2022年2月2日水曜日

BMW X3 20D(F25)燃料ポンプのリコール対応完了!

昨年2021年4月5日に愛車のBMW X3 20D(F25)に対する燃料ポンプのリコールが発表されて、部品供給の遅れで1年近く経過してようやく案内が届きました。 早速、最寄りのディーラーに連絡して、リコール対応が完了しました。作業時間は約1時間との案内でしたが、朝10時にディラーに入庫して夕方16時過ぎに引き渡しとなりました。 
リコールの内容は、「低圧燃料ポンプにおいて、燃料成分に対する検証が不十分なため、日本仕様の燃料に含まれる成分が低圧燃料ポンプのジェローター(金属製圧送ギア)部分に付着し、 堆積することがある。そのため、堆積物が抵抗となって燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、アイドリングストップからのエンジン再始動が出来なくなるおそれがある。」ということで、 

対応内容は、「全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。」とのことで、燃料タンクに付いている低圧燃料ポンプを対策品に交換していただけるので、燃料ポンプが無料で新品になりました。 ちなみにネットのBMW公式サイトで調べたところ、このリコールは2Lクリーンディーゼル車両全てではなく、X3(F25)のみが対象のようです。 

燃料パイプの定期交換が必要という情報を見た記憶があり、ついでに交換しようかディラーで確認したところ、不具合なければ定期交換不要とのことで耐久性の高い部品に変更されているみたいです。 約4万kmで燃料フィルター交換しているので、大分先になりますが次回の燃料フィルター交換に燃料ホースも点検すれば大丈夫そうです。 

リコール対応の作業明細に、低圧燃料ポンプの他、センサーやガスケットの交換と内容不明ですが「リコール関連作業:有」とのことで、恐らく燃料ポンプ内の堆積物の確認だと思います。 リコール対応後の引き渡し時の説明で、交換前の燃料ポンプに異常はなかったとの説明がありました。当然ですが、異常なしでも対策部品に交換したとのことです。 

ディーゼルウエポンという燃料添加剤を使用しているので、その効果かどうかは分かりませんが、少なくともこの添加剤が燃料ポンプに悪影響を与えることはなさそうです。 ディーゼルエンジンの生命線ともいえるインジェクターの洗浄や、セタン価向上により燃料凍結防止効果もあるようなので、この添加剤は継続して使用しようと思います。ご参考に商品リンクを貼っておきます。 

「ディーゼルウエポン」の製品説明(出展:Amazon) 
【特徴・効果 】一般的添加剤の16回分が濃縮されています。ディーゼルエンジンの燃焼室及びインジェクターを洗浄しセタン価を3上げます。強力な洗浄作用とセタン価向上効果で馬力・トルク・始動性が向上します。錆止め効果、燃費向上、ノッキング改善。排出ガス中の未燃焼ガス削減、一酸化炭素削減、窒素酸化物削減、黒煙(PM粒子)削減。 
【対応機種】全ディーゼルエンジンにおいてお使いいただけます。軽油・重油・灯油・バイオディーゼル燃料に添加できます 
【ご使用方法】軽油50リットルに対し30mlを添加してください。(洗浄作用だけでセタン価向上は必要ない場合は20ml)。タンク容量に合わせて添加量を調整してください。先に添加剤を入れ、後で軽油を給油する事で混ざります。重油、灯油へは、20~30%多く添加してください。 スートルとセタンブースターおよびディーゼルウェポンは併用可能です。

BMW X3 20D(F25)燃料ポンプのリコール対応完了!


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2022年1月26日水曜日

iPhoneバッテリーとフロントパネルをDIYで交換成功!

メインで使用しているiPhone7Plusのバッテリー劣化が進んでしまい、最大容量80%、ピークパフォーマンス性能の表示ですが満充電状態から半日程度で空になる状態でした。 またサブ機のiPhone7は更に劣化しており、最大容量75%程度で、満充電状態から1時間も持たない状態で直ぐにスリープ状態になってしまい実用上使用できなくなっていました。 

顔認証はコロナ禍で使い難く、指紋認証の搭載を待っていたのですが昨年発表のiPhone13でも見送られ、唯一の指紋認証iPhoneSEでは画面サイズが小さくiPhone7を延命することにしました。iPodでバッテリー交換した経験があり、殻割りで失敗しそうで躊躇していたのですが、ネットで交換方法を知らべた所、専用工具があればそれほどハードルは高くなさそうです。 
最初にサブ機のiPhone7で練習してからメインのiPhone7Plusの交換にチャレンジしたのですが、結果的に両方ともフロントパネルのフレキシブルケーブルを断線してしまいました。 幸いなことにiPhone7の交換用フロントパネルは比較的安価に入手できましたので、1台当たりバッテリーと合わせて約5千円強で交換することができました。 

