2021年10月1日金曜日

BMW X3(F25)NBT用iDriveコントローラ換装他

愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装してナビゲーション地図データも最新版(NEXT 2021)に更新しました。 走行テストで最初は自車位置に微妙なズレがありましたが学習機能のためか、暫らく走行しているとほぼ誤差なしで表示されるようになりました。 

ヘッドユニットのCPU性能が上がっているようで操作スピードも速くなり、地図画像も非常に鮮明で見やすくなり嬉しい誤算です。 iDriveコントローラはCICのものがそのまま使用できたので暫らくそのままでしたが、タッチパッド付のNBT用のコントローラに換装しました。
換装自体は比較的簡単でセンターコンソールのカバーを外して、既存のiDriveコントローラを固定しているトルクスネジ(T20)3本を外してコントローラを付け替えるだけです。 文字センサーユニットが別筐体になっているので、AliExpressで入手したYケーブルを使用してコントローラとセンサーに配線しました。 

配線は、12V電源2本(+,-)とCan2(Hi,L0)の4本で、NBTヘッドユニットのレトロフィットアダプターの配線から分岐させて配線しました。 注意事項としてはAliExpressで入手したYケーブルは赤系と茶系のケーブルがCan2のLoとHiで、最初は電源ケーブルと間違えて配線してしまいました。 

それと、Yケーブルの長さが足りず、NBTヘッドユニット裏側からセンターコンソールへ配線の延長をおこないました。 動作は特に問題ないですが、タッチパネルは右ハンドルの場合は左手で入力することになるので使いずらいですね。停車時の限定した用途の使用になりそうです。 

その他①USBケーブルに接続した機器が認識しない件 


AliExpressで入手したUSBケーブルでNBTヘッドユニットに接続したUSBポートにUSB機器を接続しても認識しないため、BMW純正?と表記のあるケーブルを入手しました。 

2週間程で届き開封したところ、非常にしっかりした作りで長さも1.5m有り期待したのですが、接続したところやはりUSB機器を認識しませんでしたUSBケーブル内部の4本の配線がクロス接続されているようで方向性もありそうなので、L型プラグとストレートプラグを逆にして接続してみようと考えています。 

現状、元々車体に付いていたグローブボックス内のUSBポートのケーブルでUSB1に接続して地図データ転送にも使用できる状態でiPodの動画再生も出来る状態になっています。 

その他②iPodのビデオ映像が純正モニターで再生できるようになった 


CICで実現できなかったiPodのビデオがコーデイングにより純正モニターで再生が出来るようになったので、後席モニターにも映像ケーブルを分岐させて映るようになりました。 

AVインタフェースはCIC用と互換性が無く、純正配線の加工で後席モニターを使用できるようになったので助かりました。これらの配線やコーディングについては、別途記事にする予定です。

BMW X3(F25)NBT用iDriveコントローラ換装他


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BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!

2021年9月24日金曜日

BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!

愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装した主な目的はナビゲーション地図データ更新です(CICは2020年で更新終了の模様)。 早速、2021年版の日本版(BMW Road Maps Update JAPANESE JAPAN 日本 NEXT 2021 )をebayで入手して更新しました。

入手した2021年版の地図データは28GBの大容量で、CICがDVD3枚(約11GB)でしたので、3倍近いデータ量ということになります。 手持ちのUSBメモリーが32GBしかなく、128GBのmicroSDカードをUSBに変換するものを使用した所、地図更新に11時間程掛かってしまいました。 

通常、更新時間は1時間以内のようですので、10倍以上の時間が掛かってしまったので、次回更新に備えて128GBのUSBメモリを購入しておきました。 CICでもDVD3枚で更新時間は3時間程度でしたので、それより短くなることを期待しましたが、バッテリー上がり防止のため充電器で給電して無事更新できました。 

また、苦労したのは換装したNBTユニットのFSCコードを調べることで、「FSC Generator」では、車両(CAS)とNBTのVIN不一致でFSCコード(1b)が入手できませんでした。 ネットで調べて「BMWAiCoder」というコーデイングツールを入手しました。

比較的簡単にFSCコードが確認することができ、同時に地図更新用のFSCも生成できました。 この「BMWAiCoder」は「E-sys」より簡単にコーデイングも出来るようで、コーディングパラメータも英語で機能が表示され使い易いです。 ただし、コーデイング可能なパラメータは限定されるようで、細かなコーデイングは「E-sys」で行う必要がありそうです。 

