新型コロナウイルス禍で、換気をこまめにする必要があり暖房の効率を上げることは省エネのためにも良いですね。
因みに我が家は30年近く前のハウスメーカーで新築していますが、当時はアルミサッシ単板ガラスが主流で、樹脂サッシやダブルガラスは寒冷地向けのオプション設定でした。
ここ5年位で温暖な地域でも断熱性能を上げる動きがあり、ダブルガラスが標準になり窓枠はアルミ製や樹脂とアルミの混合したものが使われるようになっているようです。
ガラスとアルミは断熱性能が非常に低く、熱損失が高いため窓の断熱対策が一番コストパフォーマンスが高いようです。
欧米では窓枠を家の中から交換可能な構造になっているそうですが、日本では外側の壁を壊す必要があるらしくサッシごとの窓交換は非常に高価になるようです。
30年程度で建て替えることが多かった日本では、窓の交換などは想定していないということのようですので内窓を追加するというのが現実的ですね。
幸い我が家の躯体自体は、まだまだ使えそうなので建て替える必要性は感じていません。築30年目の再来年に点検と外壁や屋根のリフォームを予定しています。
昨年リビングに取り付けた内窓は、光モールの内窓フレームセットでポリカーボネートパネルを別途入手して窓の大きさに合わせて加工するものです。
1年経過していますが、フレームやポリカーボネートパネルの劣化はなく戸車付きで開閉の動きもスムースです。
サッシメーカの樹脂製フレームでガラス窓の内窓も販売されていますが、窓枠の幅が約80mm必要で我が家の窓枠は加工が必要になります。
耐久性や見た目はサッシメーカ製の方が良さそうですが、比較的高価で断熱性能はガラス窓よりポリカーボネートパネルの方が良いと思われます。
取付ける窓枠の高さと幅を調べておけば、付属の説明書にそれぞれの部材のサイズの計算式が出ているので、金鋸やカッター(別途用意する必要あり)で切断します。
窓枠を掃除して脱脂してから、横カバーと上下レールを両面テープ(これも別途用意します)で固定します。横カバーの中に上下レールを挟むように設置します。
窓枠とポリカーボネートパネルの切断サイズを間違えないように加工して、窓枠にポリカーボネートパネルを嵌め込んで最後に戸車を下枠に取付けます。
窓枠とポリカーボネートパネルの嵌め込みは結構固いので、ゴムハンマー等で窓枠で軽く叩くと簡単に組立てることができます。
組立てたポリカーボネートパネルの窓を窓枠に嵌めて窓の取っ手を付けて、開閉具合や横枠と窓の収まりを調整して設置完了です。
昨年、2か所に設置していることもあり、始めてのDIYではないですが1か所2時間から3時間程度掛りました。
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