2019年8月5日月曜日

VWポロ(6R)コーディング⑥車速対応ワイパー

オートワイパーではないのですが、LowやHi位置でも信号等で停車している間は自動で間欠になる機能。 小降りの雨天などでLow位置でワイパーを使用している場合、停車時に雨滴が少なくなり手動で間欠位置に切替える手間が省けて便利ですね。

このような木目の細かい機能は日本市場からの要求だと想像できますので、標準でこの機能がOFFになっている理由は良く分かりませんが、コーデイングで機能を有効にすることが出来ます。



因みに間欠を示す「INT」はIntermittent(インターミッテント)の略で一定の時間毎にワイパーを作動させる間欠ワイパーです。断続的な雨で、雨量が少ないときに最適。 この車両は作動間隔を自分で調節もできるスイッチが付いています。

今回のコーデイングとは別になりますが、バックギアに入れるとリヤワイパー作動する仕様をコーディングで無効化できるようです。 動作確認などしておりませんが、ご参考にコーディング内容を記載しておきます。
・「select Control Module」→「09- Cent Elect.」→「Coding-07」を選択。
・「Long Coding Helper」を選択してLong Coding Helperを起動。
・Byte21→Bit 6:(Automatic Rear Window Wiping with Reverse Gear activ)のチェックをOFF。

 <注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。

OBD接続とVCDSの起動・コーディング




・OBDケーブルを車両とPCに接続してACC電源ONにします。
・VCDSを起動し、エラーが出ましたがスキップします。
・「select Control Module」→「09- Cent Elect.」→「Coding-07」を選択。
・「Long Coding Helper」を選択してLong Coding Helperを起動。
・Byteを選択して、設定ヶ所を調べて行きます。
Byte14→Bit 7:(Speed dependent Wiper Stage Activation activ)のチェックをONにします。
・「Do It !!」を押下して、数秒後にコーディング完了 

※バッテリー上がり防止のため、充電器で電流供給しています。
※マイナーチェンジ後の6C車両は、MQB以降のコーデイング方法となり上記の方法とは異なります。

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