フロント同様にオーディソンのBMW用セパレートスピーカにすると、純正ツイータカバーを含めて約5万円の出費となり躊躇していました。
ネットでセール品がないか探していた所、オーディソンの10cmコアキシャルタイプのものが約1.2万円で販売されているのを見つけ購入しました。
入手したのは「AUDISON Prima APX4」というもので、オーディソンのエントリークラスのものですが、フロントスピーカと材質もほぼ同じようで音色の違和感もなさそうです。 ツイータがミドルレンジのコーンと同じ高さになっており、ミドルレンジスピーカの音の抜けも良さそうです。また、アコースティックレンズなるもので高音の広がりがありそうです。
取付け方法はフロントドアとほぼ同じで、ツイータカバーを外した1か所とドアハンドルカバーを外した2か所にドア下側1か所のT20ネジを外してドア内張を手前に引いてコネクタ類を外します。
リアドアはスピーカ取付け用のプラスチック部品があり、T20ネジ2か所を外して制震材を貼っておきました。ドア内部に脱脂して簡易デッドニングキットの吸音材も張り付けておきました。
フロント同様にスピーカコードもエーモンのものに交換して、純正の蛇腹とセンターピラーの中を通して運転席シート下のDSPアンプのスピーカ出力端子にギボシ端子で接続しました。
スピーカコードは3m以内なら心線1sqとのケーブルメーカが推奨している目安があり、この配線ルートなら左リアドアでも2m以内ですので十分と思われます。
スピーカ本体の取付けはフロントドアでも使用した出来合いのMDF製のインナーバッフルを防水処理して使用しました。純正のスピーカ取付け部品と干渉する部分をグラインダーで削る加工が必要でした。
MDFは木ネジでの固定が弱く、埋込式のインサートナットを使用して4Mネジ4か所でしっかり固定しました。スピーカ接続用の端子は付属しておらず、手持ちの平型のカシメ端子でしっかりと接続しました。
スピーカの外周に簡易デッドニングキットの防音テープを貼って、ドア内張を元に戻して取付終了です。
DSPアンプのイコライザーを使用してスマホのRTAアプリの周波数がホワイトノイズでほぼフラットになるように調整しました。音場は運転席に合わせたままで、前席の周波数も再調整しておきました。
スピーカ交換後の感想としては、後席のスピーカ取付位置が視聴位置より低いにもかかわらず、高音が良く聞こえるようになり中域の音圧も上がって良い感じです。
フロントシート下ウーハーの低音とのクロスオーバネットワークも120Hzで調整しましたので、低音とのつながりも問題なくかなり満足のいく音になりました。
製品説明(出展:楽天市場)
おもな仕様
10cm2wayコンポーネントスピーカー(1ペア)
●再生周波数帯域:80Hz~23kHz
●定格入力:40W
●入力インピーダンス:4Ω
●出力音圧レベル:91dB/SPL
●取付口径サイズ:93mm
●取付奥行サイズ:41mm
・オーディソンの10cmコアキシャル2wayスピーカー、Prima APX4です。
・パワーアンプでそのクオリティを知られるelettromedia社のブランドであるAudison。Primaシリーズは高品質を維持したままお求めやすい価格と「Live Sound」にフォーカスして設計された同社のエントリーグレードモデルです。
・Prima APX4は10cmウーファーの同軸上にトゥイーターを配したコアキシャル2way。
・音が同一のポイントから放射されるコンセントリック構造を採用。これにより高域と低域の位相管理が徹底され、聴感上もナチュラルな音質を獲得しています。またトゥイーターにはアコースティックレンズが採用され、ドアにインストールされた場合でも極めて優れた音場、定位感を実現させました。
・91dBの高能率を持ち、AVメインユニット等の内蔵アンプでも充分に鳴らし切れるフレキシビリティも魅力。またパワーハンドリングも定格で40Wと高く、さらなる高音質を追求することもできます。また41mmと小さく抑えられた奥行により取付のしやすさも兼ね備えています。
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