域により水道水の硬度が異なり、水道水質データーベースで調べた所、平均硬度73でしたので、75,000 ÷ 73= 1027Lです。 使用しているフィルターは800mlのもが2本ですがイオン交換樹脂が1つ500mlとして約1000L使用できる計算です。 

一回の洗車で10L使用するとして、約100回洗車できる計算ですが、約1年で殆ど効果が無くなっていました。 洗車の頻度にもよりますが半年に1回程度はフィルターの再生をした方が良さそうです。

2連結した純水(軟水)器のフィルター再生!

 

 再生方法は過去に投稿した内容と同じですが、読み上げソフトを変更しましたので、あらためて動画にしました。 精製塩(スーパーなどで一番安い塩(1kgで100円、5kgで500円くらい))を使用して10~15%濃度の食塩水をフィルターに流すだけです。 

精製塩の見分け方は、製造工程に「イオン膜」という表示があることで、ミネラル分を含んだ天然塩は価格が高めです。

 

再生に当たり用意したもの

・精製塩2kg 
・水約20L 
・バケツ(食塩水を作り、処理水を受けるのに使用) 
・ポリタンク(食塩水を軟水器に流し込むのに使用) 
・ショウゴ(食塩水をポリタンクに移すために使用) 
・ホース(ポリタンクと軟水器を接続するのに使用) 
・硬度指示薬(硬度を確認するために使用)


2連結した純水(軟水)器のフィルター再生


・最初に水道水と軟水器の処理水の硬度を調べます。紫色に近く殆ど硬水になっていました。 
・10~15%の食塩水を作ります。バケツの約20Lの水に2kgの精製塩を入れて良く攪拌します。 
・食塩水をポリタンクに移します。作った食塩水をジョウゴを使ってポリタンクに移します。 
・ポリタンクと軟水器をホースで接続します。軟水器に接続するためホースコネクタを使用しました。 
・ポリタンクの蛇口を開けて軟水器に食塩水を流し込みます。高低差を利用して少しづつ流れるように調整します。1時間程かけて流しました。 
・ポリタンクと軟水器を分離後、水道水を接続して食塩水を洗いながします。食塩水がフィルター内に残らないように注意します。 
・再生出来ているか確認するため、軟水器の処理水を硬度指示薬で調べます。
・処理水の廃棄など後片付けして終了。 再生に使った食塩水には高濃度の硬度成分が含まれているので、再利用はできません。 


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2022年5月24日火曜日

カーオーディオの電源をキャパシター他DIYで強化したら低音がキレキレに!

先日、愛車のBMW X3(F25)の標準オーディオに2万円以下でツイータとDSPアンプを追加導入したらカーオーディオの音質が激変しました。 DSPアンプ付属ハーネスはヘッドユニットから電源供給する配線でフューズ切れが心配でしたので、リアのシガーソケットから12V電源を供給するようにしていました。 

シガーソケットの電源ケーブルは2sq程度の太さで20アンペア程度迄は耐えられそうですが、ドライブレコーダやレーザー探知機他の電装品も接続しています。 アンプはスピーカ駆動のため瞬間的に大電流を必要とするようで、大出力アンプを導入する場合はバッテリーから直接給電して、キャパシターで瞬間的な大電流を補うことが多いようです。 

導入したDSPアンプは定格45W×4チャンネルで合計180Wですが最大150W×4チャンネルとの表記があり600Wで12V電源では50Aという計算になります。 実際はアンプ出力を20%程度に絞った状態で更にヘッドユニット側のボリュームを1/4以下でも十分な音量が出ているので、240W(20A)程度の電流供給で十分と思われます。 

実際、DSPアンプ付属の電源ケーブルも2sq程度で付属のフューズも20Aです。ただし特に低音出力時にアンプに瞬間的な電流供給が足りないと低音スピーカの駆動力不足が起こるようです。 

そこで、まずはキャパシターで電流強化を試してみたくなり、探してみましたがオーディオメーカのものは1F(ファラッド)もの大蓄電容量で価格も1万円程度と高額です。 それ程、大音量では使用しないので手軽な容量のものを探してみると、ヤフオクで47000μFのものを約3千円で見つけました。因みに同容量のキャパシター単体のものはネットでは見つかりませんでした。 

