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2024年3月4日月曜日

台湾旅行3日目(最終日)【国立故宮博物院→龍山寺→西門町】

2024年2月23日から2月26日まで、超久しぶりに海外旅行に行ってきました。行先は台湾です。アジアではタイ、香港、出張で上海、韓国に行ったことがありますが台湾は初めてです。 年一回の「ランタン祭り」の開催日に合わせた実質2泊3日の格安ツアーで、「千と千尋」のモデルと云われている「九份」のオプションを付けて、1人9万円弱と比較的安価なツアーです。
最終日の3日目は、ホテルで朝食を取ってチェックアウトして荷物を預けて、空港送迎待合せの夕方17時半頃まで自由行動です。 まずは世界4大博物館に名を連ねている「国立故宮博物院」を観に行きました。MRT士林駅からバスで移動しました。バスは初めてですが番号で行先が表示されているので分かりやすく、運賃もMRTのICカードで支払い出来ました。

バスを降りると正面に「国立故宮博物院」が見え、200mほど歩いて建物の中で入館チケットを350台湾ドルで買いました。 使用料150台湾ドルの音声ガイドの貸し出しがありましたが使用しませんでした。日曜日でしたがそれほど混雑していなかったので、スムースに入場できました。 

階段を上がり3階から展示物を観て回りました。かなりの量の展示物に圧倒されました。展示物は台湾の物というより中国文明の歴史に因んだものが殆どでした。 2800年以上前のものとされる「毛公鼎」や三大至宝とされる「肉系石」は観れましたが、残念ながらヒスイの原石を使って造られた「翠玉白菜」は、貸出中で観ることが出来ませんでした。 

ちなみに「翠玉白菜」と「肉系石」は「北京故宮博物院」所蔵の「清明上河図」と合わせて故宮博物院の三大至宝と言われているようで、中国文明の博物館であることが分かります。 中国文明の変遷を辿って展示されていてその保存状態も驚くほどで、収蔵品は約68万点もあり、清朝が残した文物は全体の90%以上とのことです。 

一通り、展示品を観て「国立故宮博物院」からバスで士林駅に戻り、昼食を取りに「中山」駅に移動しました。駅を出てすぐの所の「新光三越」に入り、「鼎泰豊」の支店に行ってみましたが、台北101の支店同様に2時間以上の待ちでした。 

外に出て10分ほど歩いて2日目にツアーで行った「金品茶楼」の通りの反対側にある「京鼎樓」に行ってみたところ、10人程の待ちで5分も待たない内に中に入ることが出来ました。小籠包、海老チャーハン、水餃子、炒めほうれん草をオーダーして合計770台湾ドルとリーズナブルな価格で、味も大変美味しかったです。日本人観光客のツアーも来ていて、日本にも支店があるのも頷けます。台湾料理というよりは中華料理ですが日本人に味覚に合う味でした。 

昼食後、MRTで「龍山寺」に行ってきました。中に入ると辰年のためか盛大なモニュメントが飾られていて、地元でも人気のお寺らしく賑わっていました。 正面の本堂の他、入口付近にも前殿に「三宝仏」があり、奥の方にも後殿と呼ばれる所に5つの神が祀られていて、それぞれ願掛けのご利益があるようで三拝してきました。 

龍山寺の三拝の後、MRTで西門駅に行き、台北の原宿といわれる西門町を観てきました。駅前に「元宵節」の街中イベントの龍のモニュメントが飾られていて、やはり辰年は台湾でも特別な年のようです。 戦後は劇場として利用されていたレンガ造りの「西門紅楼」の中に入りましたが、ショップやカフェが入っていて思ったより小さめの建物でした。 

空港送迎待合せ時間まで1時間以上ありましたので、西門町の喫茶店で小休止です。あとで調べた所「蜂大珈琲」という自家焙煎の老舗で、自家工場で作っている中華菓子も評判のようです。 休憩後、MRTで「民権西路」駅に戻りホテルで送迎待ちです。待合せ時間より30分程早めに到着しましたが、ホテルから連絡してくれたのか、すぐに添乗員が来て、早めに桃園空港まで車で移動しました。 

桃園空港でチェックイン、出国審査を済ませて8時頃に出発し、日本時間で2月26日に日付が変わった頃に無事、羽田空港に到着しました。 ほぼ丸3日の駐車料金6420円を払い雨の中、車で帰宅です。出発日も雨で夜中でしたので車移動で良かったです。3日間と短めの台湾旅行でしたが、年一回のランタン祭りのも参加できて大満足の旅でした。

台湾旅行3日目(最終日)【国立故宮博物院→龍山寺→西門町】

2024年3月1日金曜日

台湾旅行2日目【九份→十分(ランタン祭)→寧夏夜市】

2024年2月23日から2月26日まで、超久しぶりに海外旅行に行ってきました。行先は台湾です。アジアではタイ、香港、出張で上海、韓国に行ったことがありますが台湾は初めてです。 年一回の「ランタン祭り」の開催日に合わせた実質2泊3日の格安ツアーで、「千と千尋」のモデルと云われている「九份」のオプションを付けて、1人9万円弱と比較的安価なツアーです。 


2日目は旅行のメイン観光先である「九份」と「十分」です。ホテルで朝食を取って、ツアーの待ち合わせ場所である「台北」駅までMRTで移動しました。 台北駅は桃園空港に接続する大きなターミナル駅で駅舎も大きく、広場に小さな機関車が展示されていました。待ち合わせ時間になるとツアーガイドが参加者を点呼してから貸し切りバスまで案内してくれました。 このツアーは人気らしく、大型観光バス3台に分乗です。

途中「金品茶楼」という小籠包の店で早めの昼食を取り、小籠包の他、チャーハンなどを食べました。 ビールは別途料金でしたが、折角なので台湾ビールを150台湾ドルでオーダーしました。中瓶が日本円で750円程度と少し高めでしたが、味は癖が無く飲みやすかったです。 

昼食後バスに戻り約1時間で「九份」に到着しました。山間部で天候が変わり易いらしく生憎の雨でした。 バスの中で、「九份」の道案内の説明があり、下車して入口までの案内があり、そこからは自由行動でした。写真で観るより急こう配で狭い階段を上っていきます。 

土曜日でしたので、観光客が多く雨で傘をさしていることもあり、なかなか前に進めませんでしたが、しばらくすると「千と千尋」のモデルと云われている「阿妹茶楼」という茶屋が見えてきました。 ここも想像よりも小さな建物で、中に入る人の待ちが多く、中に入ることは断念しましたが、赤提灯や建物の外見と色彩は確かに油屋を連想させるものでした。夜は明かりが燈り更に綺麗になるようです。 

もう暫く階段を上がり、右の路地に入ると有名なパイナップルケーキ屋やお茶屋があり、お土産を買いました。路地を戻り、階段の先にも「基山街」という商店街がありますが、混雑しており待ち合わせ時間にまにあいそうになく、階段をおりました。 

階段を下りる途中に石に顔料を付けて描く花文字の店があり、苗字を花文字で描いてもらいました。模様に願掛けの意味があるらしく、色彩も豊富で小さな額に入れて300台湾ドルでした。 さらに階段を降りると少し広まった所に「昇平戯院」という金鉱採掘時代の劇場跡地があり、黄金時代のポスターなどを展示していました。 

バスに戻り、約1時間で「十分」に到着しました。雨は上がり、先に「十分」駅周辺を観光です。単線の平渓線の線路上で有名な願い事を書いた天燈を気球のように飛ばす「天燈上げ」を行っていました。 待ち合わせ時間になり、ツアーガイドの案内で「ランタン祭」の会場に移動しました。

