①エアコンオイル注入
まずは、エアコンオイル注入ですが、使用したのは定番のワコーズ「パワーエアコン プラス」です。注入用のホースは手持ちのものを使用しました。施工手順は以下の通りです。
・エアコンオイル缶のガスが漏れないように蝶ネジを緩めた状態のガスホースにネジ込んみます。
・車体の低圧側バルブのキャップを外してガスホースに接続します。
・オイル缶を少し緩めてガスホース内のエア抜きを行います。プシュと音がしたらすぐにオイル缶を締め込みます。
・ガスホースの蝶ネジを締め込んでオイル缶に穴を開けてから、蝶ネジを緩めてオイル缶のガスが出る状態にします。
・エアコンをMAX状態で運転して、オイル缶のガスを車体側に注入します・手で握って振ると注入が早くなるようです。
・缶の冷気が手に伝わらなくなるので、注入完了したことが分かります。後は低圧側バルブからガスホースを取外してキャップを閉めて終了です。
②エバポレータクリーニング
次に、エバポレータクリーニングです。車用のクリーナも販売されていますが、価格が3千円以上と高いので家庭用エアコンクリーナの無臭タイプを使用しました。車への使用はしないよう注意書きがありますので、自己責任ですが前車でも何度か使用して問題なかったです。施工手順は以下の通りです。
・助手席足元カバーの2か所の蝶ネジ状のものを回して取り外します。
・エアコンクリーナの蓋を留めている2本のT20トルクスネジを外して蓋を外します。
・エアコンフィルターを抜き取ります。
・エアコンMAX状態でエアコンクリーナーを外したエアコンフィルターの奥からブロワーファンの方向に角度を変えながら注入していきます。
・注入後しばらくドアを開けてエアコンMAX状態で運転して結露水でクリーナを洗い流しながら換気します。
③エアコンフィルター交換
エバポレータクリーニングで外したエアコンフィルターを新品に交換して蓋と足元カバーを元に戻して交換終了です。この車両のエアコンフィルターは1か所の角が斜めになっていて、交換時の装着方向を間違えることが無いようになっています。
交換後、「HU SERVICE MANAGER」でエアコンフィルターの交換履歴をiDriveに記録しておきました。
全てのメンテナンス施工後、エアコンMAX状態で吹き出し口の温度を測った所、2度以下まで下がっており寒い位になりました。エアコンクリーナの匂いなどが噴出してくることもなく、快適にエアコンを使用することが出来そうです。
車のエアコンメンテナンスで吹き出し口温度が2℃以下も爆冷えに
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