修理できないか、ドアミラーを分解して折れた円柱状の部品の破片を回収して、金属用の接着剤でなんとか元の形状に復元できたのですが、取付時に再度、破損してしまいました。
円柱状の部品は肉厚が1mm程度にも関わらず材質がアルミ鋳造製のようで、かなり強力なバネで固定する構造になっており強度的に問題がありそうです。
中古のドアミラーを入手しても、同じ状態になる可能性が高く、e-Bayで見つけた補修用部品を運転席側ドアミラー用と合わせて2個注文しました。
2個で送料込みで約3万円と少々高価でしたが、材質がステンレススチールでCNCマシン切削のもので、強度的に問題なさそうです。
英国から2週間以上掛かりましたが補修部品が到着したので、純正部品を再度、接着剤で復元したものと比較してみました。
しっかりした作りで強度も問題なさそうですが、バネを受ける上側がテーパー上に太くなっていて、バネは入るのですがギリギリで隙間が殆どありません。
接着剤で復元した部品を組付けた時にバネを圧縮するため、プライヤーで部品上部とバネを挟んだ時に破断しており、針金でバネを圧縮した状態で固定する作戦を考えていました。
補修用部品に針金で4か所固定したバネを入れてみた所、テーパー状になっている部分に当たってしまい、上部まで入れることが出来ず他の方法を模索しました。
このスプリングがかなり強力で、素手で押し込んでも爪を固定できる位置まで動かすことが出来ず、強度がありそうなので、再度プライヤーでスプリングを挟むように固定してみました。
プライヤーで圧縮した部分の反対側が広がってしまい、上手く固定位置まで押し込むことが出来ず、反対側1か所を針金で固定することで何とか奥まで入れて時計回りに少し回して固定することが出来ました。
かなり苦労しましたが、e-Bayで見つけた補修用部品で修理できたので、車体に戻して動作確認しました。ミラー角度調整、折りたたみを含めて全ての動作OKです。
最後にカバーを嵌めて終了予定でしたが、カバーの爪を折ってしまい、折れた爪を接着剤で固定して元に戻すことが出来ました。めでたしめでたし。
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