ただし、アンプのパワー不足が否めずDSPアンプでドアスピーカの音量をかなり下げないとウーハーとのバランスが取れない状態でした。
そこで、シート下ウーハー駆動用アンプを最大180W×2のデジタルアンプに変更することにしました。既設のアンプは家のテレビのスピーカ駆動用に変更予定です。
導入したデジタルアンプは、アルパインの「KTP-445UJ」というもので、1世代前の生産終了品ですが中古で約7千円で入手することが出来ました。
後継機種は「KTP-600」という製品でスペック的には殆ど変わらず、少し小型化されたもので約16千円で販売されています。
ついでに、シート下ウーハー自体もBMWオプションオーディオ用の20cm口径のものを約5千円で入手できたので、合わせて交換することにしました。
標準オーディオのシート下ウーハーは16cm口径のものが下向きに設置されていますが、入手したウーハーはダンパー付きの20cm口径で上向き設置のものです。
入手したウーハーを確認したところ、スピーカフレームは樹脂製ですが、上側のカバーが金属製で取付剛性も良さそうです。恐らくTopHiFiオプションのものだと思います。
既設のシート下ウーハーは車体に取付けるためのバッフルに接着されており取外しが大変そうなので、社外品のバッフルを2個で約5千円で入手しました。
デッドニングの材料入手が遅れたので、先にアンプの交換を行いました。既設のアンプ用電源部の昇圧器を取外してDSPアンプと同様にキャパシター経由で接続しなおしました。
この状態でも低音のパワー感が激変し、DSPアンプのドアスピーカの音量を元に戻しても十分な低音で音圧も上がったことで全体的な音が激変しました。
ホワイトノイズで確認したところ、30Hz付近の落ち込みも解消され、スピーカ交換は必要ないと思える程でした。むしろ口径が小さい方が低音のキレの面では有利かも知れません。
BMW標準オーディオはヘッドユニット内蔵アンプでシート下ウーハーとフロントドアスピーカをパラレル接続で駆動しているのでアンプのパワー不足は明らかです。
デッドニング材が到着したので、シート下ウーハー用のバッフルに制震材を貼り、スピーカ固定部分と底面に緩衝材を貼って4本のネジでしっかりと固定しました。
シート下ウーハーと取外して底面を確認した所、背面の音をサイドシルの方に逃がすトンネル状の穴が開いていました。その周辺に制震材を張り付けてみました。
シート下ウーハーを交換するのに当たり、スピーカコードも太目の14ゲージのものに変更しておきました。既設のものと明らかに太さが違います。
取付けてみた感想としては、アンプ交換程の劇的な変化は感じられないものの、更に低音の音圧が上がった感じで、音量を上げるとバスドラムの打撃音が体に響くようになり大満足です。
0 件のコメント:
コメントを投稿