排気室用に用意した材料は、厚さ0.5mmと0.8mmのアルミ板(300mm×400mm)と耐熱温度316度の耐熱アルミテープと厚さ10mmの車用消音断熱マット(100cm×40cm)です。 厚さ0.8mmのアルミ板で消音ボックス内に排気室の隔壁を作り、排気室内壁に車用消音断熱マットを張り付け更に耐熱アルミテープを張り付けました。
隔壁用のアルミ板の中央付近に発電機の排気口に合わせて穴を開けて、両端を折り曲げて消音ボックスにスクリューネジで固定しました。 0.5mmのアルミ板は排気室の蓋用に2つ折りにして角をハサミで切断後ディスクグラインダーで面取り加工しました。
排気室の蓋用に加工したアルミ板にも車用消音断熱マットを張り付け、更に耐熱アルミテープを張り付けました。 これで排気室の断熱防音効果がかなり上がりそうです。
そして排気室外側に設置した12V電動ファンと同じものを消音ボックスの側面に穴あけして外側に金属製ファンガードを付けてネジで固定しました。 音漏れを極力防ぐため、小さめの直径8cmのものにしました。排気熱を排出すると同時に吸気用ガラリから外部の空気を吸い込むのが狙いです。
これで、現時点で思いついた改良は全て行いましたので再度、発電機を動かして試運転を行ました。 体感上の消音効果はそれ程変わりませんでしたが、スマホアプリの騒音計で消音ボックスに入れる前後の騒音を計測してみました。
発電機から1m以内での計測結果は消音ボックスに入れる前が72~78dbで、消音ボックスに入れた状態が70db~76dbと約2dbの消音効果を確認できました。 ベランダに発電機を設置してエアコンを駆動した状態での窓越し至近距離で60~70db、1m程離すと60db位で耳障りな高温がかなり無くなるので、日中の使用は問題無さそうです。
ただし、約1時間の試運転後の排気室と消音ボックス内部を触手確認しましたが、触れない程の高温になっていました。長時間運転にはもう一工夫必要そうです。 後は、外階段下スペースをコンパネで囲んで内部に防音加工をして防音効果と廃熱効率を上げてみたいと目論んでいます。
発電機の消音BOX改良その2
消音ボックス改良後の試運転
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