2018年11月6日火曜日

車中泊装備(基本編)

気ままな車中泊に憧れていたのと、災害時の活用を兼ねて装備したものを紹介します。

一晩、自宅車庫で就寝してみましたが、エアーマットの下に1cm厚さのアルミ防湿シートを敷いても腰の当たりの固さを感じたので、クッションマットを追加しました。

防寒用に別記事のサブバッテリーの12Vで給電可能な省電力電気毛布も買いました。 目隠しは、廃品段ボールに100均の保温シートを張っています。換気用にPC用ファンを後部座席窓の目隠しに埋め込んでいます

画像に映っていませんが、反対側の窓に吸気用スリット付きの窓枠を作成して設置しています。窓ガラスで挟み込むように加工して網戸用の網を貼りました。

画像

リアゲートから社内を見た画像です。助手席を少し前に移動すれば足を延ばして寝ることができます。災害時はテーブルを置いてある位置にマットを敷いて、2名までなら宿泊できそうです。

暑さ対策

YOUTUBEで、多数紹介されている簡易クーラーを作りました。

普段は収納として利用可能なように収納BOXの内側に保冷シートを張り、上部に換気用にも使用したPC用ファンと空調用吹き出し口を取り付けて、内部に保冷剤を入れ、スマホ用のモバイルバッテリーのUSB電源でファンから冷機を押し出す仕組みです。

湿度が上がるのが欠点です。 PC用ファンは5V電源で消費電流も少なく、20000mahのモバイルバッテリーで一晩以上動作しますが、保冷剤の方が3時間程度で溶けてしまします。 車内空気の攪拌と体感温度緩和を期待して、USB電源扇風機を合わせて購入しました。

この扇風機は充電可能な5000mAhバッテリーを内蔵しており1晩以上連続稼働可能です。5VUSB電源付きなのでモバイルバッテリーからの給電可能です。これも消費電力は少ないですが、風量は顔に近づけると涼しく感じるものの、体から離すとパワー不足は否めません。固定用クリップも付いているので、車内設置にも便利です。

ペルチェ素子

簡易クーラーのパワー不足を補う方法がないか、模索していたところ、冷蔵庫にも使われている「ペルチェ素子」なるものが有り、amazonで安価に入手できることが分かり、後部座席窓に設置する換気用PCファンの横に取付けました。 

12V電源で、ペルチェ素子と電動ファンに電源供給できるように、両方の配線をシガーソケットに接続できるようにしました。動作電流90mAなので、40000mAHのサブバッテリーで400時間位稼働出来る計算です。

 局所的ですが、かなり強力な冷風がでて、ヒートシンクに結露するので、受け皿を付けました。簡易クーラーから湿気が出るので、これと併用して湿度対策にもなりそうです。

流石に今年の猛暑では、車中泊する気にもなりませんでした。

画像

自作クーラーを上から見た画像です。後席足元に設置して冷機をUSB扇風機で攪拌するようにしています。大き目の発砲スチロールクーラーボックスも試しましたが、場所を取るのと、この位置には設置できませんでした。

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