入手した2021年版の地図データは28GBの大容量で、CICがDVD3枚(約11GB)でしたので、3倍近いデータ量ということになります。
手持ちのUSBメモリーが32GBしかなく、128GBのmicroSDカードをUSBに変換するものを使用した所、地図更新に11時間程掛かってしまいました。
通常、更新時間は1時間以内のようですので、10倍以上の時間が掛かってしまったので、次回更新に備えて128GBのUSBメモリを購入しておきました。
CICでもDVD3枚で更新時間は3時間程度でしたので、それより短くなることを期待しましたが、バッテリー上がり防止のため充電器で給電して無事更新できました。
また、苦労したのは換装したNBTユニットのFSCコードを調べることで、「FSC Generator」では、車両(CAS)とNBTのVIN不一致でFSCコード(1b)が入手できませんでした。
ネットで調べて「BMWAiCoder」というコーデイングツールを入手しました。
比較的簡単にFSCコードが確認することができ、同時に地図更新用のFSCも生成できました。
この「BMWAiCoder」は「E-sys」より簡単にコーデイングも出来るようで、コーディングパラメータも英語で機能が表示され使い易いです。 ただし、コーデイング可能なパラメータは限定されるようで、細かなコーデイングは「E-sys」で行う必要がありそうです。
<注意事項>
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。
①FSCコード作成
・車両とPCをENETケーブルで接続して「BMWAiCoder」を起動します。
・左上の「1.Detectar」→「2.Conect」を押下して車両に接続します。
・「3.Get ECU List」を押下すると、右側にモジュールリスト表示されます。
・画面右下の「FSC」をクリックすると「FSC Tools」画面がポップアップ表示されます。
・「FSC Tools」画面の右に表示されている「00DE」を選択して「Load FSC」を押下します。
・「FSC Tools」画面の右上に現状のFSCコード(1b)が表示されるので、「SAVE」を押下してファイルを作成しておきます。
・「FSC Tools」画面の中央右の「Get form map」で更新する地図データの「」を選択します。
・「Get form map」で「contry」と「vercode」が表示されるので確認して「Generate」を押下します。
・「Generate」の下に地図更新する際に入力する更新コードが表示されるのでメモしておきます。
②地図データ更新
・入手した地図データを解凍して、USBメモリ(64GB以上。32GBでは入りません)にコピーします。
・車両のデータ通信用USBポート(通常、センターコンソールボックス内)にUSBメモリを刺して暫らく待ちます。
・地図データ更新画面が表示されたら「更新開始」を選択すると、更新コード画面に切替わります。
・「BMWAiCoder」で作成した更新コードを入力すると、地図更新が開始されます。
・ナビ情報を確認して地図バーションが「Road Maps JAPAN NEXT 2021」となっていれば更新成功です。
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