かなり大規模なイベントで地元のテレビ局の中継車が数台止まっていました。 毎年、旧歴正月15日の「元宵節」に開催される「平渓天燈節」というお祭りで、辰年ということもあり、かなりの混雑で日没まで待機してから会場へ入場しました。 

中に入ると番号で場所が決められており、天燈に願い事を書いて、檀上のイベントが終わると天燈に灯火して合図をまって、一斉に天燈上げです。100基近い天燈が一度に上がる様はなかなか感動的でした。 

大混雑の中、1時間近くかけてバス乗り場に戻り、車中で配られたおにぎりを食べて約1時半で台北に戻り「寧夏夜市」近くで下車しました。 「寧夏夜市」は比較的大きな夜市ですが、土曜日ということもあり大混雑でしたので一回りしてホテルに戻りました。夜市はできれば平日に行ったほうが良さそうです。
 

台湾旅行2日目【九份→十分(ランタン祭)→寧夏夜市】

2024年2月27日火曜日

台湾旅行1日目【台北101→中正記念堂→雙城街夜市】

2024年2月23日から2月26日まで、超久しぶりに海外旅行に行ってきました。行先は台湾です。アジアではタイ、香港、出張で上海、韓国に行ったことがありますが台湾は初めてです。 年一回の「ランタン祭り」の開催日に合わせた実質2泊3日の格安ツアーで、「千と千尋」の油屋のモデルと云われている「九分」のオプションを付けて、1人9万円弱と比較的安価なツアーです。
5時頃の羽田出発便でしたので車で、深夜3時過ぎに羽田空港第三ターミナルに近い第5駐車場に行き、搭乗手続きを済ませて、ラウンジで休憩して出発しました。 航空会社は「ピーチ・アビエーション」で初めてのLLCでした。1列6席、31列の小さ目な機体で座席の足元も狭目でしたが3時間前後のフライトでしたので、案外快適でした。 

出発遅延もあり、現地時間の朝9時頃に台湾桃園空港に到着し入国審査を済ませてからツアー付帯の送迎で台北の宿泊先ホテルに車で移動して荷物を預けて1日目の観光です。 桃園空港から台北まで車で約1時間で、途中で両替店に立ち寄り、レートは円安で1円が約4.8台湾ドルでしたので1万円で2000台湾ドルに両替です。現地通貨の丁度5倍で円になる計算です。 

移動は日本の地下鉄に近い「MRT」を利用しました。決済は日本のスイカに近いICカードを100台湾ドルで購入して100台湾ドルをチャージしました。 宿泊先ホテルの最寄りの「民権西路」駅から淡水信義線で「台北101」駅で下車し、高さ508mの超高層ビルに入りました。 

地下鉄を出た地下1階に小籠包で有名な「鼎泰豊」の支店がありましたが、2時間以上の待ち時間でしたのでフードコートで朝食兼昼食を取りました。 食べたのは海老や挽肉を乗せた麺と餃子を注文しましたが、八角と思われる調味料の匂いがあり苦手な人が多いようです。自分はそれほど気になりませんでした。料金は街中より高めのようです。 

昼食後、ツアーガイドから事前に購入した割引チケットで5階の入り口から台北市内を見渡せる89階の展望台に世界最速といわれる高速エレベータで上がりました。 生憎、霧状の雲が多く景観はあまり良く見えませんでしたが、平日のためかそれ程混雑することなく、全面を回って91階の屋外フロアにも上がることが出来ました。 

次に淡水信義線で「台北101」駅から「中正記念堂」駅に移動し、初代総統の蒋介石を記念して作られた「中正記念堂」を観光してきました。 写真で見るよりはるかに広大な敷地に大きな博物館が左右に建っており、奥の方に八角形屋根の記念堂があり近くに行ってみると、予想外に大きな建造物でした。 

階段を上がり、中に入ると蒋介石の銅像の左右に衛兵が2人立っていて、1時間ごとに衛兵交代式が行われていますが、到着前に交代したばかりでしたので、観るのは断念しました。 外には美しい中国風庭園があり、桜が咲いていました。庭園内を歩いて入口付近の広場に戻り「中正記念堂」駅から 淡水信義線で「民権西路」駅に戻りホテルにチェックインしました。 

暫く休憩してから夕食を取りに外出。折角の台湾旅行ですが連れの強い希望でホテルの近くの「はま寿司」です。日本の回転寿司と同じシステムでタブレット端末で注文でした。 料金は50~80台湾ドルで、味も普通でした。夕方6時頃から地元の方で満席に近い状態で賑わっていました。台湾では衛生上の理由からか貝類の寿司ネタは有りませんでした。 

夕食後、近くの小規模な「雙城街夜市」に寄り、1品50台湾ドル位の屋台料理を2点買ってホテルでコンビニで買った台湾ビールに合わせていただきました。 買った屋台料理は中が空洞になっているさつま芋の揚げスナックと揚げ豆腐です。揚げ豆腐は日本人が苦手な臭豆腐ですが、揚げてあるためか自分は大丈夫でした。
 

台湾旅行1日目【台北101→中正記念堂→雙城街夜市】

2024年2月5日月曜日

6.5Kwhの家庭用蓄電池の導入から1年後の効果金額は?

11年前に導入した2.5KwhのソーラパネルのFIT固定買取期間の終了直前に、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して1年経過しました。 夏季のエアコン使用を含めてどの程度、電気代節約になるのか1年分の発電、買電、売電量他を改訂された新電料金プランで確認しましたのでご参考になれば幸いです。 

ちなみに我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。 築30年の木造2×4工法の2階建てで、断熱・気密性能は最新の住宅よりかなり低く、エアコンは各部屋に設置している状況です。 

冬季の暖房はガスファンヒーターがメインでエアコンは殆ど使用しない状況ですので、冬季の消費電力量はエアコンで暖房する場合に比べて少ないと思います。 夏は就寝までエアコンを連続使用することが多く、エアコンの複数台使用で日中でも使用電力が2Kwh程度となることが多く、電力消費量が発電量を上回ることが多くなり、蓄電池が満充電になることが少なくなっていました。 

2023年2月5日~2024年2月4日の1年間で、消費電力量は5810Kwhで、発電量3910Kwhですので自給率は約67%でした。 売電量は蓄電池導入の効果で、559Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は2459Kwhと消費電力量の42%程度ですので、58%を自己消費できた計算になります。
ソーラーパネルの年間発電量は日射条件他によりパネル1Kwh当たり1000~1400Kwhが多いようですが、我が家のソーラーパネルは1564Kwhと11年経過しているのにもかかわらず、かなり発電効率が良いようです。 

因みにソーラーパネルのメーカはSHARP製の多結晶パネルで170W×15枚で合計2.55Kwhです。当時はまだ高価でしたが国内生産品で補助金を利用して約130万円で設置して11年間故障・保守無しです。 

契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、2023年6月に値上げされている新電気料金に換算すると、全て買電した場合は、月平均の消費電力484Kwhで18853円、1年間226236円となります。 実際の月平均買電量205Kwhで7892円、1年間で94704円、その差額131532円が効果額となります。 

10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.6円と1/5に激減してしまいました。 1年間の売電量559Kwh×8.6円=4807円と合わせて月当たり約1.14万円の効果額ということになりました。 

仮に1年間で13.6万円の効果額が続くとして10年間で136万円の効果が期待できます。 ソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池設置費用180万円とした場合の回収は約13年ということになります。 

実際はソーラーパネルの投資回収残約30万と中古蓄電池を使用して全負荷型ハイブリッドインバーターを115万円で設置していますので、合計145万円の回収期間は10年強という試算が成り立ちそうです。 電気・ガス併用で自給率67%ですので、ソーラーパネルの発電量は4~5Kwh、蓄電池容量は10Kwh程度が理想ですが、費用対効果と災害による停電時の利便性を考えると、現状でも十分な効果があると思います。 


従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算

①月平均484Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(300Kwh-120Kwh)× 36.60円+(484Kwh-300Kwh)×40.69円=18853円           
②月平均205Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(205Kwh-120Kwh)×36.60円=7892円
                                                  

6.5Kwhの家庭用蓄電池の導入から1年後の効果金額は?