商品到着後、リアのシガーソケットの電源にキャパシターを並列接続したところ、明らかに音のキレが良くなりました。特に低音のぼやけた感じの音が明確になった感じです。
また、ノイズ除去効果もあるようですので、ヘッドユニット側にも同容量のコンデンサを追加入手して接続した所、iPodビデオの映像ノイズも少なくなりました。 丁度、DSPアンプ付属ハーネスの切断した電源ケーブルにキボシ端子で接続して運転席シート下のDSPアンプ横に固定できる大きさでした。 

また、シガーソケットは共用電源なので、大電流のものを使用した際にフューズが切れる可能性があるので、バッテリーから直接プラス電源線を引きまわすことにしました。 使用した電源ケーブルは約1800円と比較的安価なエーモンの5sq、長さ6mで40Aフューズ付きのものを使用しました。

ショートした時に電線火災を起こさないようフューズは付けた方が良いと思います。 いわゆる「バッ直」というカスタマイズでオーディオマニアは8sqとかの高価なものを使用するようですが、小型アンプにサブウーハー増設程度なら5sqで十分だと思います。 

アンプ側でACCの電源コントロールしているようですが、バッテリー上がり防止の為、リレーでACCオフ時にバッ直線の電源供給を切断するようにしておきました。 今回の電源強化で、キャパシター2個で6千円、バッ直線とリレーで約2.5千円掛かりましたので、2万円以下から3万円以下のカーオーディオ強化内容となりましたが、音質改善効果は絶大で大満足です。


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2022年5月17日火曜日

接触事故(ドラレコ映像あり)!リヤバンパーの擦り傷をDIYで簡易補修

2022年のゴールデンウイークに何十年ぶりの接触事故をおこしてしまいました。相手側は信号待ちで停車中でしたので過失割合は100%こちら側です。 出先で車庫からバックで出庫時に信号待ちしていたダーク色の軽自動車を夜間、雨ということもありまったく認識できず、右リアバンパーを相手側にぶつけてしまいました。
出庫前に1台信号待ちしていることは確認したのですが、直前にもう1台信号待ちしており、右前のガードレールに気を取られバックカメラ、バックソナーを確認することができませんでした。 後日、リアのドライブレコーダの録画記録を確認したところ、接触事故が映っていました。夜間、特に雨の日はより慎重に運転するよう気を付けたいと思います。 

速度は極低速でしたので、双方怪我は無く、こちら側はバンパーに擦り傷が付いた程度でしたが、相手側は軽自動車ということもあり、後日の修理見積りが約20万円と高額です。 事故時に確認した相手側の損害も擦り傷程度に見えましたが、リアバンパーが変形しており交換、リアフェンダー、ドアも板金が必要とのことでした。 

相手側が見積もり依頼した板金工場に修理内容を確認し、リアバンパー交換の必要があるのか確認してみましたが、交換しなくても金額は変わらない?とのことで、電話対応も大変失礼で納得いかないものでした。 保険適用を前提に過剰な修理内容にしている疑いが強いですが、このような業者とは関わりたくないと思い、任意保険の対物保証で対応して頂くことにしました。 

運転歴約40年で初めて自動車保険を利用しましたが、人身事故でなければ事故証明なしでも利用でき、今回の事故の場合、翌年以降3等級落ち3年間合計で3万8千円位の保険料増額とのことでした。 大手保険会社で電話対応も問題なく、電話で対応依頼した当日中に相手側と連絡を取って頂き、スムースに対応していただくことが出来ました。 

相手側の対応が落ち着き一安心したところで、自車側は右リヤバンパーの擦り傷程度で目立たない場所ですが、コンパウンドとタッチペンで簡易補修しておきました。 右リヤバンパーの角部分に塗装剥げがあり、2000番位の耐水ペーパー相当のスポンジで傷を平滑にしてから、傷消しコンパウンドで塗装の剥がれていない部分を含めて磨きました。 

