2019年8月5日月曜日

VWポロ(6R)コーディング④車速感応ロック

ロック関係のコーデイングをしました。時速15kmを超えるとオートロックする機能と、停車時にキーを抜いたり全席ドアレバーを引くだけでアンロックされる機能です。後席等でもドアレバーを引くだけで、アンロックするので運転席側でアンロック操作が不要になります。


海外では外からドアを開けられないようにするのが主目的だと思いますが、残念ながら日本でも煽り運転やマナーの悪い運転者が増えたこともあり、不意にドアを開けられることを防止できますね。

一時期、緊急時にドアが開かなくなるとの問題がクローズアップされたこともありますが、ドイツ車の多くはドアレバーを引くことでアンロックする仕様のようで車速感応ロック時も機能します。逆に走行時にドアレバーを引くとアンロックされるので注意が必要です。

因みに車速感応ロックとは関係ありませんが、リモコンキーのロックボタンを一回押して運転席窓の赤いの点滅状態では、運転席のドアも内側からは開けられないようです。二回押すと内側から開けられるようになります。車内に人を残してロックする場合は2回押しすることをお忘れなく

<注意事項> 
・コーディングは、オリジナルの状態に変更を加えるので、ディラーの保証が受けられなくなる可能性があります。 
・また、誤操作などで車両に異常が発生する可能性も有りますので、あくまで自己責任です。 
・当方、趣味の範囲で行っており、手順上の誤りもある可能性があり、サポートなども一切出来ませんのでご了承下さい。

OBD接続とVCDSの起動・コーディング




・OBDケーブルを車両とPCに接続してACC電源ONにします。
・VCDSを起動し、エラーが出ましたがスキップします。
・「select Control Module」→「09- Cent Elect.」→「Coding-07」を選択。
・「Long Coding Helper」を選択してLong Coding Helperを起動。
・Byteを選択して、設定ヶ所を調べて行きます。
・Byte0→Bit 3:(Auto-Unlock(Unloking when Removing the Ignition Key)のチェックをONにします。
・Byte0→Bit 4:(Auto-Unlock(Automatic Loking avove 15 km/h))のチェックをONにします。
・「Do It !!」を押下して、数秒後にコーディング完了 

※バッテリー上がり防止のため、充電器で電流供給しています。
※マイナーチェンジ後の6C車両は、MQB以降のコーデイング方法となり上記の方法とは異なります。

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