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2024年1月8日月曜日

災害対策についての事例ご紹介

能登半島地震で被災した方々とご親族にお見舞い申し上げます。寒さも増してきており大変困難な状況ですが、一般人にできることは限られており、募金程度しかできませんが、なんとか凌いでいただきたいとお祈りいたします。 

日本は地震が多く気候変動も加わり、いつ同じような災害に遭遇するか分からず、その対策は必須だと改めて強く思います。最低限の水や食料の備蓄や避難用の持ち出し用品の再点検をして備えたいと考えております。
災害対策はその専門家やネットに情報が多くありますが、家族を守るために自分なりに考えて備えていることを紹介してみたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。 災害対策は、いつ起こるか分からないことに備えるリスク対策でもあり、どこまで対策するのかは各々の事情や考え方で大きく変わると思いますので、あくまでも1つの事例としてとらえていただきたいと思います。 

①家屋

 まず、家屋が災害に耐えるようにすることが一番大事だと思います。1980年以降の耐震基準の家屋でも1度の震度7程度の地震で倒壊しない最低限の基準のようで、出来れば耐震等級3以上にすることが望ましいと思います。 

我が家は築30年を超えましたが、鉄筋コンクリート造の地下車庫の上に地震に強いとされる2×4工法の2階建てで、立てたハウスメーカの耐震実験では震度7の地震に複数回耐える結果となっています。 

立地条件も大切で、利便性の高い土地を選びがちですが、湾岸エリアや泥濘地、特に埋立地や盛り土の土地は避けたいと考えています。揺れやすい上に液状化などでライフラインが寸断される可能性が高いからです。 

我が家は、ターミナル駅から私鉄で2駅程離れた場所で利便性は少し落ちますが、海岸から離れて標高も30m近くあり、地盤も古い関東ローム層上でひな壇の傾斜地ですが地盤調査でも比較的良い結果でした。 

木造の場合、防水・シロアリ対策も重要だと考えています。屋根や外壁の塗膜が劣化すると湿気や漏水で構造合板や構造材が腐食して耐震性能が低下するのは容易に想像できますので昨年、外壁と屋根の塗装をしました。 

また、木材が腐食するだけでなく、湿気が多くなるとシロアリ被害にあう確率が高くなり、腐食に加えてシロアリ被害で木材内部が空洞化して耐震性能が著しく低下することになり、その対策もしておきたい所です。 

②ライフライン

 家屋の倒壊を免れたところで、自宅で生活するためには、水・電気・ガス他のライフラインの確保が必要になります。特に飲料水の備蓄の他、洗い物のやトイレの生活用水も確保しておきたいと考えています。 

我が家では、1週間分の飲料水として2Lペットボトル6本入りのものを8箱備蓄して、2年毎に消費して入れ替えています。 生活用水は18Lタンク4つに加えて80Lの雨水タンクを庭に設置しています。ガスはカセットボンベ6本入りを6箱程度備蓄しています。 

災害時は停電になる確率が高く、最低限、情報収集用のTVやネット関係機器の2時間程度のバックアップ電源としてUPSを複数個所に設置し、更にソーラーパネルと蓄電池、小型発電機で最低限の電力は確保できるようにしています。 

昨年既設のソーラーパネルに加えて全負荷対応の蓄電池を設置しました。初期費用は高いですが、電力料金の高騰で日常の消費電力の6~7割程度を自給可能です。その経済効果で15~20年程度で、初期費用は回収できる見込みです。 

③車中泊装備と持ち出し用品

 万が一、火災などで自宅での生活が困難となった場合は、地下車庫か外で車中泊が出来るように寝具やポータブル電源と発電機を用意しています。ポータブル電源は通常、駐車監視用サブバッテリーとして活用しています。 

さらに車中泊もダメな場合は避難所にお世話になることなるので、持ち出し用品をリュックにまとめています。車中泊可能な場合もリュックは地下車庫に持ち出しする想定です。持ち出し用品の他、1週間分の非常食を備蓄し毎年、消費して入替えています。

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2023年9月11日月曜日

容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池で停電時どの位凌げるのか検証してみた

先日の台風13号に伴う線状降水帯で、大雨が降り一部で停電も起こっていたので、万が一に備えて容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池を満充電状態にしました。 太陽光発電と蓄電池のモニターで「充電モード」に設定すると、蓄電池からの放電が中止されて太陽光発電の余剰電力がなくても、商用電源から蓄電池に充電することが出来ます。 

気象情報と連携してAIで停電リスクがある場合にオプションで自動で蓄電池の運転モードを切り替える機能もありますが、設置時にこのオプションは選択していないので、手動で切替えました。 

台風の場合は、天気予報で事前に停電リスクを予測できますが、地震の場合は突発的で自動切換えでは対応困難と思われますが、地震発生から停電まで時間がある場合は手動で切換えることも可能です。
「充電モード」にすると、2KWh程度で充電するよう制御しているようで、容量6.5KWhの蓄電池の場合、満充電まで3時間程度掛かることが分かりました。 この蓄電池は、停電に備えて「キープ容量」を設定でき、10%キープで運用しているので、蓄電池を使い切った状態で実質的には約5KWh程度の充電が行われることになります。 

夕方、台風13号が温帯低気圧に変わり、強風による停電リスクは無くなったので、太陽光発電がほぼゼロになった17時に通常運転モードの「クリーンモード(夜間充電なし)」に切換えて、停電時に満充電の蓄電池でどの程度凌げるのか検証してみました。 

17時から放電開始して、約6時間は停電想定で、リビングの照明と情報収集用TV、および扇風機を使用して、冷蔵庫他の待機電力と合わせて0.5KWh程度の消費電力でした。 この日は、日中も気温30度以下で、エアコン無しで過ごすことが出来ましたが、猛暑でリビングのエアコンも使用する場合の消費電力は、約2倍の1KWh程度になると思われます。 

単純計算で、放電開始後0.5KWhで6時間ですので、3KWhを消費したことになります。エアコン使用の場合は6KWh消費でこの時点で蓄電池を使いきってしまうことが想定されます。 放電開始後、夜11時に就寝想定で、家電をすべてOFFにした状態で消費電力は0.3KWhで、冷蔵庫の定格消費電力が167Wですので、他の家電の待機電力が150W近くあることが分かりました。 

この状態で、翌日の朝5時時点、蓄電池放電開始後12時間で、残りがキープ容量位まで減っていました。つまり夕方までに蓄電池を満充電にしておければ、待機電力削減などの停電時の節電の工夫によって太陽光発電が期待できない夜間の電力をなんとか賄えることが分かりました。 

停電翌日も復旧せずに悪天候で、太陽光発電が少ない場合は翌日は電力を使えない状態も想定されますが、大災害でなければ通常は2時間~1日程度で復旧されると期待できるので、十分と思われます。 

大災害で何日も停電状態となるような場合は、避難所や車中泊を利用することになると思いますが、家で生活できる状態でソーラーパネルや蓄電池も稼働していれば自給生活も不可能ではなく、蓄電池導入の大きなメリットになりそうです。

 