シリコンオフで脱脂してから、塗装が剥がれている部分にボデー同色のタッチペンで厚塗りして、周囲をボカシ剤を吹いて3日程度乾燥させてから耐水ペーパ替わりのスポンジで平滑にしてから3種類のコンパウンドで磨きました。 至近距離で見るとタッチペンで塗装した部分にムラが出てしまいましたが、目立たない部分でもあり塗装修理の深追いはしないことにして、傷消し効果のあるクリーナで磨いて仕上げました。


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総額2万円以下でカーオーディオの音質が激変!
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2022年5月10日火曜日

総額2万円以下でカーオーディオの音質が激変!(ツイータとDSPアンプを導入した結果のまとめ)

先日、愛車のBMW X3(F25)に導入した格安ツイータに加えてDSPアンプ「PUZU PZ-C7」の音質再調整行い、かなり満足の行く音質に激変しました。 ツイータ、DSPアンプともにAliExpressで入手しました。ツイータが約1.5千円、DSPアンプが約16千円でハイパス用コンデンサー、ツイータ用オーディオケーブルを入れても2万円未満です。 

愛車のBMW X3(F25)は標準オーディオの10cmフルレンジスピーカが各ドアに4つと16cmのウーハーがシート下に2つの6スピーカー構成です。 ヘッドユニットはセンターパネルの奥に設置されており、車両情報の収集や表示機能も兼ねているためヘッドユニットを社外ナビやオーディオに換装することは事実上できません。 

カーオーディオの使い方としては、主にゴルフ場までの往復でBGMとして昔のフュージョン系(古い?ジャズとロックの融合系です)音楽などを聴いてリラックスしています。 音量はそれ程上げないので、高出力対応の社外スピーカー交換やデッドニングより、指向性の強い高音をツイータで補強して純正スピーカーを生かしてDSPアンプで音質改善を行いました。
導入前の状態とツイータのみ追加した状態、DSPアンプで音質調整した状態で空気録音した比較動画を作成してみましたので、ご参考になれば幸いです。 動画撮影用のコンパクトカメラ内蔵のステレオマイクでの録音ですので、違いが分かり難いかも知れませんが、実際の音はかなり満足の行く音に激変しました。 

DSPアンプの再調整の内容は、ピンクノイズを利用して音圧の山谷をイコライザーで調整して、位相を4ch全て正相にしてサラウンドエフェクトをオフにしてみました。 オーディオは懲りだすと深い沼にはまり高額出費の割にはその効果が体感出来ない恐れが高く、この辺りで妥協する予定ですがどうなることやら。

 

ツイータの体感効果

ドアスピーカは横方向に音がでるため、指向性の強い高音が聞こえ難い状態でしたので、ダッシュボード両端に2.5cmのソフトドームツイータを追加しました。 出来るだけ低い周波数帯域でクロスさせた方が良いという情報をもとに1.6KHzでクロスオーバーするようオーディオグレードの無指向性コンデンサを挟んでフロントスピーカから分岐させています。 

ツイータ追加の効果は高く、聞こえていなかった中高音がハッキリ聞こえるようになり、打楽器の音のキレも良くなりました。 癖のないソフトドームツイータにしたのも正解だったようで、耳障りな高音のキンキンした感じもなく、15KHz以降の超高音の再生能力は低いですが、人間の耳で聞こえる範囲の音は出ていそうです。

DSPアンプの体感効果

専用ハーネス付きで16千円とかなり安価で、国内での導入例が少なく人柱になる覚悟で導入してみましたが、まったく問題なしでコストパフォーマンスは最高でした。 イコライザーは15バンドで調整可能で、タイムアライメントも調整できます。クロスオーバネットワーク調整や位相反転、各スピーカの音圧調整やサラウンドエフェクトなどの機能がありますが未使用です。 

外部アンプの効果で調整前でも各スピーカが良く鳴るようになり、音の輪郭が明確になりダイナミックな音質に改善しました。 調整の効果は体感上は分かり難いというのが正直な所ですが、イコライザー調整した周波数の音圧の変化は体感できるので、全周波数帯域の音圧を整えたり音場を変えたりして好みの音に調整できます。


