2021年10月21日木曜日

キレイキレイ泡ハンドソープ専用ディスペンサーのレビュー

1年程前に購入したハンドソープディスペンサーが故障してハンドソープが出てこなくなりました。 何度か分解して修理したのですが、ハンドソープが内部で漏れて回路やモータの接触不良になるようで修理してもNGとなり、別のものを入手しました。
Amazonでの評価などを参考に探していたところ、ライオンから「キレイキレイ薬用 泡ハンドソープ専用オートディスペンサー」が販売されていることを知りました。 生産国は中国ですが、メーカ純正で価格も2千円強ということで即決で購入しました。 

製品到着後、開封確認したところ小型で作りもしっかりしており、単三電池3本も付属していました。ハンドソープの出方も泡が良くたって使い勝手も問題なしです。 

欠点としては泡がでるときの音と振動が大き目であることですが慣れれば問題ないですね。毎日使用するものなので、耐久性は不明ですが前回のものよりは長持ちしそうです。
   

商品紹介(出所:Amazon)

キレイキレイから、手をかざすだけで自動できめ細かな泡が出て、いつものつめかえ用が使える 『キレイキレイ薬用泡ハンドソープ専用オートディスペンサー』登場。 
●泡が自動で出てくるから、誰でも簡単に衛生的に手洗いができます。 
●キレイキレイ薬用泡ハンドソープの本体容器から出てくる泡以上のきめ細かな泡が出てきます。 
●高感度センサー×スピード排出機能で、待たずにサッと泡が出てきます。 
●洗面所にフィットするデザインで、残量がすぐわかるスリット付き。 
●いつものつめかえ用が使えてお得。(キレイキレイ薬用泡ハンドソープつめかえ用を詰め替えてお使いいただけます。) 
●乾電池式。コンセント不要でどこでも使えます。 
●除菌ウエットシート付きのセットです。 【キレイキレイ薬用泡ハンドソープつめかえ用】
●きちんと殺菌し、バイ菌から手肌を守ります 
●きめ細かな泡が汚れをすみずみまでキャッチし、しっかりと落とします 
●すばやい泡切れ、ぬるつかない洗い上がり 「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」専用です。他の製品を入れないでください。泡で出なくなるなど、故障の原因となります。 生活防水であり、完全防水ではありません。本体が濡れた場合は、すぐに乾いた布でやさしく拭きとってください。 電池交換の際、電池カバーを開ける前に、本体に水滴がついている場合は乾いた布などで拭いください。また、電池カバーを閉める際は、斜めにならないように、全体に均一に押して閉め、最後までしっかり閉まっていることを確認してからご使用ください。 

使用上の注意 
この商品をお使いになる前に必ず取扱説明書をお読みいただき、正しく安全にお使いください。 
●キレイキレイ薬用泡ハンドソープ専用です。他社製品や液体タイプなど他のハンドソープをご使用になると泡で出なくなるなど、故障の原因になります。 
●水中で使用したり、故意に水をかけたり、湿度の高い場所での使用は避けてください。
●直射日光の当たる場所には置かないでください。
●屋外・高温になる環境では使用しないでください。
●センサー部を直接濡らしたりハンドソープがかからないようにしてください。センサーが反応しなくなる恐れがあります。
●乳幼児や認知症の方のハンドソープの誤飲を防ぐため、置き場所に注意してください。万一飲み込んでしまった場合はすぐに医師に相談してください。 

2021年10月14日木曜日

ガレージ作業用LEDワークライトの再購入

2年程前にガレージで車弄り用に入手したLEDラークライトのバッテリーが充電不可となり、18650バッテリーの再生を行いました。 原因は、消灯忘れで過放電したためと思っていたのですが、充電用USBポートの接触不良で何度か差し直しても充電出来ない状態でした。 

試しに接点復活剤をUSBポートの接点に吹きかけてみましたがダメで、USBポートの接点部分を軽く触れるとグラグラした状態で断線しているようです。 USBポート内部のこの部分は部品単体での入手や修理は難しそうなこともあり、価格も2千円程度ですので再購入することにしました。 
Amazonで再購入したものは、以前に購入したものと若干色が異なりますが(赤→オレンジ)、形状や機能は同じもので価格が若干安いものです。 届いた、LEDワークライト底面の黒いプラスネジを外し、蓋をスライドして18650バッテリーを確認した所、以前に購入したものと同じでした。 