容量6.5KWhの全負荷型家庭用蓄電池で停電時どの位凌げるのか検証してみた


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2023年9月4日月曜日

キャディーバッグを入替えたのでゴルフクラブセッティング紹介

5年程前に入手したキャディーバッグはヨレヨレですがまだ使用できるものの、セール価格のキャディーバッグを見つけてしまい、気分一新入替えることにしました。 古いキャディーバッグは冬用のセカンドセットに回して、重さを改善するため、備品を整理して、現在のエースクラブを新しいキャディーバッグに入替えました。
入手したキャディーバッグはキャロウェイのキャディバッグ CRT EXIA (カートタイプ 9.5型 47インチ対応 3.6kg 4分割) メンズというもので、Amazonで17800円でした。 通常価格2.5万~3万円程度のようですので、半額近い安値で入手することができました。大きさや形状も使用していたものと同じで使い勝手もよさそうです。 

ついでに素振り用の練習器具「ROYAL COLLECTION(ロイヤルコレクション) スイング練習機 2021TRI-ONE STICK 43 スタンダードモデル 長さ:43インチ 重さ約530g」も入手しました。 ドライバーに近い前傾角度で、先端の重りで両側のグリップを持ち替えることで極端にことなるバランスで素振りできるもので、Amazonで38%割引価格の5310円でした。 

バランスが重くなる方で、連続素振りで手打ち防止、体幹も鍛えることができ、バランスが軽い方の素振りで早いヘッドスピードに慣れることができるという練習器具です。 使用してみた感想としては、素振り用バッドより総重量が軽めですが、極端に思いバランスで連続素振りすることで、製品説明通りボディーターンのスイングになりやすい感じです。 

クラブセッティングは、試行錯誤で大分変遷していますので、現在のエースクラブセッティングを紹介します。 

ドライバー 
ヘッド:Callaway EPIC SPEED トリプルダイヤDS ロフト角:10.5度 
シャフト:グラファイトデザイン TOUR AD PT6(SR) 長さ:45.25インチ 

フェアウェイウッド 
ヘッド:Callaway EPIC SPEED 4W ロフト角:16.5度 
シャフト:グラファイトデザイン TOUR AD F-65(S) 長さ:43インチ 

ユーティリティ 
ヘッド:Callaway EPIC SUPER HYBRID ロフト角:18度(3H)、21度(4H)、24度(5H) 
シャフト:グラファイトデザイン TOUR AD HY-75(S)、HY-85(S) 長さ:40.5インチ(3H)、40インチ(4H)、39.5インチ(5H) 
※5HのみTOUR AD HY-85(S)、3Hと4HはTOUR AD HY-75(S)のグリップ下に5gの鉛を張ってクラブ重量フローを調整 

アイアン 
ヘッド:Callaway APEXアイアン(2019モデル) 6I-AW ロフト角:26.5度(6I)~48度(AW) 
シャフト:日本シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST(S) 長さ:37.5度(6I)~35.5度(AW) 
※AWは52度のウエッジとPWの間の距離用にロフト角48度のものを単品購入。PWとAWのシャフトは重めのMODUS3 TOUR120(S) 

ウエッジ 
ヘッド:Callaway JAWS FORGED(2020年モデル) ロフト角:52度、58度 
シャフト:日本シャフト N.S.PRO MODUS3 TOUR120(S) 長さ:35.5インチ(52度)、35.25インチ(58度) 

パター 
ヘッド:オデッセイ TRY-BEEM DOUBLE WIDE ロフト角:3度 
シャフト:オデッセイ STROKE LAB シャフト 長さ:33インチ 
※ヘッド重量調整で10g×2から20g×2に変更
 

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2023年8月21日月曜日

猛暑の中、家庭用蓄電池導入6か月後レビュー

10年前に導入した2.5KwhのソーラパネルのFIT固定買取期間の終了直前となりましたが、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して約6か月経過しました。 前回3か月の稼働レビューで、夏季のエアコン使用前でしたので、猛暑の中どの程度、電気代節約になるのか2月~7月分の発電、買電、売電量他を6月に改訂された新電料金プランで確認しましたのでご参考になれば幸いです。
朝から気温30度を超える日も多く、就寝までエアコンを連続使用することが多くなり、エアコンの複数台使用で日中でも使用電力が2Kwh程度となることが多く、電力消費量が発電量を上回ることが多くなり、蓄電池が満充電になることが少なくなっています。 

ソーラパネルのみ設置の場合は、日中の発電時の買電量を抑えて、余剰電力を全て売電することになりますが、蓄電池があると日中の余剰電力を蓄電池に貯めて、夕方以降の夜間電力を自己消費することが出来るのですが、夏季は蓄電池のメリットが生かし切れていない状況です。 

ちなみに、我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。築30年の木造2×4工法の2階建てで、断熱・気密性能は最新の住宅よりかなり低く、エアコンは各部屋に設置している状況です。 

2月5日~8月15日の半年間で、暖房・冷房使用(エアコンとガスファンヒーターの併用)を含むため、6か月の消費電力量は3115Kwhと多めで発電量2143Kwhですので自給率は約68%です。売電量は蓄電池導入の効果で、312Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は1284Kwhと消費電力量の41%程度ですので、59%を自己消費できた計算になります。 

契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、6月に値上げされている新電気料金に換算すると、全て買電した場合は、121680円となります。実際の買電量49326円との差額72354円が効果額となります。 

10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.6円と1/5に激減してしまいます。 6か月の売電量312Kwh×8.6円=3683円と合わせて月当たり約1.27万円の効果額ということになりました。 

季節により、この効果額は変動する訳ですが、仮に毎月この効果額が年間平均とした場合は、15.2万円、10年間で152万円の効果が期待できます。 ソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池の回収は約11年という試算が成り立ちそうです。 

エアコンを使用しない春・秋は消費電力量が減り、年間を通じて蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、ご参考になれば幸いです。

従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算 
 ①月平均519Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(300Kwh-120Kwh)×36.60円+(427Kwh-300Kwh)×40.69円=20280円  
 ②月平均214Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(214Kwh-120Kwh)×36.60円=8221円
                                                  

猛暑の中、家庭用蓄電池導入6か月後レビュー


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2023年7月17日月曜日

ノートパソコンのSSDをDIYで換装(256GB→512GB)

先日、Amazonプライムデーに入手したノートパソコンNEC「VK23TB-U」を本格的に使用するのに当たり、内臓SSDの容量を256GBから512GBのものにDIYで換装しました。 以前使用していたノートパソコンが256GBでシステムドライブの空き容量不足でファイル整理の限界になっていたため、比較的安価で入手できる512GBのSSDを入手しました。 

入手したSSDドライブは「Hanye 内蔵型 SSD 512GB 2.5インチ」というもので、聞きなれないメーカのものですが、約3千円を安価でAmazonでの評価も高めのものです。 Amazonプライムデーのポイントアップ特典でいただいたポイントを利用して、Amazonプライムデー期間中に購入したので、約2千円で購入できました。 

このノートパソコンのSSD換装自体はそれ程難しくなく、裏蓋のネジをすべて外して裏蓋を本体と分離することができ、SSDを固定しているゴム状のマウントの固定ネジ1本を外します。 SSDの上にフレキ基盤がまたがっているので、コネクターを上へ持ち上げるようにして外して、SSDのSATAコネクターを外せば、SSDをマウントから取り外すことができます。 

今回は、手持ちのSSD/HDDスタンドを利用して、取り外した256GBのSSDから512GBのSSDにクローンを作成しました。クローン元と先のスロットを間違わないように挿入してクローンボタンを長押しするだけです。大分前に入手したSSD/HDDスタンドですが、1時間強で問題なくクローン作成できました。