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格安DSPアンプ「PUZU PZ-C7」レビュー(調整編)
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2022年5月4日水曜日

格安DSPアンプ「PUZU PZ-C7」レビュー(調整編)※DSPの概要説明してみました

先日、入手した格安DSPアンプ「PUZU PZ-C7」を愛車のBMW X3(F25)に取付けました。その後、DSPアプリによるイコライザーや音場設定の調整を行いました。 調整の結果、満足のいく音質に改善でき、設置後に往復200km程度の中距離走行時に比較的長時間、問題無く音楽再生を楽しむことが出来ました。
DSPとは「Digital Signal Processor」の略称で、カーオーディオなどの崩れたリスニング環境を整えて臨場感のあるリスニング環境を作ることを目的に導入するオーディオ機器です。 音源をデジタル信号に変換して変化させてアンプで増幅してスピーカ駆動用のアナログ信号に変換する機能が備わっており、DSPの代表的な機能の概要は以下の通りです。

クロスオーバーネットワーク調整

クロスオーバーネットワーク調整とは、ツイーター(高音域専用スピーカー)とミッドウーファーやサブウーハー(低音域専用スピーカー)の役割分担を調整する機能です。

各スピーカーの音圧調整

スピーカーの音圧調整とは、ある位置(主にリスナーポジションである運転席)から各スピーカーの音量がそれぞれ同じに聞こえるように調整する機能です。

タイムアライメント調整

タイムアライメントの調整とは、各スピーカーから出る音の出力タイミングを合わせる機能です。

イコライザー調整

イコライザーの調整とは、音楽の各周波数の音量を調整する機能のことです。 

取付けた車両のスピーカー構成はBMW純正の標準オーディオで、ドア4つの10cmフルレンジスピーカとシート下の16cmサブウーハー2台の6スピーカシステムです。 因みにBMWのハーマンカードン等のオーディオオプション装着車両はあらかじめ外付けのDSPアンプが装着されているので、後付けのDSPアンプは加工しないと接続できないようです。 

サブウーハーは低域再生用ですが、標準オーディオでは振動板を下向きにすることで中・高域のカットオフは行われていないようです。 ダッシュボードにはドーム型ツイータを追加しています。追加したツイータは1.6KHz以下を減衰するコンデンサーを使用してハイパスフィルターにしています。 

現状の構成でDSPの各スピーカの再生帯域を調整するクロスオーバネットワーク調整を使用するとツイーターやサブウーハーの帯域を個別に調整できないので利用しません。 今回は、初のDSP調整ですので、純正スピーカ構成を生かして、各スピーカの合成音が自然な音色になるよう全周波数帯域のレベルがなるべくフラットになるようにイコライザー調整を行いました。 

上級者は、バイアンプ接続という各スピーカ毎にアンプを接続してDSPでクロスオーバネットワーク調整を行い、各スピーカの再生音域の役割分担させて好みの音質に変更するようです。 車載オーディオは走行時のノイズや反射音が大きく、ホームオーディオとは環境が大きく異なるので、個人的には静的な調整を厳密に行うことの効果は不明です。 

イコライザー調整はスマホの簡易スペクトラムアナライザで純正ヘッドユニットからホワイトノイズを再生して、全周波数帯域のレベルを確認しながら調整しました。 調整アプリはUSB接続のPCとBluetooth接続のAndroid端末の2つがあり、イコライザー調整はPCの調整ソフトが使い易くPCを使用しました。 

また、音場を運転席に定位させるため、タイムアライメント調整という機能を使用して運転席に着座した状態で各スピーカとの距離を測って、前後左右4つのスピーカに計測した距離を入力しました。 こちらは、導入済のAndroidモニターに調整アプリをインストールしてBluetooth接続して調整してみました。PC接続の手間が掛からないので、微調整はAndroidアプリを使用した方が使い勝手が良さそうです。


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BMW X3(G01)ユーザ車検一発合格!費用約4万円

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