交換した結果としては寿命はまだ分かりませんが、バッテリー最大容量100%に復活し、フロントパネルも交換したためか液晶表示が明るくなったような気がします。 フロントパネルのフレキシブルケーブルは簡単に断線してしまうので、バッテリー交換時は本体からコネクターを外した状態にしておくことをお勧めします。

iPhoneバッテリーとフロントパネルをDIYで交換成功!




交換手順は専用工具とともにキットに付属していましたが、注意事項()と合わせて簡単に解説します。

バッテリー交換

・付属の☆型ドライバーでiPhone底面のネジ2個を外します。 
・ドライヤーでフロントパネル周辺部を温めて接着剤を剥がしやすくします。 
・付属の吸盤をiPhoneフロントパネルの底面近くに吸着してフロントパネルを上げて底面側に隙間を開けます。 
・底面側の浮いた隙間に付属のピック状ツールを差し込み、フロントパネル周辺の接着剤を剥がすようにして隙間を広げます。 
・フロントパネル上面側が本体に爪で固定されているので下側に引くようにしてフロントパネルを外します。 
※この時、フロントパネルのフレキシブルケーブルの場所を確認して断線しないように細心の注意が必要です。 
・フロントパネルが開いたら、バッテリーコネクターが接続されている部分の金具を固定しているネジを付属の△型ドライバーで外します。 
・バッテリーのコネクターを上に引き上げるようにして外します。 
※この時、フロントパネルのコネクター2か所も同時に外しておくことをお勧めします。バッテリーの取外し時にフロントパネルを押すとフレキシブルケーブルが簡単に断線してしまいます。 
・バッテリー下側の粘着テープの端を剥がして、ピンセットで引っ張り、ある程度出てきたら指では挟んで左右にゆするようにして少しずつ引きだします。 
※バッテリー固定用粘着剤は簡単に切れてしまうので、ドライヤーで温めながら慎重に引き出します。 
・粘着剤が剥がれたら、バッテリーと取外します。 
・新しいバッテリーに付属の粘着剤をバッテリーに貼って本体に固定し、コネクターを接続します。 
・後は分解と逆の手順でフロントパネルを元に戻します。

 

フロントパネル交換

フロントパネルを開ける所までは、バッテリー交換手順と同じなので省略します。 

・フロントパネルを開けて、フレキシブルケーブルのコネクター2か所を外します。 
・フロントパネル下部のボタンを固定している金具のネジを付属の△型ドライバーで外します。 
・折りたたまれているコネクターを外してから、ドライヤーで温めながらボタンの基板を外します。 
・フロントパネル上部のスピーカ?ユニットを固定している金具のネジを付属の+型ドライバーで外します。 
・コネクターを外してからユニットを外し、基板をドライヤーで温めながら外します。 
・取り外したフロントパネル裏側のパネル周囲のネジを付属の△型ドライバーで外します。 
・取り外したパネルを交換用フロントパネルにネジで固定します。 
・後は、分解と逆の手順でフロントパネルを元に戻します。 
全体的にフレキシブルケーブルを破損しないように温めながら丁寧に分解するのが注意事項です。

2022年1月20日木曜日

BMW ヘッドライト結露防止とHIDバナー交換

愛車のBMW X3(F25)のヘッドライトは、ユニット内部に結露で曇りや水滴が付着することがあり、対策として乾燥剤を入れています。 ヘッドライトユニット内部の発熱を逃がすため、通風口が開いているため外気との温度差で結露するのが原因と思われるので内部の湿度を下がるのが目的です。 
使用した乾燥剤が4個入りでしたので、嫁のポロ(6R)と合わせて、昨年の露時期に対策しており乾燥剤を確認した所、固くなっており、そろそろ交換したほうが良さそうです。 冬季は空気が乾燥しているので結露しにくく、また梅雨前に交換しようと思いますが、前回の結露対策の様子を動画に撮っていたので、その後の効果をレビューします。 

結露対策前は露時期になると、夜間走行した翌日などにヘッドライトユニットの内部下側を中心に結露で曇りと酷い時には水滴が付着していました。 乾燥剤を入れてからは、殆ど曇りも発生しなくなり効果を体感できました。ただし乾燥剤なのでどの程度持つのかが問題ですが6~10ヵ月との製品説明ですので毎年梅雨前に交換で良さそうです。 