<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

①FSCコード作成 

・車両とPCをENETケーブルで接続して「BMWAiCoder」を起動します。 
・左上の「1.Detectar」→「2.Conect」を押下して車両に接続します。 
・「3.Get ECU List」を押下すると、右側にモジュールリスト表示されます。 
・画面右下の「FSC」をクリックすると「FSC Tools」画面がポップアップ表示されます。 ・「FSC Tools」画面の右に表示されている「00DE」を選択して「Load FSC」を押下します。 
・「FSC Tools」画面の右上に現状のFSCコード(1b)が表示されるので、「SAVE」を押下してファイルを作成しておきます。 
・「FSC Tools」画面の中央右の「Get form map」で更新する地図データの「」を選択します。 
・「Get form map」で「contry」と「vercode」が表示されるので確認して「Generate」を押下します。 
・「Generate」の下に地図更新する際に入力する更新コードが表示されるのでメモしておきます。 

 ②地図データ更新 

・入手した地図データを解凍して、USBメモリ(64GB以上。32GBでは入りません)にコピーします。 
・車両のデータ通信用USBポート(通常、センターコンソールボックス内)にUSBメモリを刺して暫らく待ちます。 
・地図データ更新画面が表示されたら「更新開始」を選択すると、更新コード画面に切替わります。 
・「BMWAiCoder」で作成した更新コードを入力すると、地図更新が開始されます。 
・ナビ情報を確認して地図バーションが「Road Maps JAPAN NEXT 2021」となっていれば更新成功です。


BMW X3(F25)換装したNBTの地図データ更新成功!



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BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)

2021年9月20日月曜日

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)

前回、愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装チャレンジで、モニターの互換性に問題がありそうでしたので、NBT用モニターを入手しました。 MY2014のNBT搭載X3のモニターで、ヤフオクで約5千円で入手できました。タッチパネル対応ではないですがヘッドユニットが対応していので仕方ないですね。 

早速、接続してみた結果としては、「Connected Drive」のおはよう画面があっさり表示されました。コントローラーも既設のもので操作可能でした。 ただし、アクティベーションのコーディングを行ったためか、オプション機能が全て初期化されてしまったようで、基本機能のメニュー画面となっていました。 
コーディングで、CICで使用していたオプションコードをFAに追加して、SVTの計算後、HU-NBTの再アクティベーションによってオプション機能も表示されました。 この状態で動作確認したところ、次の大きい3つの問題が判明し、ネットで調査してレトロフィットアダプターの配線を見直しました。 

①テレビが映らない 

純正テレビチューナはCIC→NBT→NBTeveで共通して使用できることが分かり、NBTの背面端子のクワッドロック上の12ピンコネクターに配線追加が必要なことが分かりました。 トランクルームのテレビチューナのコネクタを確認したところ、映像のケーブルは赤(+)、白(-)、シールドの3芯でしたので車体側のクワッドロックを確認しました。 

車体側のピンアサインは19(赤),25(シールド),26(白)でしたので、コネクタのピンを外してヘッドユニット側の26(シールド),27(白),28(赤)に接続し直しました。 そして、12ピンコネクタに3(白),8(赤),9(シールド)にもメスピンを絶縁して配線を追加しました。12ピンのソケットはAliExpressで購入したので到着したらソケットに付け替えます。 

②バックカメラ映像が映らない 

テレビ映像配線と同様にバックカメラ映像のケーブルは緑(+)、白(-)、シールドの3芯でしたので車体側のクワッドロックを確認しました。 車体側のピンアサインは18(緑),27(シールド),28(白)でしたので、コネクタのピンを外してヘッドユニット側の23(シールド),24(白),21(赤)に接続し直しました。 

③USBに接続したiPod,iPhoneを認識しない 

ヘッドユニット背面のAUX/USB用コネクタ(白)とPlugin用コネクタ(黄)にAliExpressで入手したUSBケーブルを接続して、iPod,iPhoneを接続しても認識しませんでした。 USBケーブルを思い切って切断し、ギボシ端子を圧着して4芯の接続の組み合わせを試してみましたが、信号線のインピーダンスの問題か認識されませんでした。 

グローブボックスのUSB端子にapple純正ケーブルでiPodを接続した所、音楽再生は出来たので、とりあえずAUX/USB用コネクタはグローブボックスのUSBに接続しました。

