30年点検の結果で、シロアリ薬剤の期限切れで床下点検もして頂き、シロアリ被害はなく、土台の木材も良く乾燥しているものの、シロアリ予防の薬剤散布を薦められました。
シロアリ予防の薬剤は、シックハウス対策の一環で有機系薬剤の気化によるアレルギー反応を抑えるために、薬剤効果の弱いものに変更されており、5年~10年保証のものに変更されているようです。
リフォーム工事をお願いした業者の社長によると、自宅は地下車庫の上に立っており、1階の水回りは、この地下車庫の上にあるため、地中からのシロアリ侵入リスクは低いとの意見も頂ました。5年毎に点検、薬剤処理となると費用面の負担もあり、シロアリ薬剤はやはり健康面でも避けたかったので、後日DIYでホウ酸による予防をすることにしました。
ホウ酸は人体への影響は微小で、無機物のため一度、床下に散布すると半永久的に予防効果を期待できるようです。弱点は水に流されるので雨の当たる屋外には向いていないということです。今年の春、試しに給湯器で60度のお湯を散水器に入れて20%のホウ酸水溶液を庭のウッドデッキの裏側に散布してみたのですが、散水器のノズルが詰まってしまい、何度もノズルを掃除する必要がありました。
床下の狭い空間で、ノズルの掃除を繰り返すのは厳く、どうしたものかと思案している内に気候が暑くなり、とても床下で作業をする気になれず放置していました。
そのような中、シロアリ対策について、調べているうちにベイト対策という毒餌を屋外に設置して巣ごと駆除する方法があることを知り、手軽に入手できる「シロアリハンター」というものを試してみることにしましした。
入手したのは、6個入りの「シロアリハンター」で詳しいガイドブックもついてAmazonで1.5千円程度です。5月に抜いた雑草が生い茂っていたので、雑草抜きの道具とシャベルを合わせて入手しました。
まずは、雑草抜きですが軍手を付けてあらかた手で引き抜いて、根っこの部分を入手した草抜きで取り除きました。
あとは、シャベルで「シロアリハンター」の設置場所を3cm程度掘って埋めていくだけです、設置場所はガイドブックを参考に庭のウッドデッキの土台周りや日陰になりやすいフェンス近くと、侵入リスクが高そうな下水管の近くに設置してみました。
侵入リスクの高そうな下水管周りは、草抜きするとシロアリの天敵とされる黒アリが沢山いたので大丈夫そうです。防草シートに上に防犯砂利を敷いているので下水管から少し離れた場所に1個設置しました。
あとは、2,3か月後に「シロアリハンター」を裏返してシロアリがいるようであれば、その周囲に追加で設置してシロアリの巣毎駆除するようです。
10年以上、庭のウッドデッキにシロアリ被害は無く、黒アリもいることから、庭の地中にシロアリは居ないと信じたいのですが、床下の薬剤効果が切れているようですので、念の為の予防対策です。
木造住宅の大敵、シロアリ被害の予防をDIYで対策してみた
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