ソーラパネルのみ設置の場合は、日中の発電時の買電量を抑えて、余剰電力を全て売電することになりますが、蓄電池があると日中の余剰電力を蓄電池に貯めて、夕方以降の夜間電力を自己消費することが出来るのですが、夏季は蓄電池のメリットが生かし切れていない状況です。
ちなみに、我が家は4人家族で、電気・ガス併用しているので、オール電化向け料金プランではなく、深夜の電気料金も日中と変わらないため深夜の蓄電池充電は行っていません。築30年の木造2×4工法の2階建てで、断熱・気密性能は最新の住宅よりかなり低く、エアコンは各部屋に設置している状況です。
2月5日~8月15日の半年間で、暖房・冷房使用(エアコンとガスファンヒーターの併用)を含むため、6か月の消費電力量は3115Kwhと多めで発電量2143Kwhですので自給率は約68%です。売電量は蓄電池導入の効果で、312Kwhに抑えられていますが、消費電力が多めのため、買電量は1284Kwhと消費電力量の41%程度ですので、59%を自己消費できた計算になります。
契約している電力料金プランは東電の従量電灯B(40A)プランで、6月に値上げされている新電気料金に換算すると、全て買電した場合は、121680円となります。実際の買電量49326円との差額72354円が効果額となります。
10年間の固定買取価格は1Kwh当たり42円と、非常に良い条件でしたが2023年3月からの買取価格は8.6円と1/5に激減してしまいます。 6か月の売電量312Kwh×8.6円=3683円と合わせて月当たり約1.27万円の効果額ということになりました。
季節により、この効果額は変動する訳ですが、仮に毎月この効果額が年間平均とした場合は、15.2万円、10年間で152万円の効果が期待できます。
ソーラパネルの投資回収が終了していてば、蓄電池の回収は約11年という試算が成り立ちそうです。
エアコンを使用しない春・秋は消費電力量が減り、年間を通じて蓄電池の充電量がどうなるかなど、これから検証になりますが、ご参考になれば幸いです。
従量電灯B(40A)の新料金での電気料金試算
①月平均519Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(300Kwh-120Kwh)×36.60円+(427Kwh-300Kwh)×40.69円=20280円
②月平均214Kwh買電の場合 基本料金:1181円+~120Kwh×30.00円+~(214Kwh-120Kwh)×36.60円=8221円
家庭用蓄電池を設置1か月後の新電気料金プランでの効果金額は?
FIT卒業前に公称6.5KWhの家庭用蓄電池の設置工事が無事完了
ソーラーパネル架台のアルミ製支持板をDIYで製作
ソーラーパネル架台のアルミ製支持板をDIYで製作
大活躍!オフグリッドソーラー蓄電の充電自動化
オフグリッドソーラー蓄電のインバーター電源スイッチ増設他
オフグリッドソーラ蓄電システムの見直し
168Ahのリチウムイオン蓄電池を試作してみた
太陽光発電
震災時のライフライン確保
DIYバッテリーBOX(完成編)
DIYバッテリーBOX(並列接続編)
DIY非常用電源の完成
スポンサーリンク
猛暑の中、家庭用蓄電池導入6か月後レビュー
関連記事
家庭用蓄電池を設置3か月後の新電気料金プランでの効果金額は?家庭用蓄電池を設置1か月後の新電気料金プランでの効果金額は?
FIT卒業前に公称6.5KWhの家庭用蓄電池の設置工事が無事完了
ソーラーパネル架台のアルミ製支持板をDIYで製作
ソーラーパネル架台のアルミ製支持板をDIYで製作
大活躍!オフグリッドソーラー蓄電の充電自動化
オフグリッドソーラー蓄電のインバーター電源スイッチ増設他
オフグリッドソーラ蓄電システムの見直し
168Ahのリチウムイオン蓄電池を試作してみた
太陽光発電
震災時のライフライン確保
DIYバッテリーBOX(完成編)
DIYバッテリーBOX(並列接続編)
DIY非常用電源の完成
スポンサーリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