使用した乾燥剤「強力乾燥剤 OZO 即効タイプ」の製品説明(出展:Amazon) 
●強力乾燥剤 OZO-S15 即効タイプは海水ミネラルを主成分とした天然系型の乾燥剤です。 
●シリカゲルの4~7倍の吸湿力を持ち、容器内の湿度を急速に下げることが出来ます。(S即効タイプ:約24時間) 
●化学反応によって吸湿を行うので、気温に左右されずに常に一定の吸湿力を発揮します。 
●一度吸湿した水分は殆ど放出されない為、温度差による結露の予防にたいへん効果的です。 
●吸湿力調整用カバーが付属。湿度が下がり過ぎてしまう時に乾燥剤に被せて使用します。 
●海水ミネラルを主成分としている為、水に濡れても殆ど発熱せず、安心して使うことが出来ます。 
●天然系型乾燥剤の為、利用後は「可燃ごみ」として捨てることが出来ます。 
●商品パッケージにチャック付きアルミ密閉パックを使用しているので、乾燥剤の保存に便利です。
 

BMW ヘッドライト結露防止対策




ヘッドライトユニットの乾燥剤を確認したついでに、以前にHIDバナー交換方法についての質問がありましたので動画を撮りました。この車両のHIDバナーの種類は「D1S」です。

HIDバナーの種類を間違えなければ、交換自体は非常に簡単で、ヘッドライトユニットの裏蓋を時計回りに回して手前に外して、内部のバナーも時計回りに回すと外せます。コネクターは付けた状態で外したほうが作業しやすいです。
バナー固定用の金具はなく、ヘッドライトユニット側の爪で固定するようになっているようです。 取付け時はコネクターを先に接続して約5~10度、時計回りにずらした状態でバナーを押しながら半時計回りに回してコネクターが真下になる位置にすると固定できます。 

使用しているHIDバナーは明るさと信頼性の評価の高いPIAA製で、外車用のためか結構高価ですが6000Kで純白色に近く明るいため前方をよく確認することができお気に入りです。 点灯時のタイムラグはあるものの照度が高く、レンズの光軸もしっかり出るのでヘッドライト用のバルブとしては大変気に入っています。車検も問題なく通っています。
 

BMW HIDバナー交換方法



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2022年1月14日金曜日

BMW AUCセンサーの内部エラーが再発したのでDIYで交換

昨年末に愛車のBMW X3(F25)のユーザ車検前にISTA+で車両診断をした際にAUCセンサーの内部エラーという見慣れないエラーが出ていました。 
ネットで調べた所、AUCとは Automatic Recirculated Air Controlのことで、外気が有害と検知した場合に自動で内気循環に切替えるための外気汚染センサーのようです。 

この車両の設置場所はエンジンルームの外気導入用エアコンフィルターのカバーの横に設置されており、取外してセンサー部分を清掃して、コネクターに接点復活剤を吹き付けてエラーが解消されました。 

車検後に念のため、車両診断をした所、同じ内部エラーが再発していました。エアコンは常時外気導入で使用しているので使用上の問題はありませんが、部品が入手できるか調べてみました。 

内外気の自動切替え機能自体を知らなかったというのが正直な所で、センターパネルの内外気切替スイッチの「A」「M」の「A」が自動切替えポジションのようです。 

黄砂が酷い時や黒煙をまき散らす大型車(最近は触媒の進化で殆ど見なくなりました)の後ろを走らざるをえない場合他、外気が汚染されている時に内気循環に自動切替が機能させるものと思われます。 

こういった便利な機能はありがたい反面、故障リスクが増えるのは考え物ですね。走行上の問題が起きない今回ようなケースは良いですが、自動運転等のセンサー故障は事故に直結する場合が想定されます。 

AUCセンサーの内部エラーはメータパネルや車両状態確認でもエラー表示されないので、放置しても良いのですが、部品の価格を調べてみることにしました。 

Amazon、ヤフーショッピングや楽天で検索すると、形状の異なるものが1万円弱で販売されていましたが、この車両に使用されているAUCセンサーは見当たりませんでした。 

eBay、AliExpressを調べた所、約5千円と比較的安価で販売されており、送料が安いAliExpressで購入しました。 

交換は、AUCセンサーの設置場所が分かれば比較的簡単で、コネクターを外してエアコンフィルターケースに固定している爪を押して手前に引っ張るだけで取り外すことが出来ます。 