AliExpressでAUX/USBの純正ケーブル?というものを見つけたので、購入してみました。2週間程度掛りそうですが到着後、再度接続テストをする予定です。 後は、USB関係のコーデイングパラメータを調べてみる価値もありそうです。

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の3)


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BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)

2021年9月14日火曜日

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)

前回、愛車のBMW X3(F25)のCICからNBTに換装チャレンジにあたり、ZGWを換装してCAN2配線後、エミュレーター経由でNBTを接続しました。 この状態でACCオンにしても、モニターに「No Signal」と表示されたままでしたので、E-sysでアクティベーションのコーデイングを行いました。 

結果としては、コーデイング後もモニターは「No Signal」の状態です。NBTモジュールの起動音やコーデイングは成功しているので、怪しいのはモニターです。
モニターはMY2016のX4のもので、NBTevo搭載車両のものです。NBTevoからモニター信号「APIX」の仕様変更されており、さらにモニター電圧も7.5-9Vから12Vに変わっているよう
です。 

モニター電圧はクアッドロックの電源ラインから分岐させて、モニターに12V電圧を掛けてみましたが、結果は「No Signal」のままです。 NBTのコーデングパラメータで「APIX」を探してても見つからず、このNBTevo用モニター(タッチパネル対応)とはモニター信号の互換性が無いようです。 

やはり、NBTからNBTevoの仕様変更を甘くみていました。モジュールの組み合わせは要注意ですね。出来れば同じ車両のモジュールを組み合わせるのが確実という教訓です。 ヤフオクで、MY2014のNBT搭載X3のモニターが約5千円で入手できたので、到着待ちになります。モニター変更後の動作確認を別途記事にします。
  

E-sysのバージョンアップとアクティベーションについての詳細

<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。 

手持ちのE-sys(コーデイングツール)のバージョンが「3.24.3」、PSdZData(コーデングデータ)のバージョンが2014年までの「53.4」と古い状態でした。 PSdZDataを最新のものに置き換えてみたところ、E-sysの起動エラーとなり、E-sysのバージョンアップが必要となるようです。 

古いE-sysをアンインストール後、以前に導入した、ISTA+(車両診断ツール)に付属していた、E-sys(バージョン「3.30.0」)をインストールしました。 PSdZDataは2021年まで対応している最新のLigt版をネットで入手して、E-sysバーション「3.30.0」で使用できるようになりました。 

この状態でも、車両にイーサネットケーブルを接続して、モジュールの読み込みは可能ですが、コーデングデータの読み込みでエラーになりました。 調べてみた所、最新のE-sysはコーデイングに必要なPINを「E-sys Lancher Pro」というランチャーで生成するようで、このソフトも入手してインストールしました。 

因みに、PSdZDataのFull版は圧縮形式でも50GB近いデータになり入手困難です。ただし、モジュールのファームウエアアップデートはFull版が必要になるようです。 ZGWのファームウエアバージョンアップのため、「TAL-Prosessing」という機能でモジュールをフラッシュを試みましたがエラーになりました。 

ようやく、コーデイングが可能となりましたので、車両にイーサネットケーブルで接続して「Expert Mode」の「Coding」機能でNBTのアクティベーションをします。 VO(Vehicle Order)読込み後「Activate FA」してから「SVT Read(VCM)」して、NBTモジュールの「HU_NBT」を右クリックして「Code」を選択します。 

そして、関連モジュールの「KOMBI」(メータクラスター)も同様に右クリックして「Code」を選択します。 「KOMBI」をアクティベートすると走行距離や燃費データは全て初期化されていしまいます。時刻設定のワーニングも表示されるのでi-Driveで設定します。
 

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の2)


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BMW X3(F25)バックランプをDIYでLED化(コーデング必要)

2021年9月11日土曜日

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTに換装チャレンジ(其の1)

愛車のBMW X3(F25)は今年末の車検で車齢9年目となりますが、街乗りは嫁のVWポロで、長距離メインの使用ですので走行距離は約5.4万kmです。 クリーンディーゼル車で機関絶好調、大きな故障もなく殆ど不満はありませんが、純正ナビ(CIC)の地図データ更新が昨年で終わってしまったようです。 

