バッテリーも同様に車用の40Ahのものに接続しているので、約20Wの待機電源で2時間程度はバックアップ可能です。この部屋にはアース付きコンセントが無く、別の部屋のエアコン用コンセントからアース線を延長して接続することにしました。
一般的にアースの目的は漏電時にブレーカを確実に落とす(アース無しでも落ちるようです)ためと、ノイズ対策ですが、UPSの取扱い説明には必ずアースを取るように記載されており、アース無しではサージ機能に影響がある可能性がありそうです。
用意した物
・アース端子付きコンセント
確実にアースするため、既設コンセントをリプレースします。
※新築後30年近く経過しており、コンセント自体の老朽化対策を兼ねて交換することにしました。
・アース線付き変換コネクター
UPSの3又コンセントをアース線と2又に変換するアダプターです。
※通常、UPSに付属していますが、中古品を入手したため付属していませんでした。
・サージ機能付きコーナータップ
UPS本体にもサージ機能が有りますが、念のため電源を取るコンセントに使用します。
※結構安いので、簡易サージ対策としてはこれで十分かも知れません。
・アース用ケーブル
アース専用ケーブルが1.25sqでしたので、同じ1.25sqの2芯10mのものにしました。
アース配線
・リビングのエアコン用コンセントのアース端子に延長コードを接続します。
・延長コードをカベの隅を這わせて配線します。
※リビングの中型UPSにもアースを取るため途中で2又に分離させています。
・UPSの電源を取るコンセントをアース端子付きに変更
この作業は電気工事士資格が必要です。
作業自体は2芯VVFケーブルを抜いて新しいコンセントに挿しこむだけです。
・アース端子に延長コードとアース線付き変換コネクターのアース線を接続します。
※アース端子のネジを緩めて接続するアース線を挟んで締めるだけです。
・サージ機能付きコーナータップにUPSのコンセントにアース線付き変換コネクターを経由して接続して終了です。
※UPS3箇所に同様の作業をしたので3時間程度掛かりました。特に光終端装置やWIFIのバックアップに使用しているUPSは、隣の部屋から壁に穴開けしてアース延長したので時間が掛かりました。
APC RS550のバッテリー交換(大容量化)
前回、中型UPSのSmart-UPS 750(STM750J)のバッテリー交換しましたが、若干交換方法が異なるので交換作業を動画撮影しました。
・接続しているコンセントを抜いて電源を落とします。
・内部の滞留電流を放出するため、背面の「サーキットブレーカー」ボタンを押します。 ・底蓋を開けてバッテリーを取出し、接続端子を外します。
・外した接続端子に交換するバッテリーのケーブルを接続します。
・電源を入れて、起動することを確認します。
交換用バッテリーの準備した動画もご欄下さい。
バッテリー交換後のUPS動作確認
・コンセントに繋いだ状態で消費電力約20W、バックアップ時間約140分です。
・コンセントを抜いて、バックアップモードにします。バックアップ時間は若干短くなりましたが約2時間は持つことが確認できました。
・コンセントを元に戻して動作確認終了です。
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