内蔵されていた18650バッテリーは、1個で表記容量は2000ahとなっていました。18650バッテリー2個使用できるようですので、 使用可能時間の延長を期待して、以前に購入したワークライトの内蔵バッテリーを取り外して再生後、バッテリー2個で使用してみることにしました。 

1週間程度、使用してみた感想としてはガレージ作業用途では照度も問題なくバッテリーの持ちも長くなり、照度中間位い(照度調整可能です)で3時間程度の連続点灯後でもバッテリーモニターのLEDが1個消灯する程度です。 これだけバッテリーが持てば、通常のガレージ作業では問題なく使用できそうです。
   

製品説明(出所:Amazon)

・作業灯にも懐中電灯にもなる2way点灯:懐中電灯の様に遠くまでスポットで照らせるトップLEDライトと作業灯やデスクライトの様に周囲全体を広く照らす側面COBライトの2種類の点灯を切り替えることができる。COBによる面発光でワイドな照射:側面ライトはCOB高輝度ライト採用。COB(チップオンボード)とはLEDの光を1つにまとめることで、均一なひとつの面で発光し、光のバラつきやムラのない白色光を実現した発光方式。LED特有のつぶつぶ感を抑え、高反射、高放熱、低劣化が特徴です。 
・明るさ調整:トップLEDライトは3Wの電球が2つ、最大240ルーメンの明るさを放つ。側面COBライトは5WのCOBが付いており、最大400ルーメンの明るさを放つ。明るさの調整もボタン一つで可能。最大4.5時間連続で照射することができる。充電式で電池不要!:わずらわしい電池交換は不要。長い目で見ると、経済的にもありがたい。USB充電なので、モバイルバッテリーやパソコンから充電することも可能。電池が空の状態からでも最長4時間でフル充電できる。充電残量がひと目でわかる:「充電を忘れた」などのトラブルを防ぐことができるように、電池残量表示が付き、背面の緑色のライトが、充電残量を5段階で表示するので、充電残量が一目でわかります。 
・モバイルバッテリーとして使える:モバイルバッテリーとしても使用でき、スマートフォンなどの機器に充電が出来ます。(スマートフォンのフル充電1回分 ※機種による)停電などの緊急時、キャンプや釣りなど電源を確保できないアウトドアではとても役に立ちます。microUSB対応機器へは付属のケーブルで充電可能です。 
・全方向を照らすことができるマルチアングル:ヘッド部分が270度可動するので、照らしたい方向を無駄なく的確に照らす事ができます。可動箇所が2か所あるので、細かい微調整をすることができストレスがありません。使わない時は折りたたんでコンパクトに持ち運べます。 
・強力磁石で色々な場所に固定できる:本体底部分は強力なマグネットになっているので、金属製の棚や車のボンネット、プレハブ倉庫の壁や天井など様々な場所に貼り付けることが可能。作業中にライトを持つことなく、両手が使えるので便利です。フック付き:本体底部分にフックが付いているので、吊り下げることが可能。部屋やテントで室内灯としても使ったり、デスクライトにして読書することが可能。

ガレージ作業用LEDワークライトの再購入



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2021年10月7日木曜日

BMW X3(F25)iPodビデオの映像が再生できるようになった!

愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装後の走行テストでは、懸念していたZGW(セントラルゲートウエイ)換装に関する不具合も無く問題なさそうです。 主目的のナビゲーション地図データ更新も最新版(NEXT 2021)に更新でき、不安定になっていたiPod接続もUSBケーブル長が短くなったためか大分改善されました。 

副次効果としてCICのCOMBOXでは実現できなかった、iPodビデオの映像が純正モニターで再生できるようになり、これが一番感動的でした。 iDriveコントローラやステアリングのダイヤルでiPodのプレイリストやアルバム(番組)を表示して操作できるようになり、とても重宝しています。
車載の小さいモニターで再生する動画はiPhone用に圧縮したビデオの解像度でも十分で、256GBのSSDに換装したiPodで大量の動画を鑑賞することができます。 子供が成人して家族で長距離ドライブする機会は殆どなくなりましたので、映画鑑賞用のDVDプレーヤーも必要無くなり、主にミュージックビデオなどを再生しています。 

配線はiPodのAVケーブルを使用して、映像ケーブルの信号線2本(+,-)をNBTヘッドユニットのクワッドロックのFBAS(baseplate27(-),28(+))に接続してます。 これだけでは映像ノイズが酷く、FBASの26ピン(shield)にグローブボックス内USBの裏側にアース線をハンダ付けして接続することでキレイな映像が映るようになりました。

コーデイング(e-sys使用) 


<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

準備 

・コーデイング中にバッテリーが上がらないように充電器から電源供給します。 
・エンジンルームから充電用コネクターを車外に設置してあるので、そこに充電ケーブルを接続しています。 

接続 

・運転席右下のOBD接続口の蓋を開けて、コーディング用ENETケーブルのコネクターを接続します。 
・ケーブルの反対側をPCのENETソケットに接続し、車両のキーONにして電源を入れE-SYSを起動します。  
・E-SYSメニューバーの「Connect」アイコンをクリックします。暫らくすると「Open Connection」ウインドーが表示されます。 
・「TargetSelector」の右端が「F025」の行を選択して、「Connect」ボタンを押下します。 
・「Connection established」のメッセージがでれば、接続成功ですので、OKボタンを押下します。 

車両情報読込み 

・右上の「Vehicle Order」欄の「Read」ボタンを押下して、車両情報を読込みます。 
・読込まれたら、「FA」フォルダを右クリックして「Active FA」を選択します。 
・右上の「Vehicle Profile」欄に値が表示されればOKです。 
・次に「Read SVT」ボタンを押下します。 
・読込みが終了すると「SVT」欄に値が表示されます。 読込んだ「FA」「SVT」はセーブしておきます。 

コーディング 

・ターゲットモジュールを探します。今回は「HU-NBT」です。 
・まず、「HU-NBT」モジュールの右端が「CAFD」の行を選択します。 
・選択行を右クリックして「Read Coding Data」を選択します。 
・確認画面の「SAVE」ボタンでデータを保存しておいた方が良いです。
・読込まれたら、「CAFD」を展開して表示された行を選択、右クリックして「Edit FDL」を選択します。 
・FDLコードが読込まれると別ウインドウが立上ります。 
・「Search for:」の右側にターゲットパラメータの値を入力して「Search」ボタンを押下します。 
・以下のパラメータの「Ausgelesen」の値を右クリックして「Edit」を選択してコード値を変更します。  
 「API_USB_VIDEO」 →both  
 「API_IPOD_VIDEO 」→both  
 「ENT_CODEC_OGG」nicht_aktiv→aktiv  
 「ENT_CODEC_XVID」nicht_aktiv→aktiv  
 「ENT_CODEC_VCD」nicht_aktiv→aktiv  
 「ENT_MC_VIDEO_SUPPORT」nicht_aktiv→aktiv 
・コーデイング画面に戻り、変更したFDLをSAVEします。 

車両への書込み 

・右下の「Code Fdl」ボタンをクリックします。ここで車両に変更したコードを書込みます。 
・書込みが終了すると、車両側が再起動されるので立上るまで待ちます。 
・再起動後、動作確認してコーデイング終了です。

BMW X3(F25)iPodビデオの映像が再生できるようになった!