このSSD/HDDスタンドは新型にモデルチェンジしているようですが、ご参考にスポンサーリンクに貼っておきます。 後は、作成したクローンSSDを逆の手順で元に戻すだけです。注意点としては、今回使用したSSD/HDDスタンドでクローンを作成すると元SSDの容量でクローン作成されることです。 

SSD換装後、ノートパソコンで未使用領域をアロケーションしてシステムドライブと別領域のいわゆるDドライブとなってしまうことです。アプリやデータをDドライブに入れるようにしてシステムドライブの空き領域を確保する必要があります。 

Windows11の場合、メニューボタン右クリックで「ディスクの管理」を選択するとSSDの未使用領域を確認できるので、ベーシックデータパーティションとしてアサインしました。 この「ディスクの管理」で「ボリュームの拡張」という機能もあるようですが、作成したクローン領域を拡張してデータが消える可能性があるので別ドライブとして作成しました。

製品説明(出展:Amazon)

Hanye Q60 内蔵型SSD 2.5インチ 7mm、安心の国内サポート、 メーカー5年保証。 
容量:512GB(ユーザ領域約476GB) ※新しい商品は初期化してないため、コンピューターにドライブアイコンが表示されません。ディスクの管理でディスクの初期化してからご利用ください。 
SATA III 6Gbps シーケンシャルリード(最大):550MB/s;シーケンシャルライト(最大):500MB/s 
特徴:3D NANDフラッシュメモリの採用と、S.M.A.R.T.機能、不良ブロック管理(BBM)、RAIDとLDPC機能、TRIM機能の搭載で 性能と耐用寿命は大幅に向上しました。 
【認識しない状態について】新しい商品は初期化されていないため、初回使用時にはセットアップが必要です。セットアップの方法は商品説明書を参照ください。ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

2023年7月11日火曜日

Windows11対応格安ノートパソコンをAmazonプライムデーに入手

自宅で使用しているノートパソコンは2013年発売のNEC「LaVie G タイプZ PC-GL18412AW」という10年前の超軽量のウルトラブックタイプです。 動画編集など負荷の高い処理は、デスクトップパソコンで行っており、性能的には問題ないのですが、内臓SSD容量256GBで空き容量が少なくなり、容量の大きいSSDに交換を考えていました。 

また、Windows11にはアップグレードできない機種で、windows10は2025年10月にはセキュリティーパッチの提供が終了する予定のため延命するにしても後2年ということになります。 

そんな中、Amazonプライムデーの製品を観ていると、Windows11対応の中古ノートパソコンが格安で販売されているのを見つけて思い切って購入することにしました。
ここ10年以上、新品購入の半額以下で性能面でも数年落ちでは殆ど遜色ないので、パソコンは数年落ちの中古品を主にヤフオクで購入しており、Amazonでの購入は初めてです。

購入したのは第6世代 Core i5 6200U 2.30GHz 搭載 メモリー:8GB、SSD容量:256GB 12.5インチ液晶のNEC「VK23TB-U」という機種で約1万9千円でした。 SSD容量が現行使用と同じで、足りなくなる可能性がありますが、SSDの価格は大分安くなっているので、後日変更する前提です。

マイクロソフトオフィスソフトの2019年版がインストールされていることが決め手となりました。 最新の「Office 2021 Professional Plus」が、約1万8千円ですので、2019年版とはいえ、ほぼソフト代金でノートパソコン本体を購入できたことになり、大変お買い得感がありました。 

翌日に商品が届き早速開封してみたところ、殆ど傷や汚れもなく現状使用しているノートパソコンより起動も早く、懸念していたSSD容量も空き領域が200GB程度で、アプリをインストールしてみないと分かりませんが、しばらくはこのままで使用できそうです。 

2018年発売モデルで5年落ちということになりますが、恐らく、コロナ禍とリモートワークが進み、Windows10のサポート期限切れもあり、企業でパソコンのリプレースが進み、リース品が大量に中古市場に出回って中古価格が下がったものと思われます。

製品説明(出展:Amazon)

サイズ: win11 
ブランド:YQQ 
モデル名:VK23TB U 
画面サイズ :12.5 インチ 
色:Silver 
ハードディスク容量:256 GB 
CPUモデル:Core i5 6200U 
インストール済みのRAMメモリサイズ:8 GB 
オペレーティングシステム:Windows, Windows 10 
グラフィックカードの説明:Integrated 
グラフィックコプロセッサ ‎:Intel HD Graphics 4600 

この商品について
USB3.0、HDMI、無線LAN搭載 、bluetooth Windows 11Professional搭載 Microsoft Office Home and business 2019 (Word, Excel, PowerPoint, Outlook)機能を搭載 付属品:ACアダプタ 
【安心サービス付き・保証書付き】:180日保証、満足しなければ、全額返金いたします。何かご不明な点がございましたら、是非ご遠慮なく、ご連絡ください。 CPU:第6世代 Core i5 6200U 2.30GHz 搭載 メモリー:4GB/8GBご選択可能 SSD/HDDサイズご選択可能 12.5インチ液晶 解像度 1366x768

2023年6月27日火曜日

iPhone機種変更とデーター移行

昨年、iPhone7 PlusのバッテリーをDIYで交換して、バッテリー診断でも容量100%を維持していますが、使い方によっては1日持つか持たないかの状態でした。 また、iOSのアップデートが15台で止まり、16以降への更新が出来ない状態で、セキュリティパッチは出ているようですが、そろそろ機種変更したほうが良さそうです。 

実は、指紋認証搭載を待っていたのですがiPhone14でも搭載されず、今年販売予定のiPhone15も期待できない上に値上げで価格が爆上がりしてしまいました。 ストレージ容量256GB以上となると、型落ちのiPhone13 Proシリーズでも15万円以上と高価です。カメラ性能が上がって背面レンズも大型化しており、今一触手が動きませんでした。 

カメラ性能はそこそこで良いので、廉価盤大画面のSE PLUSを期待していたのですが、昨年iPhone14 PLUSが発売されたことで、これ以上待っても無駄なようです。 そこで、ヤフオクで中古品を探していた所、バッテリー残量85%で程度も良さそうなiPhone11 Proの256GBのものが4万円で出品されていたので、思わず落札してしまいました。
因みにiPhone11 Proの整備済中古品で程度の良いものが6万円位、iPhone12 Proで8万円位が相場のようです。iPhone12から5g対応になっており、iPhone11シリーズは値下がりが大きいようです。 標準版と価格差も殆どなさそうでしたので、カメラ性能も初めて3レンズ搭載となって当時話題となっていたので、Proのカメラ性能を試してみることにしました。

到着後、開封してみて、第一印象は筐体が一回り小さいということでした。iPhone11 Proの画面サイズは5.8インチですので、iPhone7 Plusの5.5インチと同程度と思っていたのですが、 画面が縦長になったことで、有効表示サイズがiPhone7 Plusより小さいという思わぬ落とし穴でした。iPhone12 Proから6.1インチになり0.3インチ違いですが横幅が増えて実行表示サイズが大きくなったようです。 

画面には微細な擦り傷があるものの、背面は比較的キレイでカメラレンズの傷もなさそうです。早速、用意しておいたガラス保護フィルムとケースを取付けてデータ移行を行いました。 バッテリー残量も説明通り85%でピークパフォーマンスを維持しており、画面の擦り傷もガラス保護フィルムを装着したことで、全く気にならななくなり中古品としては程度は良い方だとおもいます。 

iPhone標準の無線移行ツールで移行を始めると、iOSのアップデート要求があり、指示通りにアップデートすると最新の16.5のSIMロック解除状態になりました。 ヤフオクの説明ではソフトバンクのSIMロック版とのことでしたが、SIMロック解除要求後にiOSの更新をしていなかったようです。アップルケアの保証も残っているようで、比較的安価で入札できたようで嬉しい誤算でした。 

その後、データ移行が始まり、ストレージ使用量が多いため、3時間程度掛りましたが無事移行終了して、スイカカードを含むウオレットのカード認証、LINEの再ログインをして移行完了です。 データ移行完了後、画面サイズが小さくなったので、「設定」→「画面表示と明るさ」→「表示」で拡大表示にしてアイコンの表示を大きくしてみました。暫らくこの状態で使用してみたいと思います。
  

iPhone機種変更とデーター移行

2023年6月13日火曜日

家庭用蓄電池を設置4か月後に東電の点検が来た!新電気料金プランでの効果金額は?

