2022年7月6日水曜日

BMW X3(F25)フロントスピーカ交換(AUDISON)と簡易デッドニング

愛車のBMW X3(F25)に総額2万円以下で後付けツイータとDSPアンプを設置して、かなり満足の行く音質になっていました。 そんな中、楽天市場でAUDISONのBMW用セパレート型フロントスピーカが半額セールとなっているのを見つけてしまいました。 

半額セールになっていたのは「AUDISON オーディソン Prima APBMW K4M」という製品で、BMW X3(F25)には不適合のものです。 因みにBMW X3(F25)に適合するのは「AUDISON オーディソン Prima APBMW K4E」という製品で、取付け寸法に違いがあるようです。 

ネット上のレビューでも自然で柔らかい音色がするとの評判で、BMW用スピーカーの中では比較的リーズナブルな価格設定のものです。 リーズナブルといっても、定価で4万円位ですが、半額セールで約1.7万円で入手できるチャンスで楽天ポイントも貯まっていたので、試してみたくなり衝動買いをしてしまいました。
このセパレート型スピーカは、10cmミドルレンジスピーカと25mmツイータのセパレート型で好みのソフトドームツイータが付いています。 ツイータは、ドアパネルに純正のツイータ設置位置に取付ける前提のものでツイータカバーを別途ディーラーから約12千円で入手しました。 

交換した結果は、出来合いの厚さ9mmのMDF製インナーバッフルを使用することで、無事装着することが出来、音質も想定した柔らかい自然な高音で満足できるものでした。 ただし、もともと後付けのツイータを付けていたので、劇的な変化ではなく、特に中域の音圧が上がり切れが良くなったといのが正直な感想です。 

簡易デッドニングとスピーカ配線の変更をDIYで行いましたが暑さもあり結構大変でした。ショップ取付けの場合は部品代と合わせると10万円以上のコースになりそうです。 今回のスピーカ交換に要したコストはスピーカ、ツイータカバー、インナーバッフル、デッドニングキット、スピーカーコード他で約3.5万円強でしたので、スピーカの通常価格以下に抑えることが出来ました。
    

製品説明(出展:楽天市場)

・オーディソンの10.0cmセパレート2wayスピーカー、APBMW K4Mです。 
・100mm(4″)のミッドレンジには、自然なサウンドを実現する撥水加工を施したプレスペーパーコーンを採用。150~200Hzの範囲でハイパスカットオフが可能な低共振周波数を採用し、優れた中低域再生を実現しています。 
・25mmコイルとテトロン・ドーム・トゥイーターは、中高域ともに優れた伸びやかさを特徴とし、軸外出力に最適化されており、車内でのリアリティの知覚を増幅させる立体的なサウンドステージを実現しています。 

おもな仕様 
●スピーカータイプ:KIT 2Way TW+MID+ACC for BMW SmallBasket 
●再生周波数帯域:90Hz~23kHz 
●定格入力:50W 
●入力インピーダンス:4Ω 
●出力音圧レベル:88dB/SPL 
●取付穴口径:100m 
●取付奥行:39mm ※純正スピーカーケーブル変換付属
   

BMW X3(F25)フロントスピーカ交換(AUDISON)と簡易デッドニング


 

製品到着後、仮取付けしてみましたが、不適合製品ですので純正の取付け穴の位置が異なる上に奥行が少なくスピーカが浮いてしまう状態です。 出来合いの厚さ9mmのMDF製インナーバッフルをAmazonで約3千円で入手して無事装着することができました。 

・フロントドア内張取外し
 ツイータカバーとドア開閉時に手を掛ける穴のドア側のカバーを外して、下側の2か所と合わせて5か所のトルクスネジ(T20)を外します。
 後は、ピンで止まっているので、内張の下側から内張剥がしで手前に浮かせるようにして外して、配線類のコネクターを外します。
※助手席側ドアの内張は形状が異なり、ドア開閉用の取っ手を外した中に2本のトルクスネジがあります。 

・純正スピーカ取外し
 純正スピーカの配線コネクターを外して、ネジ3か所(T20)を外すと取り外せます。 

・簡易デッドニング
 純正スピーカを外した穴の中をブレーキクリーナで掃除・脱脂して、エーモンの簡易デッドニングキットに付属の吸音材をスピーカ背面の音が出る部分に貼付けます。
 スピーカを取り付ける鉄板の周辺に制震材を張り付けて付属の圧着工具で良く押し付けて密着させます。ドア内張の音が当たりそうなポケット部分にも張り付けておきました。 

・スピーカコードの交換
 既設の外付けツイータの配線にギボシ端子で接続・延長して、ドアの中にスピーカコードを引き直しました。純正のドア配線が通っているラバーの中を通すのに少し苦労しました。
 車内側アクセルペダル横のパネルを外して、コントロールパネルの上側を留めているネジを外してコントロールパネルを浮かせるようにしてスピーカコードを車内に引き回しました。
 純正スピーカ用コネクターを外して、手持ちのコネクターピンを利用して新設したスピーカコードにコネクターを移植しました。 

・スピーカ取付け
 MDF製インナーバッフルを純正スピーカ取付け穴3か所に純正スピーカ固定用ネジで固定します。ワッシャーをかましたほうが良さそうです。
 交換するスピーカの取付穴3か所に合わせて下穴を開けて、手持ちのタップネジで固定します。締めすぎると噛み合わなくなるので注意が必要です。
 エーモンの簡易デッドニングキットに付属のスポンジ緩衝材をスピーカの周囲に貼って、ドア内張を元に戻して取付終了です。 
※MDF製インナーバッフルは湿気を吸うと脆くなるようですので、後日、手持ちの塗料で防水処理をしておきました。
 また、スピーカ取付けネジでしっかり固定できるようにMDFに使用できるインサートナットを埋め込んで固定し直しました。
 

BMW X3(F25)フロントスピーカ交換(AUDISON)と簡易デッドニング


関連記事

総額2万円以下でカーオーディオの音質が激変!
スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿

BMW X3(G01)ユーザ車検一発合格!費用約4万円

愛車のBMW X3(G01)が車検時期になり、24か月点検の結果も問題無しでしたので、ユーザ車検にトライしました。 点検の記事でも記載しましたが、 車検自体は陸運事務所の検査ラインでチェックを受けるだけですので、問題なく合格 しました。 今の車では定期点検整備と消耗品交換をしっか...