その後、タスクマネージャーでエクスプローラーを停止して、再起動したところ起動時にブラック画面が出てしまい起動できない状態になってしまいました。
何度か強制シャットダウンして起動を試みましたが起動できず、内臓ハードディスクを取り外してみた所、無事起動したので、内臓ハードディスクを再度接続すると、やはり起動しませんでした。
非対応CPUですので、「bitlocker」の設定はしていませんが、ハードディスクを脱着したことで何等かのセキュリティ処理の不具合か、SATAボードのドライバーがWindows11に対応していない可能性が考えられます。
とりあえず、内臓ハードディスクを手持ちの外付けUSBに移設して、USBで接続した所、ディスクチェックアプリが起動して修復後、正常に読み書きできるようになりました。
このような不具合は経験したことが無く、Windows11の安定稼働に不安を持たざるを得ません。「bitlocker」の不具合情報もあるようで、OSのセキュリティ強化の副作用かも知れません。
ユーザとしては、OSのアップデートは下位互換を保証して欲しいところですが、非対応PCをWindows11化しているので、不具合リスクは許容するしかないのかも知れません。
自衛手段として、回復ディスクを作成して、バックアップの設定を行いました。因みにこれらの処理はユーザが手動で設定する必要があります。
まずは、回復ディスクの作成ですが、32GB以上のUSBメモリを用意する必要があります。「Windowsツール」の「回復ドライブ」を起動して、その指示通りにすれば作成できます。
バックアップの設定は「コントロールパネル」の「システムとセキュリティ」内の「バックアップと復元」で「バックアップの設定」を開いて設定します。
回復ドライブでは、初期状態に戻ってしまうので、このバックアップから復元することを想定していますが、どこまで復元できるのか検証はしていません。
また、Windows11が起動出来ている状態であれば、復元を有効にしておくことで、復元できる可能性があります。この復元も試していませんが、保険として設定を確認しておいた方が良さそうです。
復元の有効化は、「設定」の「システム」内の「バージョン情報」から「システムの保護」を選択して「保護設定」の「構成」を開き「システムの保護を有効にする」を選択することで有効になります。
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