新しいAUCセンサーを元の場所に押し込むようにして固定してコネクターを接続するだけです。ISTA+で車両診断してエラーが消えていることを確認して交換終了です。 

ナビの地図更新が終了したCICからNBTに換装して、12.3インチのAndroidモニターも導入したので、当面はこの車両と付き合って行こうと考えています。 

輸入車は故障が多いという印象を持たれている方も多いと思いますが、これといった致命的な不具合もなく、車齢9年、走行5万kmを超え、こういったマイナーな故障と付き合っていくのも楽しみの1つです。
 

BMW AUCセンサーの内部エラーが再発したのでDIYで交換



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2022年1月4日火曜日

BMW NBTナビ更新2022年版へUSBメモリ変更で更新時間約40分!

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年末にユーザ車検も無事合格しましたので、換装したNBTナビの地図バージョンを2022年版に更新しました。前回更新時にUSB3.0のマイクロSDアダプターを使用した所、地図更新に11時間も掛ってしまい、USBメモリを変更してみました。 

マイクロSDをUSBに変換するための時間ロスと考え、USB3.0のUSBメモリーを用意したのですが、車両のUSBポートに刺してから認識するまで時間が掛かります。USB規格の下位互換機能で認識はするものの、読み込み速度は変換ロスのためか、遅くなるようです。 そこで、USB3.0メモリはAndroidモニターのメディア用にして、USB2.0のメモリーを追加で用意しました。これなら車両のUSBポートに刺してから直ぐに認識します。 

2022年版の地図データはeBayで2千円以下で入手できました。FSCコードは「BMWAiCoder」で簡単に入手できるので、地図データのみの入手です。購入後、地図データのダウンロード先の連絡があり、早速約28gbの地図データをダウンロードしました。ダウンロード時間は夜間で約1時間でした。 ダウンロードしたファイルは.rar形式でしたので7zipで解凍するのに約10分掛かりました。

解凍した591個のファイルをUSBメモリーのルート直下にコピーします。USB2.0規格のためか、このファイルコピーに1時間程度掛りました。パソコンのUSB3.0ポートを使ったためかも知れません。USB2.0ポートが有る場合はそちらを使用した方が良さそうです。 

また、USBメモリは64GB以上の容量が必要です。32GBでは入りません。USBメモリを車両のデーターUSBポート(通常アームレスト下のコンソールBOX内)に刺すと更新画面が表示されて、FSCコードを入力すると地図更新が始まります。前回より明らかに更新速度が早く、約40分で更新完了しました。前回11時間ですので16倍以上の更新速度です。

FSCコード作成や地図更新の手順は、以前にも紹介した内容ですが、以下の通りです。 

BMW NBTナビ更新2022年版へUSBメモリ変更で更新時間約40分!




<注意事項> 
 ・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
 ・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
 ・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

①FSCコード作成 

 車両にバッテリーチャージャーで給電して、ENETケーブルをパソコンと車両のOBDポートに接続して「BMWAiCoder」でFSCコードを生成しました。 

 ・車両とPCをENETケーブルで接続して「BMWAiCoder」を起動します。 
 ・左上の「1.Detectar」→「2.Conect」を押下して車両に接続します。 
 ・「3.Get ECU List」を押下すると、右側にモジュールリスト表示されます。 
 ・画面右下の「FSC」をクリックすると「FSC Tools」画面がポップアップ表示されます。 ・「FSC Tools」画面の右に表示されている「00DE」を選択して「Load FSC」を押下します。 
 ・「FSC Tools」画面の右上に現状のFSCコード(1b)が表示されるので、「SAVE」を押下してファイルを作成しておきます。 
 ・「FSC Tools」画面の中央右の「Get form map」で更新する地図データが入ったUSBメモリ内の「」を選択します。 
 ・「Get form map」で「contry」と「vercode」が表示されるので確認して「Generate」を押下します。 
 ・「Generate」の下に地図更新する際に入力する更新コードが表示されるのでメモしておきます。 

②地図データ更新 

・車両のデータ通信用USBポート(通常、センターコンソールボックス内)にUSBメモリを刺して暫らく待ちます。 
 ・地図データ更新画面が表示されたら「更新開始」を選択すると、更新コード画面に切替わります。 
 ・「BMWAiCoder」で作成した更新コードを入力すると、地図更新が開始されます。 
 ・ナビ情報を確認して地図バーションが「Road Maps JAPAN NEXT 2022」となっていれば更新成功です。