今年2023年2月に、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して約4か月経過しました。設置業者から連絡があり、売電申請した東京電力から設置確認(点検)の日程調整の連絡がありました。 

4か月の稼働ですが特に不具合は無く、自給率79%(消費量と発電量の比率)で蓄電池の方も毎日充放電を繰り返していますが問題無く稼働しており、機器の初期不良はなさそうです。 東電の点検は送電・配電を管轄している「東京電力パワーグリッド」の委託点検業者の方1名で屋外の電力メーター回りと、室内の分電板回りを5分程度で点検されていました。
点検結果は全て問題なしで、送電開始との記載があり余剰電力を送電して問題ないかの点検のようでした。ちなみに設置後翌月から余剰電力の買取りはされています。 「東京電力パワーグリッド」という会社は聞いたことがなかったので、調べてみた所、東京電力の送電・配電を管轄しているグループ会社で電柱や宅内引き込みなどを管理しているようです。 

余剰電力の送電方法などは分かっていませんが、パワーコンディショナーを変更しているので、送電電力の電圧が規定値の範囲内かの点検と、分電板回りの漏電がないかなどを点検したようです。 

ついでに、設置後4か月間での発電・買電・売電状況を確認して、2023年5月19日に、経産省が規制料金値上げの認可して確定した6月以降の新料金プランで効果金額を試算しました。 電気料金高騰で、ソーラパネルと蓄電池導入を検討されている方が増えているようで、どの程度、電気代節約になるのか2月~5月分の発電、買電、売電量他を新電料金プランで確認しましたのでご参考になれば幸いです。 

ソーラパネルのみ設置の場合は、日中の発電時の買電量を抑えて、余剰電力を全て売電することになりますが、蓄電池があると日中の余剰電力を蓄電池に貯めて、夕方以降の夜間電力を自己消費することが出来ます。 我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。 

2月5日~6月5日の120日間で、暖房使用(エアコンとガスファンヒーターの併用)を含むため、4か月の消費電力量は1685Kwhと多めで発電量1343Kwhですので自給率は約79%です。売電量は蓄電池導入の効果で、262Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は604Kwhと消費電力量の36%程度ですので、64%を自己消費できた計算になります。 

契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、6月に値上げ認可された新電気料金に換算すると、全て買電した場合は、月当たり16293円、4か月間で64959円となります。 月当たり買電量5916円、4か月間で23664円となり、全て買電した場合との差額で月当たり10377円、4か月間で41508円が効果額となります。 

10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.6円と1/5に激減しています。 4か月の売電量262Kwh×8.6円=2253円と合わせて3か月間の試算とほぼ同じく月当たり約1.1万円の効果額ということになりました。 

長期間での効果試算ですので、この試算には原油価格が落ち着いている6月の燃料調整費や9月までの政府補助金を考慮していないため、直近の実際の料金はもう少し安くなります。 また、季節によりこの効果額は変動する訳ですが、仮に毎月この効果額が年間平均とした場合は、13.2万円、10年間で132万円の効果が期待できます。

ソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池の回収は約12年という試算が成り立ちそうです。 これから、夏の猛暑でエアコンを使用する場合に、蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、ご参考になれば幸いです。

ご参考:値上げ認可された東電の新電気料金表


従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算 

①月平均421Kwh買電の場合 
 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(300Kwh-120Kwh)×36.60円+(421Kwh-300Kwh)×40.69円=16293円 

②月平均151Kwh買電の場合
 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(151Kwh-120Kwh)×36.60円=5916円
                            

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2023年5月9日火曜日

家庭用蓄電池を設置3か月後の新電気料金プランでの効果金額は?

10年前に導入した2.5KwhのソーラパネルのFIT固定買取期間の終了直前となりましたが、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して約3か月経過しました。 3か月の稼働ですが特に不具合は無く、自給率80%(消費量と発電量の比率)で蓄電池の方も毎日充放電を繰り返していますが問題無く稼働しており、機器の初期不良はなさそうです。 

電気料金高騰で、ソーラパネルと蓄電池導入を検討されている方が増えているようで、どの程度、電気代節約になるのか2月~4月分の発電、買電、売電量他を6月に予定されている新電料金プランで確認しましたのでご参考になれば幸いです。 

因みに我が家は東電エリアで、東電の新料金プランは前回試算(1か月経過時)に比較して値上げ幅が減少し、平均30%程度から17%程度の値上げに見直しされています。 ソーラパネルのみ設置の場合は、日中の発電時の買電量を抑えて、余剰電力を全て売電することになりますが、蓄電池があると日中の余剰電力を蓄電池に貯めて、夕方以降の夜間電力を自己消費することが出来ます。 

我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。
2月5日~5月5日の90日間で、暖房使用(エアコンとガスファンヒーターの併用)を含むため、3か月の消費電力量は1282Kwhと多めで発電量1026Kwhですので自給率は約80%です。売電量は蓄電池導入の効果で、210Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は466Kwhと消費電力量の36%程度ですので、64%を自己消費できた計算になります。 

契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、6月に値上げ申請されている見直し前の新電気料金に換算すると、全て買電した場合は、55695円となります。 値上げ幅の見直し前の値上げ幅29.3%に対し見直し後17.6%の差異11.7%が承認されると仮定した場合、55695円*0.883=49179円、実際の買電量17947円との差額31231円が効果額となります。 

10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.6円と1/5に激減してしまいます。 3か月の売電量210Kwh×8.6円=1806円と合わせて月当たり約1.1万円の効果額ということになりました。 季節により、この効果額は変動する訳ですが、仮に毎月この効果額が年間平均とした場合は、13.2万円、10年間で132万円の効果が期待できます。

ソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池の回収は約12年という試算が成り立ちそうです。 エアコンを使用しない春・秋は消費電力量が減り、夏の猛暑でエアコンを使用する場合に、蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、ご参考になれば幸いです。 

因みに、ソーラパネルが5Kwh、蓄電池容量が10Kwh程度あれば、売電量が更に減り、晴れた日は翌日朝まで蓄電池の余剰電力でほぼ自給できそうで更に効果が期待できます。仮に全て自給できたとすると、月平均400Kwh=1.63万円、年間19.6万円、10年間で196万円の効果が期待できます。 

仮にソーラパネルと蓄電池同時設置で初期費用300万円と仮定すると約15年で回収できる試算が成り立ちますが、実際には曇りの日の買電や初期費用も増える可能性があり、設置業者のシミュレーションを参考に投資回収時期は別途試算する必要があります。

ご参考:6月に値上げ申請されている東電の新電気料金表と再算定資料


従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算 

①月平均427Kwh買電の場合 基本料金:1144円+~120Kwh×34.84円+~(300Kwh-120Kwh)×41.44円+(427Kwh-300Kwh)×45.53円=18565円 
②月平均155Kwh買電の場合 基本料金:1144円+~120Kwh×34.84円+~(155Kwh-120Kwh)×41.44円=6775円
  

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2023年3月14日火曜日

家庭用蓄電池を設置1か月後の新電気料金プランでの効果金額は?