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BMW X3(F25)NBT用iDriveコントローラ換装他

2021年10月1日金曜日

BMW X3(F25)NBT用iDriveコントローラ換装他

愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装してナビゲーション地図データも最新版(NEXT 2021)に更新しました。 走行テストで最初は自車位置に微妙なズレがありましたが学習機能のためか、暫らく走行しているとほぼ誤差なしで表示されるようになりました。 

ヘッドユニットのCPU性能が上がっているようで操作スピードも速くなり、地図画像も非常に鮮明で見やすくなり嬉しい誤算です。 iDriveコントローラはCICのものがそのまま使用できたので暫らくそのままでしたが、タッチパッド付のNBT用のコントローラに換装しました。
換装自体は比較的簡単でセンターコンソールのカバーを外して、既存のiDriveコントローラを固定しているトルクスネジ(T20)3本を外してコントローラを付け替えるだけです。 文字センサーユニットが別筐体になっているので、AliExpressで入手したYケーブルを使用してコントローラとセンサーに配線しました。 

配線は、12V電源2本(+,-)とCan2(Hi,L0)の4本で、NBTヘッドユニットのレトロフィットアダプターの配線から分岐させて配線しました。 注意事項としてはAliExpressで入手したYケーブルは赤系と茶系のケーブルがCan2のLoとHiで、最初は電源ケーブルと間違えて配線してしまいました。 

それと、Yケーブルの長さが足りず、NBTヘッドユニット裏側からセンターコンソールへ配線の延長をおこないました。 動作は特に問題ないですが、タッチパネルは右ハンドルの場合は左手で入力することになるので使いずらいですね。停車時の限定した用途の使用になりそうです。 

その他①USBケーブルに接続した機器が認識しない件 


AliExpressで入手したUSBケーブルでNBTヘッドユニットに接続したUSBポートにUSB機器を接続しても認識しないため、BMW純正?と表記のあるケーブルを入手しました。 

2週間程で届き開封したところ、非常にしっかりした作りで長さも1.5m有り期待したのですが、接続したところやはりUSB機器を認識しませんでしたUSBケーブル内部の4本の配線がクロス接続されているようで方向性もありそうなので、L型プラグとストレートプラグを逆にして接続してみようと考えています。 

現状、元々車体に付いていたグローブボックス内のUSBポートのケーブルでUSB1に接続して地図データ転送にも使用できる状態でiPodの動画再生も出来る状態になっています。 

その他②iPodのビデオ映像が純正モニターで再生できるようになった 


CICで実現できなかったiPodのビデオがコーデイングにより純正モニターで再生が出来るようになったので、後席モニターにも映像ケーブルを分岐させて映るようになりました。 

AVインタフェースはCIC用と互換性が無く、純正配線の加工で後席モニターを使用できるようになったので助かりました。これらの配線やコーディングについては、別途記事にする予定です。

BMW X3(F25)NBT用iDriveコントローラ換装他


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BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!

2021年9月24日金曜日

BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!

愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装した主な目的はナビゲーション地図データ更新です(CICは2020年で更新終了の模様)。 早速、2021年版の日本版(BMW Road Maps Update JAPANESE JAPAN 日本 NEXT 2021 )をebayで入手して更新しました。

入手した2021年版の地図データは28GBの大容量で、CICがDVD3枚(約11GB)でしたので、3倍近いデータ量ということになります。 手持ちのUSBメモリーが32GBしかなく、128GBのmicroSDカードをUSBに変換するものを使用した所、地図更新に11時間程掛かってしまいました。 

通常、更新時間は1時間以内のようですので、10倍以上の時間が掛かってしまったので、次回更新に備えて128GBのUSBメモリを購入しておきました。 CICでもDVD3枚で更新時間は3時間程度でしたので、それより短くなることを期待しましたが、バッテリー上がり防止のため充電器で給電して無事更新できました。 

また、苦労したのは換装したNBTユニットのFSCコードを調べることで、「FSC Generator」では、車両(CAS)とNBTのVIN不一致でFSCコード(1b)が入手できませんでした。 ネットで調べて「BMWAiCoder」というコーデイングツールを入手しました。

比較的簡単にFSCコードが確認することができ、同時に地図更新用のFSCも生成できました。 この「BMWAiCoder」は「E-sys」より簡単にコーデイングも出来るようで、コーディングパラメータも英語で機能が表示され使い易いです。 ただし、コーデイング可能なパラメータは限定されるようで、細かなコーデイングは「E-sys」で行う必要がありそうです。 