 

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2021年12月24日金曜日

BMW X3(F25)OBD検査改定後の2回目ユーザ車検(費用約42千円)

愛車のBMW X3(F25)が車検時期になり、2回目のユーザ車検にトライしました。 点検の記事でも記載しましたが、2021年10月から「OBDの診断結果」の項目が追加されていますので注意が必要です。 「OBDの診断結果」といっても、従来通りメーターパネルに警告灯が点灯していないことを確認すればOKのようです。
自動運転などの制御系の故障がないことを確認するのが目的のようです。 3年後に始まる「OBD検査」の方は、実際にスキャンツールでOBD検査を行うようですが、 その対象車両は国産車が2021年10月以降の新型車。2024年10月から検査開始、 輸入車は2022年10月以降の新型車が対象。2025年10月から検査開始となるので、この車両は対象外となるようです。 

これに伴い、車検検査手数料が一律400円値上がりし、継続検査の持込みの場合、小型車が2100円、普通車が2200円になるようです。 一応、ISTA+で車両診断したところ、NBT換装時に出たFM1とFM2アンテナ断線のエラーが残っていますが、FMラジオは受信可能で走行上の問題はありません。 


ユーザ車検の結果は1回目であっさり合格しました。OBD検査導入前と特に変わったところはありませんでした。 検査コース内での運転操作ミスによる、有責賠償事故が多発しているようで「継続検査の案内」を頂きました。「ユーザ車検です」と伝えるとガイドの方に付き添って頂けました。 恐らくメータテスト等でローラの上にタイヤを乗せるので接触が上手くいかず、車両が暴走してしまうのではないかと思われます。検査手数料が変わることの無いので、遠慮なく申し出た方が良いと思います

掛った費用 

・自賠責保険:20010円(前回25830円より大分安くなっていました) 
・重量税:  20000円(印紙、前回と変わらずクリーンディーゼル車で減免あり) 
・検査登録: 400円(印紙) ・審査: 1800円(証紙、前回1400円 OBD検査に伴う値上げ)
     合計: 42210円(前回46010円) 

この車両は重量税が減免されている事もあり費用は約42千円で済みました。前回46千円だったのですが、自賠責保険料が大分安くなり、 帰路差額でクリスマス用チキンとスパークプラグワインを購入しました。帰宅後、ステッカーを車のフロントウインドウに貼っておきました。めでたしめでたし。 

 ディーラにお願いすると交換部品等無しでも15万円程度しますので、10万円以上の節約になります。 別の車両で民間車検場の立会車検をしたことがあるのですが、下回り特にブレーキ関係の目視点検・清掃が中心でしたので、 タイヤ交換の時にDIYで行える範囲ですので、ユーザ車検でも全く問題ないと思います。 

ユーザ車検に必要な書類や手順は1回目にも記事にしておりますが、以下の通りです。車検場によって違う部分が有るかと思いますが、ご参考になれば幸いです。
   

BMW X3(F25)OBD検査改定後の2回目ユーザ車検(費用約42千円)



用意する物 

事前に用意する書類は以下の4種類です。 
・自動車検査証 
・自動車税納税証明書(登録自動車は提示の省略が可能) 
・点検整備記録簿 
・自賠責保険(共済)証明書 

そして、ネットで管轄の車検場に車検予約(継続)をしておきます。 


自賠責保険 

車検場近くの行政書士の事務所等で自賠責保険の更新をします。 用意した書類を渡して「自賠責お願いします」と言うだけです。待ち時間も短く2、3分で終わりましたので車検前でも十分間に合います。 

車検受付 

車検場事務所のユーザ車検の受付け窓口で更新した自賠責保険と用意した書類を渡しで確認していただきます。 以下の書類を渡されますので、車検証などを見ながら記入して、再度窓口へ提出します。 

・自動車重量税納付書 
・継続検査申請書(3号様式) 
・自動車検査票
・手数料納付書 

印紙、証紙を別の窓口で購入して再度窓口に提出します。重量税は印紙窓口で確認していただけます。 ユーザ車検である旨伝えると、ガイダンスビデオを見て検査ラインを見学してから検査場に行くように言われました。 

検査 

ホイールボルト(ナット)の確認があるので、ホイールキャップ付きの場合はキャップを外しておきます。 いよいよ検査です。検査ラインに入る前に外観やライト類、ウオッツシャー液、ワイパー、ホーン等の検査があります。 係員の方の指示に従って操作して確認していきます。ボンネット開けての確認はありましたが、今回も発煙筒の確認はありませんでした。 

