搭載しているCPUはサーバー向け3.46Ghz、6コアの「Xeon W3690」で、RAMも12GB搭載しており、Windows10でも問題なく動作し、ハイビジョン画質の動画編集では問題なく使用出来ています。
「HP Z400 Workstation」は15年以上前の2009年の発売開始モデルですが、主な用途の動画編集では問題なく使用出来ており、SSD換装や水冷クーラーの冷却水交換などの延命措置をしてきました。
さすがに、WindowsOSのセキュリティアップデートがなくなると、昨今のサイバーセキュリティリスクを考えるとローカルでの使用となり、リプレースせざるを得ない状況でした。
因みにWindows11の主なシステム要件は①プロセッサ:1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) ②メモリ:4 ギガバイト (GB) ③ストレージ:64 GB 以上の記憶装置 ですが、CPUはIntel製の第8世代Core iプロセッサー以降と、AMD製のZEN+世代(Ryzen2000シリーズ)以降の縛りがあり、この要件に引っかかっています。
これらの要件を満たしているかは、Microsoft社が提供している「PC 正常性チェック アプリ」で確認することが出来ます。
そのような中、YouTubeでWindows11非対応PCのアップデート方法の動画をいくつか見かけ、ダメ元でWindows11へのアップデートを試してみました。
アップデートに失敗した場合は、大分前にシステムドライブをSSD化した時のバックアップHDDを使用してWindows10に戻すこともできます。
Windows11非対応PCのアップデート方法は「Rufus」というフリーソフトで、Windows11アップデート用のUSBメモリを作成するというものです。
「Rufus4.6」をダウンロード、インストールして「Windows11_24H2_Japanese_x64.iso」をUSBメモリに作成して、ブートドライブとして使用することができます。
USBメモリを作成する方法にしたのは、今回の「HP Z400 Workstation」の他にも所有している複数のPCに使用できることを想定したためです。
ブート時にUSBメモリから起動してクリーンインストールもできるようですが、Windows10で起動後、USBメモリ内の「Setup.exe」ファイルをダブルクリックして上書きインストールしました。
インストールには約1時間掛かりましたが、起動してシステムを確認すると「Windows11 24H2」にアップデートできていました。
アップデート後、設定の「Windows Update」で、セキュリティアップデートをインストールして最新状態にするのに2時間程度掛かりましたが、無事にWindows11化することが出来ました。めでたしめでたし。
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