<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

①FSCコード作成 

・車両とPCをENETケーブルで接続して「BMWAiCoder」を起動します。 
・左上の「1.Detectar」→「2.Conect」を押下して車両に接続します。 
・「3.Get ECU List」を押下すると、右側にモジュールリスト表示されます。 
・画面右下の「FSC」をクリックすると「FSC Tools」画面がポップアップ表示されます。 ・「FSC Tools」画面の右に表示されている「00DE」を選択して「Load FSC」を押下します。 
・「FSC Tools」画面の右上に現状のFSCコード(1b)が表示されるので、「SAVE」を押下してファイルを作成しておきます。 
・「FSC Tools」画面の中央右の「Get form map」で更新する地図データの「」を選択します。 
・「Get form map」で「contry」と「vercode」が表示されるので確認して「Generate」を押下します。 
・「Generate」の下に地図更新する際に入力する更新コードが表示されるのでメモしておきます。 

 ②地図データ更新 

・入手した地図データを解凍して、USBメモリ(64GB以上。32GBでは入りません)にコピーします。 
・車両のデータ通信用USBポート(通常、センターコンソールボックス内)にUSBメモリを刺して暫らく待ちます。 
・地図データ更新画面が表示されたら「更新開始」を選択すると、更新コード画面に切替わります。 
・「BMWAiCoder」で作成した更新コードを入力すると、地図更新が開始されます。 
・ナビ情報を確認して地図バーションが「Road Maps JAPAN NEXT 2021」となっていれば更新成功です。


BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!



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BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)

2021年9月20日月曜日

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)

前回、愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装チャレンジで、モニターの互換性に問題がありそうでしたので、NBT用モニターを入手しました。 MY2014のNBT搭載X3のモニターで、ヤフオクで約5千円で入手できました。タッチパネル対応ではないですがヘッドユニットが対応していので仕方ないですね。 

早速、接続してみた結果としては、「Connected Drive」のおはよう画面があっさり表示されました。コントローラーも既設のもので操作可能でした。 ただし、アクティベーションのコーディングを行ったためか、オプション機能が全て初期化されてしまったようで、基本機能のメニュー画面となっていました。 
コーディングで、CICで使用していたオプションコードをFAに追加して、SVTの計算後、HU-NBTの再アクティベーションによってオプション機能も表示されました。 この状態で動作確認したところ、次の大きい3つの問題が判明し、ネットで調査してレトロフィットアダプターの配線を見直しました。 

①テレビが映らない 

純正テレビチューナはCIC→NBT→NBTeveで共通して使用できることが分かり、NBTの背面端子のクワッドロック上の12ピンコネクターに配線追加が必要なことが分かりました。 トランクルームのテレビチューナのコネクタを確認したところ、映像のケーブルは赤(+)、白(-)、シールドの3芯でしたので車体側のクワッドロックを確認しました。 

車体側のピンアサインは19(赤),25(シールド),26(白)でしたので、コネクタのピンを外してヘッドユニット側の26(シールド),27(白),28(赤)に接続し直しました。 そして、12ピンコネクタに3(白),8(赤),9(シールド)にもメスピンを絶縁して配線を追加しました。12ピンのソケットはAliExpressで購入したので到着したらソケットに付け替えます。 

②バックカメラ映像が映らない 

テレビ映像配線と同様にバックカメラ映像のケーブルは緑(+)、白(-)、シールドの3芯でしたので車体側のクワッドロックを確認しました。 車体側のピンアサインは18(緑),27(シールド),28(白)でしたので、コネクタのピンを外してヘッドユニット側の23(シールド),24(白),21(赤)に接続し直しました。 

③USBに接続したiPod,iPhoneを認識しない 

ヘッドユニット背面のAUX/USB用コネクタ(白)とPlugin用コネクタ(黄)にAliExpressで入手したUSBケーブルを接続して、iPod,iPhoneを接続しても認識しませんでした。 USBケーブルを思い切って切断し、ギボシ端子を圧着して4芯の接続の組み合わせを試してみましたが、信号線のインピーダンスの問題か認識されませんでした。 