・排気ガス検査  
 検査ラインに入ると始めに排気ガス検査ですがこの装置はガソリン車用です。この車両はディーゼル車なので係員の方が別の機器で確認していました。ガソリン車の場合は自分で検査機器をマフラーの中に入れて暫らくすると検査モニターに検査結果が表示されるようです。 
・スピードメータ、ヘッドライト(光軸)、フットブレーキ、サイドブレーキ検査  
 係員の指示に従ってマルチ検査装置に車体を進めます。検査モニターの表示に従い操作して検査を受けます。 最初にアクセルを開けて、40kmで安定した所でハイビームを点灯するのですが、何故か20km以上に上がらずやり直しました。
・下回り、サイドスリップ検査 
 検査員が車体の下を確認するため、検査用の穴の開いた所に車体を進めます。モニターの指示に従い操作します。 サイドスリップ検査で車体を揺さぶられます。ここはあっという間に検査が終わりました。 

検査終了後、検査票を記録用機器に入れて検査結果を印刷て出口近くの窓口に検査票と用意した書類全てを提出します。 検査ラインに入ってから15分程度で検査終了です。 NGがあった場合はNGか所を車検場近くの整備工場で観ていただき再度検査になります。検査費用は当日中のみ有効なので、 1日当たり4ラウンドありますので、当日中に再検査できるように早めの時間に予約した方が良いです。 

車検終了 

検査結果を記入された書類一式を受付に提出して、新し車検証とステッカーをいただき検査終了です。 検査中に車検証を用意しているようでここでも待ち時間は殆どありませんでした。

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2021年12月22日水曜日

キャロウエイ「APEX UW」USモデルをDIYでリシャフト

コロナ禍も収まっている状況でゴルフのラウンドを増やしています。最近のゴルフの悩みはコースでフェアウエーウッドが当たらなくなったことです。 練習場ではマットの滑りがあるためか打てるのですが、コースでは俗にいう頭を叩くショットが多くチョロすることが多く、ボール位置を変えたりしても上手く行きません。 

飛距離の欲しいフェアウエーウッドの場合、特に力みで上体が浮いてしまうのが原因と分かっていても、いざコースに出るとなかなか修正できません。 ユーティリティはシャフト長さが短い分、アイアンに近いイメージで打てるので、フェアウエーウッドは封印している状態でした。 

キャロウエイからフェアウエーウッドとユーティリティの中間的な「APEX UW」というクラブが発売され藁をもつかむ心境で衝動買いしてしまいました。 結構人気があるようで、再入荷通知が来てあっという間に売り切れになっていました。フェアウエーウッドに悩むゴルファーが多いということのようです。 

日本発売は来年1月と発表があったようですが、待ちきれずにロフト角19度のUSモデルを購入したため、シャフトが「PROJECT X HZRDUS SMOKE BLACK RDX」の70g台、固さSです。 Sシャフトの振動数288cpmと固めで、振った感触は数値以上に固く打ちにくかったため、早速にリシャフトすることにしました。 
370Tipのユーティリティシャフトと思っていたのですが、念の為、装着シャフトのチップ径を測ったところ8.5mm(335Tip)でした。 フェアウエーウッド用シャフトでも良いのですが、慣れていて振り心地の良いTourADのPT7(S)の7Wに装着されていた中古品をヤフオクで約5千円で入手しました。 

ドライバーのシャフトが60g台なので、41.5インチですので、重量フローを考慮して5Wと同じ70g台にしました。因みに日本仕様のシャフトは55gのようです。 球を拾いやすくするため、チップカットせずにバット側をカットしてバランスD1位に調整しました。長さはオリジナルより5mm位短くなりましたので41.25インチ程度です。 

練習場で打ってみた感想としては、中弾道の強い球でナイスショットで簡易計測器のレンジボールでキャリー195ヤード、ミスしても180yd以上飛んでいたので5Wに代わりになりそうです。 もう少し高い弾道をイメージしていたのですが、スピン量が少ないためかユーティリティと同じような高さで前に進んでいく感じです。 

5Wよりシャフトが約1インチ短いためか、ミート率が断然良くなりロングホールのセカンドショットなどで安定して飛距離を稼げそうです。 打ち上げホールなどで高さが欲しい場合のため、暫らく3Wを抜いて5Wも併用してコースで使用する予定です。
 

キャロウエイ「APEX UW」USモデルをDIYでリシャフト



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