10年前に導入した2.5KwhのソーラパネルのFIT固定買取期間の終了直前となりましたが、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して約1か月経過しました。 

電気料金高騰で、ソーラパネルと蓄電池導入を検討されている方が増えているようで、どの程度、電気代節約になるのか2月分の発電、買電、売電量他を6月に予定されている新電料金プランで確認しましたのでご参考になれば幸いです。
ソーラパネルのみ設置の場合は、日中の発電時の買電量を抑えて、余剰電力を全て売電することになりますが、蓄電池があると日中の余剰電力を蓄電池に貯めて、夕方以降の夜間電力を自己消費することが出来ます。 

我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。 2月5日~3月8日の31日間で、暖房使用(エアコンとガスファンヒーターの併用)のため、1か月の消費電力量は501Kwhと多めで発電量380Kwhですので自給率は約75%です。 

売電量は蓄電池導入の効果で、80Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は201Kwhと消費電力量の40%程度ですので、60%を自己消費できた計算になります。 

 契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、6月に値上げ申請されている新電気料金に換算すると、501Kwh全て買電した場合は、21936円となり、2月の実際の買電量201Kwh=8682円との差額13254円が効果額となります。 

10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.8円と1/5に激減してしまいます。2月の売電量80Kwh×8.8円=704円と合わせて約1.4万円の効果額ということになりました。 

 季節により、この効果額は変動する訳ですが、仮に毎月この効果額が年間平均とした場合は、16.8万円、10年間で168万円の効果が期待できます。やはりソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池の回収も約10年という試算が成り立ちそうです。 

エアコンを使用しない春・秋は消費電力量が減り、夏の猛暑でエアコンを使用する場合に、蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、ご参考になれば幸いです。 

因みに、ソーラパネルが5Kwh、蓄電池容量が10Kwh程度あれば、売電量が更に減り、晴れた日は翌日朝まで蓄電池の余剰電力でほぼ自給できそうで更に効果が期待できます。仮に全て自給できたとすると、月平均400Kwh=1.73万円、年間20.8万円、10年間で208万円の効果が期待できます。 

仮にソーラパネルと蓄電池同時設置で初期費用300万円と仮定すると約15年で回収できる試算が成り立ちますが、実際には曇りの日の買電や初期費用も増える可能性があり、設置業者のシミュレーションを参考に投資回収時期は別途試算する必要があります。
   

ご参考:6月に値上げ申請されている東電の新電気料金表

従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算 
①501Kwh買電の場合 基本料金:1144円+~120Kwh×34.84円+~(300Kwh-120Kwh)×41.44円+(501Kwh-300Kwh)×45.53円=21936円 
②201Kwh買電の場合 基本料金:1144円+~120Kwh×34.84円+~(201Kwh-120Kwh)×41.44円=8682円 
③年平均400Kwh消費の場合 基本料金:1144円+~120Kwh×34.84円+~(300Kwh-120Kwh)×41.44円+(400Kwh-300Kwh)×45.53円=1733円

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2023年2月14日火曜日

卒FITで導入した蓄電池の設置1週間後のレビュー

10年前に導入した2.5KwhのソーラパネルのFIT固定買取期間の終了直前となりましたが、6.5Kwhの家庭用蓄電池を設置して約1週間経過しました。 10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.8円と1/5に激減してしまいます。 

そこで、日中ソーラパネルで発電電力の内、自家消費で余った余剰電力を売電から蓄電池の充電にまわして、夕方から蓄電池の放電で自家消費に回わすのが目的です。 昨年からの電気料金高騰で、買電量を減らすことが出来るので、偶然ですが丁度良いタイミングとなりました。

契約しているのは規制料金の従量電灯プランですので春以降更に値上げになる予定です。 導入後1週間ですが、晴れの日は8時頃から1kwh以上の発電量で、正午前後には2kwh以上の発電量となり、高効率なパワーコンディショナーに入替えたため発電量も増えた気がします。 2月で太陽の高さが低いにも関わらず発電量も良好で、晴天なら正午ころには蓄電池が満充電となり、余剰電力が売電に切替わる状況で蓄電池の容量が足りないと感じます。
1日の発電量と消費量が15Kwh程度で、蓄電地に充電した余剰電力は、ソーラパネルの発電量が下がる夕方から放電が始まり、エアコンを使わなければ夜間の使用電力は賄える状況です。 

電気料金高騰前はオール電化用の料金プランで、割安な深夜電力で蓄電池を充電して、翌日の朝から使用する方法もありますが、深夜電力料金も高騰しているので、この方法は使用しません。 そもそも我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランには出来ないです。

日中の余剰電力と深夜電力で1日2回充放電すると蓄電池寿命も短くなりそうです。 また、寿命を短くするとされる深放電をさけるため、停電時の非常用として10%のキープ設定にしているので、実際の蓄電池容量は5Kwh程度で運用することにしました。 

この運用方法で比較的小容量の2.5Kwhのソーラパネルと6.5Kwhの蓄電池ですが、冷暖房が必要ない春、秋の晴れた日は、使用電気はほぼ自給できそうです。 夏の猛暑でエアコンを使用する場合は、蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、冬の暖房は高騰しているガスを止めて石油ファンヒーターとエアコンの併用となりそうです。 

因みに、家庭で使用するエネルギーで一番大きいとされる給湯を、効率の良いヒートポンプを使用したエコキュートにして、ソーラパネルの余剰電力でお湯を沸かして蓄えておくという方法もあります。 我が家のソーラパネル発電量では厳しそうですが、4~5Kwh以上のソーラパネルを乗せている方は、この方法も良いかも知れません。但し、設置に当たっては低周波振動の対策が必要になりそうです。

卒FITで導入した蓄電池の設置1週間後のレビュー

2023年2月8日水曜日

FIT卒業前に公称6.5KWhの家庭用蓄電池の設置工事が無事完了

先日、蓄電池の設置工事が無事終わりました。1年落ちの中古蓄電池で保証も無いので心配してましたが、工事後の停電時、全負荷の自動切り替えも問題なく大丈夫そうです。 

蓄電池対応パワーコンディショナー他の部材が半導体不足の影響で半年程の納期が掛かると言われていたのですが、約3か月で入手でき、2023年2月末のFIT固定買取期間終了前に設置できました。
中古で入手した蓄電池はソーラパネルと同じメーカのシャープ製で、公称容量6.5KWhの「JH-WB1921」というモデルで2021年製造の約1年落ちのものをリサイクルショップで20万円で購入しました。 

保証対応のことを調べずに入手したのですが、いざ業者に設置見積もりを取る段階で、中古蓄電池を接続すると他の機器を含めて保証対応外となるとのメーカ方針で、業者に交渉していただきましたがNGでした。 

メーカが部材の提供もしないとの頑なな対応で、電気自動車よりも環境条件の良い住宅用蓄電池のリサイクルに対する企業姿勢に強い疑問を持ちましたが、ソーラパネルも10年間故障無しでしたので、保証無しで対応していただける業者を紹介していただきました。 

蓄電池の他、10年~15年で交換推奨とされているパワーコンディショナーを蓄電池対応のものに交換し、蓄電池用コンバーターを追加して、停電時全負荷対応の工事で現調後、100万円を切る見積もりとなり、お願いすることにしました。 

蓄電池を含めた見積もりは取っていませんが、同様の容量のもので約180万円でしたので保証無しですが、60~70万円の導入費用削減となった計算です。 パワーコンディショナーの交換や、蓄電池との接続、分電盤の配線変更工事等、電気工事士の資格が必要で、DIYでは難易度が高く必要部材の入手も困難ですので、中古品の導入はお勧めできません。 