グローブボックスのUSB端子にapple純正ケーブルでiPodを接続した所、音楽再生は出来たので、とりあえずAUX/USB用コネクタはグローブボックスのUSBに接続しました。

AliExpressでAUX/USBの純正ケーブル?というものを見つけたので、購入してみました。2週間程度掛りそうですが到着後、再度接続テストをする予定です。 後は、USB関係のコーデイングパラメータを調べてみる価値もありそうです。

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)


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BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)

2021年9月14日火曜日

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)

前回、愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装チャレンジにあたり、ZGWを換装してCAN2配線後、エミュレーター経由でNBTを接続しました。 この状態でACCオンにしても、モニターに「No Signal」と表示されたままでしたので、E-sysでアクティベーションのコーデイングを行いました。 

結果としては、コーデイング後もモニターは「No Signal」の状態です。NBTモジュールの起動音やコーデイングは成功しているので、怪しいのはモニターです。
モニターはMY2016のX4のもので、NBTevo搭載車両のものです。NBTevoからモニター信号「APIX」の仕様変更されており、さらにモニター電圧も7.5-9Vから12Vに変わっているよう
です。 

モニター電圧はクアッドロックの電源ラインから分岐させて、モニターに12V電圧を掛けてみましたが、結果は「No Signal」のままです。 NBTのコーデングパラメータで「APIX」を探してても見つからず、このNBTevo用モニター(タッチパネル対応)とはモニター信号の互換性が無いようです。 

やはり、NBTからNBTevoの仕様変更を甘くみていました。モジュールの組み合わせは要注意ですね。出来れば同じ車両のモジュールを組み合わせるのが確実という教訓です。 ヤフオクで、MY2014のNBT搭載X3のモニターが約5千円で入手できたので、到着待ちになります。モニター変更後の動作確認を別途記事にします。
  

E-sysのバージョンアップとアクティベーションについての詳細

<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

手持ちのE-sys(コーデイングツール)のバージョンが「3.24.3」、PSdZData(コーデングデータ)のバージョンが2014年までの「53.4」と古い状態でした。 PSdZDataを最新のものに置き換えてみたところ、E-sysの起動エラーとなり、E-sysのバージョンアップが必要となるようです。 

古いE-sysをアンインストール後、以前に導入した、ISTA+(車両診断ツール)に付属していた、E-sys(バージョン「3.30.0」)をインストールしました。 PSdZDataは2021年まで対応している最新のLigt版をネットで入手して、E-sysバーション「3.30.0」で使用できるようになりました。 

この状態でも、車両にイーサネットケーブルを接続して、モジュールの読み込みは可能ですが、コーデングデータの読み込みでエラーになりました。 調べてみた所、最新のE-sysはコーデイングに必要なPINを「E-sys Lancher Pro」というランチャーで生成するようで、このソフトも入手してインストールしました。 

因みに、PSdZDataのFull版は圧縮形式でも50GB近いデータになり入手困難です。ただし、モジュールのファームウエアアップデートはFull版が必要になるようです。 ZGWのファームウエアバージョンアップのため、「TAL-Prosessing」という機能でモジュールをフラッシュを試みましたがエラーになりました。 

ようやく、コーデイングが可能となりましたので、車両にイーサネットケーブルで接続して「Expert Mode」の「Coding」機能でNBTのアクティベーションをします。 VO(Vehicle Order)読込み後「Activate FA」してから「SVT Read(VCM)」して、NBTモジュールの「HU_NBT」を右クリックして「Code」を選択します。 

そして、関連モジュールの「KOMBI」(メータクラスター)も同様に右クリックして「Code」を選択します。 「KOMBI」をアクティベートすると走行距離や燃費データは全て初期化されていしまいます。時刻設定のワーニングも表示されるのでi-Driveで設定します。
 

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)


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12月に5年目の車検を迎える愛車のBMW X3(G01)は特に不具合なく、ユーザ車検にする予定です。前車のF25型X3も2回ユーザ車検を受検して1発合格しています。 車検自体は問題なく通せると思いますが、5年目ということで24ヵ月点検をしっかり行うべく、前回のエンジンルーム点検に...