2020年12月7日月曜日

BMW X3(F25)12ヵ月点検★ブレーキディスク交換?

師走に入り最低気温が7度を下回ることが多くなり、愛車のBMW X3(F25)を冬タイヤに交換しました。 タイヤ交換時にタイヤ、ブレーキ、及び足廻りの点検をして、ついでに法令12ヵ月点検も合わせてDIYで行いました。  

昨年末にユーザ車検1発合格して、エンジンオイルやブレーキオイルは交換済です。 新型コロナ禍の影響で車検後の走行距離が1000Km以下と非常に少なく、今回はオイルやフィルター類の交換は見送りました。  

車検後にブレーキパッドを低ダストタイプに交換しており、ブレーキディスクの交換は見送っていました。 BMWの場合、ブレーキディスクに限界厚さの表記があることを知り12ヵ月点検項目ではありませんが、合わせて交換が必要なのかの確認を行いました。

ブレーキディスクのロータ面を見るとブレーキパッドが当たらない外周と内周部分に段差がついており、この部分を除いた摩耗した部分の厚さをノギスで調べました。 幸いまだ摩耗限界より2mm程度厚さがあったので、ブレーキディスク交換は次回のブレーキパッド交換時で良さそうです。  

因みに欧州車、とくにアウトバーンがあるドイツのベンツやBMWはブレーキ性能を確保するためブレーキローターの減りが早く、ブレーキパッド2回に1回は交換する必要があるケースが多いようです。

ダストが多いのはブレーキパッドとロータが削れて発生しているためです。 低ダストパッドに交換しているので、ローターへの攻撃性が低くなり摩耗も少なくなると思われますが、次回の車検時に再度、ブレーキロータの厚さを確認しようと思います。 

ブレーキローター交換が必要な場合はブレーキパッドと同じDIXCELの純正品同等性能のPDタイプ(1台分で約5万円)にしようと考えています。  ご参考としてスポンサーリンクに貼っておきます。

BMW X3(F25)12ヵ月点検★ブレーキディスク交換?




その他、12ヵ月点検項の結果を防備録として記載します。

舵取り装置

パワーステアリング

・ベルトの緩み、損傷→電動パワステの為、対象外(ディラーの点検記録簿も同じ)

制動装置

プレーキホース、パイプ

・液漏れ、損傷、取付状態→タイヤ交換時に目視点検して異常なし。

ブレーキマスターシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクキャリパー

・液漏れ→これもタイヤ交換時に目視点検して異常なし。

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ブレーキマスターシリンダーは、隠れた場所にありネットで調べて確認しました。液漏れ等の異常なし。 

パーキングブレーキ

・レバーの引きしろ→電動パーキングブレーキの為、対象外 
・効き具合→坂道でATニュートラルにして確認。異常なし。

ブレーキディスク、ドラム

◇ディスクとパッドのすき間→タイヤ交換時に目視点検して異常なし

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パッドの摩耗→リヤ9.5mm、フロント10.5mmで問題なし。 
※BMWの純正ブレーキパッドは粉が多くホイールの掃除が大変なので、昨年、低ダストパッドに交換済です。念のため、パッド交換時に外したボルトの増し締めをいておきました。
◇ブレーキドラムとライニングとのすき間→4輪ディスクブレーキの為、対象外 
◇ブレーキシューの摺動部分、ライニングの摩耗→4輪ディスクブレーキの為、対象外

ブレーキペダル

・遊び、踏み込んだ時の床板とのすき間→目視点検、問題なし。 
・ブレーキの効き具合→通常走行時に確認、問題なし。

走行装置

タイヤ、ホイール

◇タイヤ空気圧(スペアタイヤ含む)→タイヤ交換後調整。スペアタイヤ無し。
◇タイヤの亀裂、損傷→タイヤ交換時に目視点検。異常なし。
◇タイヤの溝の深さ、異常な摩耗→タイヤ交換時に目視点検。異常なし。
◇ホイールボルトの緩み→タイヤ交換時に規定トルクで調整。

動力伝達装置

トランスミッション、トランスファーギアボックス


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◇オイル漏れ、量→異常なし。ATフルードは、メーカーが交換しない事を推奨しています。交換した場合、特に多走行車は不具合が出るケースがあるようです。 
上の写真のレベルゲージはエンジンオイルです。次回オイル交換はここから上抜きでやってみようと思います。
 

プロペラシャフト、アウトプットシャフト

◇連結部の緩み→タイヤ交換時に目視点検、異常なし。

クラッチペダル

・遊び、切れた時の床板とのすき間→AT車の為、対象外

電機装置

バッテリー

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・ターミナルの緩み、腐食による接触不良→リアゲート下のバッテリーを確認。異常なし。  因みに昨年8月にDIYでバッテリー交換済

点火装置

◇スパークプラグの状態→ディゼルエンジンの為、対象外。
・点火時期→ディゼルエンジンの為、対象外。
・ディストリビューターキャップの状態→ディゼルエンジンの為、対象外。

原動機

本体


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・排気ガスの状態→目視点検。異常なし。
・CO、HCの濃度→ディゼルエンジンの為、対象外。
 
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◇エアクリーナエレメントの汚れ、詰まり、損傷→目視点検。異常なし。念のためエアーガンで清掃。

潤滑装置

・オイル漏れ→目視点検。異常なし。

冷却装置


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・オルターネーターベルトの緩み、損傷→触手、目視点検。異常なし。 
N47クリーンディーゼルエンジンはベルトプーリー摩耗のトラブルが多いらしく、ラバープロテクタントを塗布しておきました。
 
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・クーラント(冷却水)の漏れ→問題なし。
※リザーバタンクのキャップを交換後、冷却水が減らなくなりました。

排気装置

エキゾーストパイプ、マフラー


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◇取付の緩み、損傷、腐食→触手、目視点検。異常なし。

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◇遮熱板の取付の緩み、損傷、腐食→触手、目視点検。異常なし。

日常点検

・ブレーキ液の量→目視点検、異常なし。
・バッテリー液の量→目視点検、異常なし。
・クーラント(冷却水)の量→異常なし。
・エンジンオイルの量→車載モニターで確認。異常なし。
・エンジンの始動具合、異音→走行時確認。異常なし。
・低速および加速時の状態→走行時確認。異常なし。
・灯火装置と方向指示器の点検/点滅具合、及び汚れ損傷→目視点検。異常なし。

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ウインドウウオッシャーの量→調整。 
・ウインドウウオッシャーの噴射状態→走行時確認。異常なし。 
・ワイパーの払拭状態→走行時確認。異常なし。

点検記録

最後に点検記録簿に、ブレーキパッドの厚さ、タイヤ溝の深さ、署名、点検の年月日、総走行距離等を記載して終了です。今回も調整したのは、ウインドウウオッシャー液程度で、日常点検レベルのものでした。

フロントガラスに点検時期のシールは個人では入手不可です。シールが貼っていないのは問題ない(確認された場合は自分で点検済と言えばOK)との事なので、気になる方は剥がしておた方が良いようです。

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