導入した蓄電池対応パワーコンディショナーはソーラパネルと同じメーカのシャープ製で、将来EV連携も可能な最新型の「JH-40NF2」というモデルです。 定格出力4.0KW、変換効率96.0%で、2023年~2024年にEV用コンバーターが発売される予定で、EVやPHEVとの連携も可能になるという製品です。 

実行容量5.4kwhと比較的少容量の蓄電池ですが、日中の余剰電力を売電から蓄電池に充電して、夕方から自己消費することで最大5kwh×買電単価30円=150円/日、4500円/月の蓄電池単体での電気代節約になります。 

ソーラーパネルの初期費用を固定買い取り価格10年で回収できたとすると、日中、発電中の自家消費1kwhとして、最大8kw×買電単価30円=240円/日、7200円/月、蓄電池分を合わせて11700円/月、140400円/年の電気代節約となりかなり大きいです。 

この試算なら約10年で回収となりますが、以前に検証した2.5Kwの比較的少量ソーラーパネルの回収に後5年程必要なので蓄電池を含めた回収期間は約25~30年といった所です。 

蓄電池単体では、最大約5.4万円/年の経済効果で20年でも元は取れませんが、今後の電力料金次第ではもう少し良くなるかもです。やはり停電時の利便性や安心といった保険的付加価値を魅力に感じない方はソーラパネルのみ導入の選択となると思います。

FIT卒業前に公称6.5KWhの家庭用蓄電池の設置工事が無事完了

2022年12月27日火曜日

築30年目の外壁・屋根塗装が完成しました

年末になりましたが、築30年目の我が家の外壁・屋根塗装が完成しました。2週間の予定が塗料が乾燥し難い冬場ということもあり3週間掛りました。 8月頃からハウスメーカの診断に始まり、建材系リフォーム会社と一般リフォーム会社から相見積もりを取り、10月中旬に一般リフォーム会社と契約してから約2か月で完成です。 
丁寧に施工して頂き、仕上がりも満足いくもので年内に完了して良かったです。これで20年程度は家の防水性能を維持でき、雨漏りなどのリスクを低減することができます。 雨戸や契約外のウッドデッキも塗装して頂き、副次効果で、家の外観もキレイになり、ご近所からもキレイになった、良い業者だったねとお声掛け頂きました。 

契約外にした基礎コンクリートの防水塗装をガレージ横の高い部分に足場撤去前にDIYで施工しました。鉄筋コンクリートの内部に雨水が浸透して中性化や鉄筋の錆による破損を予防します。 使用した塗料は以前にも使用した「ガッツモルタル」というコンクリート用防水塗料で、塗装後2年以上経過している部分も剥がれや、著しい劣化は無く水性で施工も簡単でおすすめです。 

また、DIYで塗装済のガレージシャッターや外階段の鉄部は、剥がれる可能性があるとのことで塗っていただけず、再度DIYで塗装しました。この部分は錆び止めのため定期的に塗っているので問題無しです。 シャッターのスラット部分は本来、塗装しない方が良いようですが、スチール製で巻き上げ下げで地肌が出ている部分があり自己責任で錆止め剤入りの塗料で合わせて塗っておきました。 

あとは、ハウスメーカから防蟻の効果が切れており、再施工を勧められたのですが、シックハウス症候群対策で薬効が弱くなっているようで、5年~10年で再施工が必要とのことでした。 床下点検もしていただき、木部も乾燥しており問題は無かったことと、地下車庫や深めの基礎のため、白アリの侵入経路が少ないとのことで見送りました。 

ネットで防蟻剤を調べたところ、ホウ酸は比較的安価な上、無機物で雨水で流れなかれば半永久的に持つようですので、春先にDIYでチャレンジしてみようと考えています。 ホウ酸は水に溶けにくく、5%程度で飽和してしまうようなので、水溶液を噴霧器で散布してからホウ酸の粉を吹きかけて濃度不足を補いえないか試してみようと考えています。 

残り、既設のソーラパネルに蓄電池を設置する工事が残っていますが、蓄電池対応パワーコンディショナーが半導体不足のためか入手困難とのことで、来春頃の工事となる予定です。 ソーラパネル設置時には高価で10年待てば価格も下がることを期待していたのですが、7~10KWのもので150~200万円とまだまだ高価で、蓄電池は1年落ちの中古品を入手したので、上手く稼働するか心配ですが工事が始まったら記事にする予定です。
 

築30年目の外壁・屋根塗装が完成しました


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2022年12月20日火曜日

外壁・屋根塗装は本当に必要なのか?

築30年目の外壁・屋根塗装の施工中です。15年以上前に塗装していますが、北側のカビ・藻の付着やクラック、南面のチョーキングが発生しており防水性能が低下していました。 外壁・屋根塗装というと、訪問販売や施工トラブルなどの情報から本当に必要なのか疑問を感じている方や、実際に新築からまったく施工されない方も多いように思います。 

比較的高額な費用が掛かることもありますが、外見上の大きな劣化や雨漏りがない状態で本当に外壁・屋根塗装が必要なのか自分なりの考えをまとめてみました。
分かり易いのが、自動車で紫外線や雨風にさらされる鉄製のボデーは塗装が剥げると確実に錆びて、放置すると錆びた部分がボロボロになり酷い場合は穴が空いた状態になります。 

住宅の場合は、建て方によって素材は異なりますが木造が多く、基礎のコンクリートを含めて木材も水を吸って劣化する素材で、特に木材は長期間湿った状態にすると朽ちてしまいます。 構造壁や、柱他の構造部材が朽ちてしまうと建物の強度が設計値から大幅に下がり、地震による倒壊のリスクが高まることは想像に難くなく予想することが出来ます。 

我が家の場合、2×4工法で柱と構造壁の組合せで比較的強い耐震性が有りますが、雨漏りによる構造木材劣化のリスクはやはり怖いと感じます。 特に、屋根はスレート屋根になっており、野路板の上に防水シートを貼って、厚さ5mm程のスレート瓦の屋根材で保護している状態で耐久年数は20年と言われています。 

10年前にソーラパネルを乗せる時に、ハウスメーカから屋根の吹き替えを強く推奨され、南面の屋根は吹き替え済で安心ですが北面の屋根は30年経過しています。 30年点検時のハウスメーカ診断は、やはり吹き替え推奨とのことでしたが、北面で熱による膨張・収縮が少なく屋根材自体の劣化も少ないことから今回は再塗装で大丈夫だろうとの事でした。 

防水シートとスレート瓦の寿命が20年ということが吹き替えの根拠になっているようですが、スレート瓦にも年代により種類が多数あり建築時はアスベスト規制がない年代のもので比較的強度が強いもののようです。 アスベスト入りスレート瓦の耐用年数は35~40年という情報もあり現時点で事実雨漏りはないので、塗替えによる塗膜の防止性能維持で後15年程度は行けると判断して、今回は塗替えをすることにしました。 

因みに西暦2000年前後にアスベスト規制が入り、この年代のスレート瓦は脆いようで、ガルバリウム鋼板のカバー工法を勧められることが多いようです。 また、スレート瓦を塗装する場合は、スレート瓦同士が塗料で密着すると、スレート瓦の裏側に雨水が残留して非塗装面の劣化やスレート瓦を固定している釘から雨漏りするケースがあるようで注意が必要です。 

施工中の業者に確認したところ、タスペーサというスレート瓦の密着防止部材を使用して縁切りしていただけるとのことで安心です。 また、塗料はラジカル制御型のシリコン塗料でお願いしたのですが、グレードの高いガラスと同じ珪石や紫外線吸収剤入りの無機ハイブリッド塗料を使用していただいており、期待耐用年数20年以上です。
 

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