また、3年程前に追加したマルチメディア機能(COMBOX)でiPodの音楽再生時に接続不良となることがあり、純正ナビを次世代(NBT)に換装チャレンジすることにしました。 2016年頃に、NBTからNBTevo(ID5/6)に切替わっており、このタイミングでかなり仕様が変わっており、NBTevoへの換装は更にハードルが高くなりそうです。

ヤフオクでX5(MY2015)のNBTヘッドユニットが1万円以下で入手できたので、他に必要となる部品を揃えました。 モニターはX4(MY2016)のタッチパネル対応のもが約1万円、コントローラは文字センサーと合わせて約8千円程度で総額3万円以下です。 

その他、配線関係は国内での入手困難ですのでAliExpressで揃えました。この手の換装に必要なものは日本ではあまりニーズがないようです。 AliExpressで入手したのは、エミュレータ、コントローラ用Yケーブル、アンテナ(bluetooth、Wifi)、USBハーネス(2種類)他で合計1万円位です。 

換装の一番の難関は、X3の場合MY2012迄、CICナビユニットのCANバス信号がCAN1というものでNBT以降はCAN2に変更されています。 ZGWというセントラルゲートウエイのファームウェアを更新するか、4SK/8SKというCAN2対応のZGWに換装する必要があります。 

ZGWのファームウエア更新は換装できなかった場合にCICに戻せなくなるリスクを考えて、約3千円でMY2013のX3のZGW(4SK)を入手しました。 このZGWからMOST(通信用光ケーブル)が廃止されており、互換性が気になる所ですが、ZGWを換装している事例もあることを確認しました。 

まずは、ZGWの換装です。ユニットは運転席足元のカバーを外して見える位置にあります。 MOSTケーブルを外してループ端子で終端して、コネクター2種類を外して換装するZGWに接続し直すだけです。換装後Tool32という診断ソフトで導通確認します。 

CICのヘッドユニットには、CAN1のHiとLoのケーブルが配線されているので、CAN2(H,L)の2本のケーブルをZGWの54ピンコネクターの48(H)、49(L)ピンから引き直します。 ヘッドユニット側はCICに戻せるように、エミュレータの車両側クアッドロックの9(L),11(H)番ピンを外してZGWから引き回したCAN2ケーブルにハンダ付けしました。 

そして、ヘッドユニット換装です。エアコン吹き出し口のついたパネル上のカバーの爪を外して、エアコン操作パネル下のカバーも爪を外して室温センサーを外します。 エアコン操作パネルのネジ4か所を外して裏側のコネクタ2個を外します。ヘッドユニットが見えるようになるのでネジ4か所を外して手前に引きだします。 

クアッドロックと呼ばれる大きなコネクターを外して、換装するヘッドユニットにエミュレータ経由で差換えます。MOSTケーブルはヘッドユニットに繋ぎ直す必要があります。 いよいよ、ACCオンにしますがモニターの「No Signal」と表示されたままです。ここからE-sysでコーデイングになりますが、先は長くなりそうですので別記事にします。
 

BMW X3(F25)純正ナビをCICからNBTにレトロフィット(其の1)


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2021年9月2日木曜日

自宅の無線LANルーターを新型にリプレースして回線速度3倍!

自宅のフレッツ光ネクストの回線(V6に切替済)に3×3アンテナの無線LANルーターを接続して使用していましたが、防犯カメラやTV、レコーダ他の同時接続機器が増えて回線速度が低下していました。 

既設の無線LANルータはNECの2014年モデル「AtermWG1800HP2」という生産終了機種で、同時接続台数の表記はなく10台以下での使用を推奨のようです。 

無線LANルータは5年程度でリプレースするのが良いとされますが、メーカー推奨ですので、子機側の状況によっては余り効果がないとうことも想定されます。 また、WIFI6規格の上位機種もありますが、接続する子機側が対応していないのと、新しい技術に飛びつくと様々な不具合が発生することが多く見送りました。 

今回、導入した無線LANルーターは同じNEC製の2020年モデル「PA-WG2600HP4」です。4アンテナで同時接続台数も18台と明記されています。
内蔵CPUがデュアルコア化されているようで、同時接続台数が倍近い処理能力があり、アンテナも4×4で5GHzの実行スループットも1048Mbpsと既存機種の1.3倍程度の性能です。 

最近話題の「メッシュ中継機能」という親機と中継機が互いにつながりあって、電波の中継だけでなく中継機で処理分散も行う方式でWi-Fiエリアを拡大できる機能も搭載されています。 また、「バンドステアリング」「オートチャンネルセレクト」という電波の混雑を回避する機能も搭載されており、無線接続の回線安定化が期待できます。

新旧無線LANルーターの主な仕様比較








実際に設置してみた感想としては、速度と安定性は確かに向上していますが、旧機種を中継器として設置しても電波の届く範囲はあまり変化はありませんでした。 スマートフォンで同じ時間帯、同じ場所で回線速度を比較すると下りで約3倍以上で、接続不安定な防犯カメラも改善し、リプレースの効果はかなりありました。 

スマホの回線速度比較(Speedtest) 

旧:Aterm WG1800HP2 下り  56.1Mbps 上り 54.6Mbps 
新:Aterm WG2600HP4 下り 178.0Mbps 上り 93.1Mbps 

ただし、新機種が5Ghz帯と2.4GHz帯を同じSSIDで自動振替する機能があるためか、旧機種のWiFi設定の引継ぎが上手く行きませんでした。 色々と設定を試しましたが、防犯カメラが上手く繋がらず結局、新規のSSIDに全ての接続機器を接続しなおすことになりました。

また、同じフロアの親機と一番離れた場所や鉄筋コンクリート造の地下車庫はやはり電波が届かず、既存の中継機を利用することになります。 メッシュ中継機能を搭載した同じメーカの中継機が、これから発売されることが期待できるので暫らく様子見です。

自宅の無線LANルーターを新型にリプレースして回線速度3倍!

2021年8月28日土曜日

仕事用に格安(約1万円)のノートPCを導入

自宅のノートPCにウイルス対策ソフトを入れて、仕事にも使っているのですが私用でウイルス感染するリスクを避けるため仕事専用に同じシリーズのノートPCを増設することにしました。最近はフィッシングメールなども巧妙化して、おかしいと気付き難い文書になっており、ウイルス対策ソフトも万能ではないと考えた方がよいです。
入手したのは2013年モデルのWebカメラ付きの超軽量ノートPC(Ultrabook)で、NEC(国産)のものがヤフオクで送料込みで約1万円で落札できました。 仕事用ですので、オフィス系ソフトとメール、オンライン会議などの使用がメインですので、そこそこのスペックで大丈夫です。 

届いたノートPCを確認してところ、想定よりも綺麗な状態で、液晶パネルの加圧痕や液晶飛びも無く、ACアダプターも付属しており動作もOKです。 自宅用PCと同じシリーズにしたのは、底面が熱で変形していたため、状態が悪ければ部品取りにするためでしたが、既設のものより状態が良くまったく問題なしです。 

スペックは、CPU:Core i5-3337U 1.8GHz メモリ:4GB ストレージ: 128GB SSD で最小限ですが仕事用としては十分です。 OSが、Windows8 64bitでしたので早速、同じシリーズのノートPCで作成した復元データの入ったUSBメモリを使用してWindows10にアップグレードしました。 

更新ソフトを全て適用して、スタートアップやタスクバーに常駐している不要なソフトを無効化して動作が遅くなるのを予防しました。 あとは、ウイルス対策ソフトとオフィスソフトをインストールしてメールやプリンターの設定をして、使うなかで必要なソフトを追加していくだけです。 

バッテリー劣化のアラームが出ていたので、付属していたバッテリー管理ソフトで1晩かけてリフレッシュ(全放電して再充電)しておきました。 リフレッシュ後も、50.4%の劣化と表示されますが、アラームは出なくなりました。この機種のバッテリーは劣化しやすく満充電を80%で抑える設定をしておきました。 

使ってみた感想としては、想定通りで仕事用としては十分なスペックで余分なソフトを入れていないこともあり、快適に使用できます。 バッテリーが劣化していますが、持ち出すことは殆どなくACアダプターに繋いで使用するので暫く様子見にします。バッテリーは新品がAmazonで9千円程度で入手可能です。

仕事用に格安(約1万円)のノートPCを導入

CarPlay搭載BMW用「AiBox」最新版その後のレビュー(熱暴走他の動作不安定対策)

先日、中古で入手したCarPlay搭載BMW用「AiBox」が問題なく動作し、車両診断エラーなども無く副作用も無さそうでしたので、 「AliExpress」のBlackFridayセールで最新版を入手 しました。 商品説明のスペックは、 「Qualcomm 8 Core」のCPU...